横浜ベイスターズ 様 ♡ | 掛軸工房 (株)五番館の仲間たち

横浜ベイスターズ 様 ♡

 

 

 

プロ野球日本シリーズが11月4日(土)に幕を閉じました。

 

30年以上ずっと横浜ファンの父ちゃんにとっても

今年の8月から、にわかファンになった母ちゃんにとっても

熱い熱い季節が終わりました。

 

今年の夏、長良川球場でのDeNA戦に出かけ

遠い昔にすっかり忘れていた野球観戦の楽しさが蘇って来ました。

そう、母ちゃんは独身時代、ドラファン でした。

 

会社の先輩の影響で仕事が終われば電車に飛び乗り ナゴヤ球場

あの頃は紙吹雪や紙テープを仕事中にせっせと準備してたっけ。

ただのミーハーだった私。野球の事などさっぱりのくせに、

選手の追っかけだけは一生懸命だったような…

 

そんな中途半端なファンだったから結婚後はすっかり興味も無くなり、

我が家の夏の風物詩でもあるTVの DeNA戦 には無関心。

応援歌も、ただの雑音のように聞き流していました。

 

今、振り返ればこの30年余り、

私はなんて勿体ない夏を過ごして来た事か💦

父ちゃんに、たったひとりで寂しい野球観戦をさせていたなんて💦

 

長良川球場での観戦時には、

恥ずかしながら、筒香山崎も知らなかった母ちゃんですが

1ヶ月後には選手の名前、性格、ポジション、応援歌までマスターし

ツーシームがなんぞやも分かった(笑)

気づいたら毎日の生活の中に、どっぷりと DeNA が住みつきました。

 

折しも薬師岳登山中は、CS進出がかかった大事な試合の最中

もう居ても立っても居られない心境で

標高2900mの山小屋の中、

電池残量僅かなスマホから、何度も何度も野球情報をチェック。

 

しかし下山後帰宅すると、リュウゾウが歩けなくなっていて

悲しい現実と向き合う日々となりました。

 

そんな中で唯一、心のよりどころだったのがDeNAの躍進

 

クライマックスシリーズのファーストステージ

土砂降りの甲子園。泥んこになって懸命に戦う両選手の姿に

再び立ち上がって外に出ようとするリュウゾウを重ね涙が出ました。

 

何度も何度も、もうだめか、ここまでか、、とハラハラしたが

崖っぷちから這い上がって日本シリーズへ

 

リュウゾウが天に召されてからも、必死で応援した。

応援している間は寂しさを紛らす事が出来た。

 

4日の第6戦。延長11回の末、DeNAは4対3で敗れた。

悔しさと寂しさがこみ上げて涙が溢れた。

DeNAの長い長い決戦の日々とリュウゾウの闘病の日々が重なって

その夜はなかなか眠れなかった。

 

翌朝、Yahooニュースでラミレス監督と筒香キャプテンの言葉を読んだ。

「来シーズンのリーグ優勝に向けて練習あるのみ」

皆、もう前に向かって進んでいる。

 

私も立ち止まってはいられない。前を向いて歩こう。

 

沢山の勇気と夢、感動をくれた横浜ベイスターズの皆さん

本当に有難うございました。

 

来年はもっともっと球場に足を運び

目一杯応援させて頂きます。

 

ドラファントッキー、徳さん、オレンジとの応援合戦も楽しみです。