京都伏見の榎本文房具店 モヤモヤ感想
これもタイトルからして日常系ミステリーだろうという事で購入。きっと文房具に詳しい主人公の蘊蓄とそれに関する推理が楽しめるんだろうなと思っていました。※以下ネタバレあり主人公が高校時代に所属していたイラスト研究会の仲間でもあるイラストレーターの友人が自宅で死亡した状態で発見されます。自殺か他殺か不明な状況の中、現場にノスタルジック・ブルーのインクが残されていたために、主人公は他殺だと推測します。その理由は…ノスタルジック・ブルーのインクは主人公たちイラスト研究会仲間にとっては特別な意味を持っていたから。またこのパターンきた。読者は知らないけど登場人物だけは知っている情報によって現れる真相。いや、別にいいんですよそのパターンでも。ただね、それを犯人を追及する段階で初めて開示するのはいかがなものかという話しなんですよ。「犯人はお前だ! なぜならノスタルジック・ブルーはイラスト研究会仲間にとっては特別な意味を持っていた(今までまったく出ていなかった情報)からだ!」とか明かされても、こっちはモヤモヤしかないんですわ。そういう情報は事前に書いておいて欲しいんだってばよ。後出しジャンケンが過ぎるよーしかもこの犯人、自身もイラストレーターになりたかったみたいな過去あったけど、それなら高校時代イラスト研究会に所属していなかったのは不自然では?被害者には敵わないと思って諦めたみたいな感じのことも書いてあったけど、イラスト研究会に入ってなかった理由がそれだとしても、高校時代に被害者に敵わないから諦めるって悟ったのだとしたら早すぎない?まだ10代だよ?うーんモヤモヤがつのる…この前のエピソードでも、真相判明段階で「実は同じ万年筆を使ってました」という新情報が出てきたところでちょっとモヤっとしたんだよな…まさかそれ以上にモヤモヤする羽目になるとは思いませんでした。