私、この小説は「小説家になろう」でさらっと読んだ程度なのですが、その中でモヤモヤしたエピソード。
※ネタバレ注意
主人公の訪れた先で、おやきを食べたら体調を崩してとにかくヤバいという男性に遭遇します。
男性の友人によると、古いおやきを「焼いたら大丈夫」と言って気にせず食べたからでは?との事。
食べられずに捨てられていた他のおやきを調べると、中の具が糸を引くので確かに食中毒っぽいが……
という内容(だったと思う)なのですが。
結論からいうと、具の中に混ざっていた毒キノコの仕業でした。そのキノコは熱を加えると糸を引くので、男性の症状と照らし合わせると間違いない!
のですが、肝心のなんのキノコかを主人公が明かさないんですよね。
「摂取するとそういう症状を引き起こすキノコがあります」
みたいな言い方しかしない。
こちらとしてはなんていうキノコか知ってスッキリしたいのに、これでは生殺し状態。
この小説の舞台が 「中華風の異世界」 なので、もしかして異世界だけに存在する架空のキノコを登場させてるのか……?
とか疑ってしまいました。
実際にそういう症状を起こすキノコ自体は存在するらしいんですが、それを調べる労力を読者に課すのもどうなのかなーという個人的な印象です。
知識を得たいがために本を読んでるところもあるので、肝心なところを伏せられるとちょっとね……。
ていうかなんで伏せるの!? 伏せる意味ある!?
たかがキノコの名前だよ!?その名を口にしたら死ぬ呪いにでも掛かってるの!?
もっと素直に主人公さんsugeeeeeさせてほしい。