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Bein' aware of wisdom

高認取って大学受験した人のブログ

センタープレ自宅受験は予定通り進んでいます。
(入試と全く同じ時刻に解いたわけではないですが。)

現在、地歴・公民・国語だけ終わり、これから英語筆記をやる予定です。

本番と同じく、自己採点は2日目の日程が全部終了してからまとめて行うことにしますので、多分明日には全教科の点数が分かることになると思います。

各教科の手ごたえは・・・

日本史・・・良くも悪くもまぁ普通。92点はおそらく無理。85点は超えてほしいところですが・・・。

倫政・・・倫理分野はまぁまぁ。ただ、倫理で時間を使いすぎたせいで政経で時間が余らなかった。自信も全く無い。80以下の可能性も充分ある。っていうか蓋然的にありうるw70は切らないでほしい・・・。

国語・・・古漢までなんと50分も使っちまい、30分で現代文を解くことに。でも、現代文が思いのほか簡単だったので、多分そこまで酷いことにはなってない筈・・・。希望をもてば160。ひどけりゃ140以下もありうる。本当に国語は安定しませんな。
(ただ、国語のカンは尽くハズれますので、アテになりませんww)


感想として、まだまだ未熟だなぁと思いました。
特に国語と政経分野。この2つは明らかに時間配分がクソすぎました。

ただ、時間を使いすぎたとは言えど、古漢の成長ぶりはあると思います。
まぁ文章が簡単すぎた(古文)ってのもあるんですが、結構行ってると思いますね。
意外に自信が無いのが漢文。最後の最後で答えいじりまくったからなぁ・・・。まぁ、根拠があっていじったわけだけど。書き下し文にする問題は多分間違えました。でも、この問題に5分以上使いました^^;無駄です。

この3教科で、平均8割超えたらハッピーです。
(7割は多分超えたと思うんだけど・・・。)
今の所は目標点数に及ぶ可能性は充分保ったままだと思ってます。
(全ては国語次第ですが・・・。)

今日の英語筆記では最低190、そして、理科で85点、数学で175点を確実に取れれば、目標点数には届くんじゃないかなぁ~と思います。
ま、とりあえず、良くも悪くもこの成績で一喜一憂してる場合じゃないですがね。
今日は、満を持して、父と一緒にセンター試験の会場までのコースを下見に行って来ました。

本番で遅刻したら洒落にならないですからね・・・。

そして、その後は100均で、二次試験出願に必要な書類を申請するための茶封筒を買いに行きました。
後は収入印紙が必要なので、明日郵便局へチャリで行こうと思います。


で、その後は・・・父としばらく雑談。スポーツの話とかしてたら、気付けばこんな時間。
受験生はリラックスせよ・・・ってはよく言われますが、これはダメだろ。

まぁ、明後日から皆仕事だし、明日は勉強しに出かけるので、おそらく明日からは集中できると思います。
(っていうか、明日から河合のセンタープレを解く予定ですからね。)


というわけで、今日やった勉強は、黒本ⅡBの第3回だけ・・・。
結果は、92点・・・。

本当は94点だった(言い訳)のですが、ベクトルの面積問題でつまらんミスを・・・。
全体で言えば、ミスった箇所は、微積1ミスとベクトル2ミス。
本当は、微積は満点が当たり前なのですが、どう考えても問題的にウエイトが高すぎて・・・。
(その証拠に、数列は10分ぐらいしかかからなかったにも関わらず満点ww)
2012年のような場合を除いて、センターⅡBこそ90点以上取らなきゃならんので、こういうミスが命取りになります。

まぁ、ⅡBの方は調整できそうです。
(本番で死ぬほど難化したら死亡するかもしれませんが、まぁその時は皆解けないでしょう。)

問題は、ⅠA・・・。
ここへ来て、マジで90点超える気がせん・・・。

なんせ、地雷踏みそうな設問が多いですからね。
(論理と集合、平面図形、確率・・・全部僕にとって危うい分野です。)

その点、ⅡBはベクトル以外はあまり死亡することがないので安定して点取れますね。

まぁ何度も言ってますけど、最終的には確実に175点取れれば自分の中ではギリギリ合格ラインですので、そこまで気にしないでおこうと思います。
(ただ、難化したら170切り、もっともっと難化したら160切りも覚悟しないとならないでしょう。)


センター数学は苦手なだけに、何とか並レベルか易化であってほしいものですけどねぇ・・・。
(噂では今年のセンター試験は難しくなるとか・・・。まぁ所詮噂ですけどね。)
勉強の息抜きに、先ほど平成教育委員会のスペシャルを見ていた所、何とアイドルにして全国模試1位を取った現役女子校生(同い年)の方が出演されてました。

しかも、駿台模試で1位・・・。こんなにべっぴんさんなのに、自分の頭脳とは次元が違うんだろうな~と思いながら見ていると・・・。

実際は、「駿台・ベネッセマーク模試」のしかも「英語」だけだったようです。

・・・それ1位何百人もいますやん!(笑)

マーク模試の英語なら、自分も去年取りましたしね。
「ちょwww満点かよwww」って思ったら、1位が700人ぐらい居ましたww

なので、まぁ別にいいんですが、正直この表記は如何なものかと思いましたねw

高校生クイズに出てる、駿台模試の全教科総合で全国1位取るようなバケモノみたいな高校生なら分かるんですが、こういう場合は「全国模試1位」って言うべきではないような・・・。
こう言うと、普通の人は総合教科で判断しますからね。模試もとい入試ってのは複数教科で競われるものですから。
自転車競技で区間トップだっただけで「トライアスロン1位」っては言わないのと同じようにね。

まぁ、アイドル兼業で受験生してこの成績なら、文句無しと言うことなのでしょう。
(実際、部活やりながら~とか言うレベルの多忙さとは違うでしょうしね。)

で、クイズの方はと言えば、英語の問題は一問も出題されませんでした。
英語を強みにして呼んだゲストなのだから、もう少し英語の問題を出してあげないと・・・っても思いましたけども。



と、ここで閑話休題。

今まで二次数学やりまくってたんですが、今日からセンター数学に切り替え。
黒本の恐ろしく点数が低かった回のものを解き直してました。

3回と4回をやったんですが、

3回:80点
4回:85点


・・・・・

前に解いたことある問題なのに、このザマ。
アホみたいなミスまだまだしちゃってます。前には出来た問題までミスったりしてます。

まだまだ勘が戻ってませんねぇ。
ⅠAは80点台後半出さないと困るんでねぇ。
簡単な問題なら90点超えるけど、他では超えない。
これじゃぁダメですね。

とりあえず、もう少し対策に講じたいと思います。

で、火曜には今年度のセンタープレ解く予定ですからね。
ここで175~180点を手堅く取るには、ⅠAの二次関数満点+他の大問でどんなに酷くても3ミス以内。
が最低条件です。
さすがにセンター直前期とあって、パソコンはほぼ封印してるに近いので、ブログの更新も疎らになって参りました。
(内心、ちょっと安心してます笑)

さて、センター試験の包括的な実戦演習がまだなので、来週の月・火あたりを目処に、当日受験せずに、まだ未開封のままだった河合のセンタープレをまとめて解いて合計点の目安をつけたいと思います。
(ただし、リスニングは無いようなので、リスニングは抜き。)

目標点は・・・そうですねぇ~。リスニングが無いことですし、最低8割6分は取りたい所ですが・・・。

まぁ、どんなに酷くても8割は超えてくれないと困りますね(笑)

いくらセンター苦手とは言え、どんなに大失敗しても、8割取れないんでは話になりませんから。
(いや、京大志望なら、8割でも話にならんのですがね。9割取って当たり前の世界ですから・・・。)

目標点数を具体的に書くと、

国語:150

英語:192

ⅠA:90

ⅡB:90

日史:92

倫政:84

生物:84

合計:782


超える自信は・・・・あんまり無いです(笑)
特に、日本史・国語・数学は、この点数を取れる確率は、4~5割かそこらといったところでしょう。
(勉強量から言えば、センター国語は160と踏んでもいいぐらいなんですが、如何せんスランプ気味が続いてるので・・・。)

京大受験生なら取れて普通の点数。されど、自分には高いハードルです。
こう考えると、この点数が理想なのかもしれん。

まぁ、この点数に及ばなくても、最低720(8割)取れれば、多分京大出願の意思は変わらないと思います。
・・・と保険をかけておきますが、本当に大丈夫なのか・・・?


まぁ、いずれにせよ、もうあと1週間。やることやって健康に気を付けるだけなので、良かれ悪かれ一喜一憂はしないでおこうと思います。
興は日本国民の一致した願いである。しかし、それを導くべき政治指導者たちは、ちょうど昭和10年代初頭のように、四分五 裂化して小物化している。国難に直面すれば、必ず『明治維新』が起こり、『戦後改革』が起こるというのは、具体的な歴史分析を怠った、単なる楽観に過ぎな い。
(「日本近代史」より抜粋)

 
一昨日読み終えた約450ページにもわたる著書です。

上の言葉は、本書の最後の方に書かれていたものであり、かつ表紙下の方に書かれていたものでもあります。

いや~長かっただけ最後まで読み終えた時は
達成感がありましたね。
僕は近代史を日本史という科目でしか勉強してこなかったので、「そうだったのか!」「そういう見方もあるのか!」の連続でしたね。
日本史を熱心に勉強しておられる方からすれば常識なのでしょうが、無知な僕からすれば大きく分けて以下のこと非常に勉強になりました。


「平民宰相」と言われる原敬は、実は普選反対論者であり、保守色の強い政治家だった。
これは後で調べてみると割と常識みたいですが、通史を勉強していくだけでは知りえない事実でしたね。事実、僕は通史を始めて勉強したとき、原敬の総理時代が1918-1921年で、普選成立が1925年であることに、疑問を持っていました。
「どうして平民宰相と呼ばれる原敬の時代に普選成立がなされなかったのか」と。
ですが、本を読んでみて、そういうことだったのか、と腑に落ちました。

②桂園時代は官民調和体制とも言える。
まずどうして桂園時代があれほど長く続いたのか、ということからして疑問を持たないといけないのですが、それを考えた時、これ納得のいく説明ですね。

二・ニ六事件以後も、軍部を批判する余裕は国会にあったし、国民も批判的であった。
教科書なんかだと、「ニ・ニ六事件以降、軍部の発言力が強まり、日本はファシズムへと傾倒していった」みたいな感じで説明されるので、これだとあたかもニ・ニ六事件で国会が何も言えなくなったみたいな感じですね。

ただ、そうではなかったようです。
それを示す代表的なものが「割腹問答」と呼ばれる、政友会の浜田代議士と寺内陸の論争です。
ニ・ニ六事件の後、軍部の独裁傾向を痛烈に批判した浜田代議士に対して寺内陸相が「軍部を侮辱する発言ではないか。」と返答。それに対し浜田代議士が「速記録の私の発言を調べて侮辱するものがあれば私は割腹して謝罪しよう。もし無ければ、即ち君が割腹せよ。」と返した、というのが一連の流れです。
正直ニ・ニ六事件の後にここまで痛烈な軍部批判があったというのは初めて知りましたし、驚きましたね。

④石原莞爾は、日米戦争時、非戦論者であった。
「世界最終戦論」で知られる石原は、日米戦争に反対していたということも、初めて知りましたね。
正直言って僕は石原莞爾はバリバリの右翼で過激派なのかと思っていましたが、大きな勘違いをしておりました^^;
ただ、彼は愛国者であり、物凄く頭のキレる軍事だった、というイメージはありますけどね。
 

⑤日本のファシズム化は、「政治家の小物化」が原因。
これは記事の最初の文章からも何となく推測されることですね。
ニ・ニ六事件の後著しく軍部の発言力が増したというよりは、明治期と違い政治家そのものが小物化してしまい、日米戦争や日英戦争を回避できるほどの指導者がいなかった。これが太平洋戦争に至った最大の原因だと、坂野先生は仰います。
(もっとも、上で述べた石原莞爾や宇垣一成総理になっていれば、ひょっとすれば戦争回避も可能だったかもしれない、とも先生は分析しておられます。)

そして、著書の最後では、「2011年に大震災を被った現在は、戦後というよりも、ニ・ニ六事件後の1930年代後半に似ている」と論じています。
そして、それこそが先ほど述べた「政治家の小物化」起因するものであるということです。
毎年総理が変わる現在の日本は、確かに政治家が「小物化」していると言えるし、それゆえに安易に「維新だ」「戦後改革だ」と騒ぐのは、歴史分析を怠った単なる楽観に過ぎない。

これが、この本の最後に書かれていた論旨です。


まぁまだまだ分からないことの方がずっと多いですし、この本の中でも難解すぎて良くわからなかったり、知識が足りなさ過ぎて読解に時間がかかる部分も沢山ありましたので、もう1度読み返してみたいと思います。