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FiX the RIGHT WAY..... IN MOTION
from model to model as well as from year to year
-Thanks for L@@king-
火の車、何とか今年も悲願のゴール・・・・近し
毎年、毎年、おかげさまです
年の瀬の、ガチャガチャ等もあり、もしかすると年内の執筆も今回が
ひと区切りになるかもです (who knows)
ご依頼ならびに"call and visit"まことににありがとうございました
また、読者の方々、お付き合いいただき大変ありがとうございます
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■ FiX your FALCON ■
大きなダメージを受けたトランスミッションを根性で蘇らせていきます
※実際は根性ではどうにもならないことが多いです
正確な知識と孤独に乗り越えてきた壁がものを言う・・・・かもです
今回は数点"HARD PARTS"もNOS & GOOD USEDで来横しました
来横したドラムも状態はバカいい・・です
ブッシングは交換します
今回のマテリアルはアルミ(合金)系っぽいです
恐らく新車からのモノは“黄銅”製・・・ではないかと思われます
珍ミッションなのでパーツはやや高めですが、手に入るだけ
ありがたや・・・です
フロント側のポンプをキメていきます
シール、ブッシングのほかにポンプユニットもチェックします
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ポンプの心臓部
スリッパータイプ・・・です
ベーンタイプとボールピストンタイプの両方の特製を持ちます
ベーンやボールの代わりに"SLIPPER"を使っています
のちに出現するフォードC4とかはギア式ポンプになっていきます・・・
ステーターサポート
状態はバカいい・・・です
トルコンの中のステーターを保持する感じのパーツです
ポンプと一体化
ステーターがポシャると発進が困難になったり、
車速が数十キロしか出なくなったりします
続いてケツのポンプもバラしてチェックしていきます
こちらはアウトプットシャフトで駆動されます
つまりですリアのタイヤが回転しないと働かないポンプ・・・です
フロント側が吐出しているときはリアのポンプは吐出量を減少するような
しくみになっています その逆もあり・・・・です
ハイギアー側のガチャガチャになったハブも来横
左がアンダーテイカー行き・・のハブです
上面にはガリ傷ギンギンです
このハブもエンジン種類によってクラッチの枚数が変わるため、
高さの違うモノが数種類ラインナップしています
現車ファルコンのモノもドンピシャのモノが奇跡的に
NOSで見つかりました・・・
もしない場合、珍ミッションのヒヤリとするところです
上記PICの白いレタリングの"Fm 59"は
"Ford-o-matic 59年式"ということ・・・でしょうか?
"steel"と"friction"を詰め込んでいきます
最終的なクリアランスは"steel"側でキメていきます
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"Thrust"もパーツがラインナップされていて、ありがたや・・・です
4枚のうち使用するのは1枚だけ・・・です
他のセクションの"Thrust"は種類がないので、新品のモノを
各交換しています
その"Thrust"を100分の1インチ単位の値で1枚のみ
選出していきます
バラす前にメモっておいた"end play"とつじつまが合うモノを選んでいきます
バンドも当時のフォード純正になんとなくこだわりました
1963年当時フォードは栄えていたのでお金もザクザク…回していました
その頃のパーツですので品質もピカイチ
その栄えていたころのフォード社、
翌1964年にはクライスラーヘミ426バージョンがレースシーンに
デビューを果たし、ヘミ撃墜に命を燃やしていきます
ただ、クライスラーと戦いつつも、フェラーリともやりあっていたので、
当時のフォードのマンモスぶりがわかるはず・・・です
映画”フォードvs フェラーリ” よりも
”フォード vs クライスラー”のほうがアメリカンも熱くなる・・・かもです
just i guess
フロント"slipper pump"装着・・・
ジ・end play messurment
多少詰まってます
数値はバッチリ・・・です
動くモノですので、消耗品の交換も大事ですが、
最終的には各クリアランスがインポータント・・・かもです
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バルブボディーも大ダメージを受けています
普段のオートマリビルト時と違い、必要以上の
スチールパウダー&ディスクパウダーがオートマの中をさまよっており、
バルブボディーの各スプールもフリーに動かなくなってしまってます
地道に救出していきます
オイルがドス黒くなってしまう要因はオイルのオーバーヒート以外に、
大量のスチール&ディスクパウダー(切り子)がATFと反応して
ドス黒く変色していく・・・とオートマの専門家の書物からも確認できます
恐ろしい時間が掛かりましたが、バルブボディーは復活しそう・・・です
PIC矢印 チェックボールは1963年からある対策のために
設けられたもの・・・です
2速のオートマでも細かな資料、情報がないと失敗に終わる・・・
可能性は十分あります
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フロント側のバンドは外側のアジャスターで
スペック通りバッチリキメてあります
資料がない場合、"勘”で作業を進めることになりますが、
仕上がりはバカ悪くなり・・・ます
復活祭を迎えたバルブボディーを本体にバックオン
あとはスクリーン(フィルター)とパンを装着して完成・・・です
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側もブランニュー風にしてファルコンに搭載します
2021-1963= 58年
2021+58= 2079
普通に使用すれば西暦2079年まで持ちこたえるはず・・・です
ブレーキもすっぽ抜ける直前・・・・
四輪とも"NEW"にしました
マスターシリンダーと各ハイドロラインもサビでグサグサ・・・・
マスターシリンダーは交換し、ラインは引き直しました
燃料計のパーツも交換
推進軸前後のX-ジョイントも一新しました
今回、Ford-o-matic アルミケース2spdにまつわる貴重な資料も
オーナーよりご提供いただきました
「オートマ失敗相談・・・」・・・もよく寄せられますが、
最終的にはどこかで自爆スイッチを押してしまっている場合が
ほぼほぼ100%・・・かもです
※自爆スイッチの場合、当方でもアドバイスできません
パーツの点数が多すぎます
とうもろこし畑をコロがし最終チェック
- 2021-
お付き合いいただいた方々、
Many Thanks! です
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暮れに、ちゃらんぽらん子孫からも沙汰ありました・・・・