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FiX the RIGHT WAY....... IN MOTION
from model to model as well as from year to year
ご拝見ならびにご拝読まことにありがとうございます
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■ Fix your DE VILLE ■
ザ・フルサイズアメリカン
日本の車検証では全長5メートル80センチ級で記載されていた
時代のクルマです
インチ表示だと全長226,9インチ
フリートウッド60シリーズブロアムは"68"シリーズの中でも
3インチ長いものの、ホイールベースはオール130インチ・・・です
大昔、割と近所にこの辺りの年式 (71-74の丸四顔)の
"75シリーズ"(seventy-five)を普通にコロがしているおじさんがいて
その長いボディにあんぐり・・・といった衝撃を受けた遠い記憶があります
※75シリーズは全長248.4インチ
今回はまんずステアリングボックスのオイルモレ修理です
そして、ハプニングは続き、搬入当日にスターターもパンク・・・しました
Ummm.... 何だかバラした形跡があるかも・・・・です
アジャスター&ロックに白ペン
こうなると事件・・・です
普通にシールとかの交換ではオイル漏れは成敗できない・・・かもです
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バラす前に診断できるところは診断しておきます
この辺りは人間の感覚ではまともに判断をするのは
シビア・・・かもです
ケツのフタに大量のシーラカンス充填の跡
ピットマンシャフトの上のサイドカバーにも
大量のシーラカンス・・・・
ここからもシーラカンス包囲網を突破し結構なパワステフルードが
逃げ出してきます
本来ジャジャモレするところではないので、
内部のハイドロコントロールに問題ありそうです
ただ、シール類は手元にあるので、
敗北宣言(修理不可)も念頭にワントライしてみます
右のステアリングギアが現車キャデラックのモノです
センターの"Tooth"が長くなっているので、ステアリングレイシオが変化するタイプです
高級車に多く使用されているので恐らく新車からこの車両に付いていたモノだと思います
ギアレイシオは12,2~16.0あたりで変化します
一方、この辺りの年代の"saginaw box"の "constant ratio"タイプのレイシオは
確か、15とか17.5あたりです(固定)
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ラックのシールとか交換していきます
ラック側はラックとシリンダーの状態はバカいい・・です
バルブボディやシャフトならびにトーションバーもチェックしていきます
ハウジング側に結構な爆弾が発見されましたが、
リビルトを始めてしまったので、一旦形にして車両にバックオンしてみます
このバルブボディの具合やハイドロフローが悪いと
いつまで経っても音が出たり、ステアリングの左右の重さが違ったり、
引っかかりをドライバーが感じたりします
"BALL"をチェックしてきます カラーは二種類です
"BALL"もサイズがあり、#7-#10まであり、
大きさはコンマ28120"~28154"のサイズがあります
ここはラックピストンの表示を見て判断します
ユニットリペアは時には細かなインフォメーションも重要になるかも・・・です
バラして組み直しただけなのに何だかガッガリ・・・の結果は避けたいところ・・・です
"BALL"をラックピストンにブチ込み完了・・・・
ラックに16コ ガイドに8コのフォーメーションでステアリング操作をしてます
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ラックピストンをハウジングにブチ込み・・・・
ある儀式を事前にしておかないと、ラックのシールが簡単にブチ切れ・・・ます
スラストのプリロードをキメていきます・・・
※ 1-3 in.lbs
ピットマン側のプリロードをキメていきます
ここはギアの遊び調整という変な催眠術にかかっていると
ちょっとヤバい・・・かもです
※ 8-10 inch-pounds.
気楽に回し過ぎると大幅にスペックを飛び越えてしまいます
冷静に考えてみても”プリロード”の調整なので、
遊び調整とは何だかおかしな感じです
遊びの調整は普通”クリアランス”調整・・・・になります
ボールもキレいに鎮座・・・・
プラグとフタを装着して完成です
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ハウジングの一部にヤバめの問題が見つかり、
中断することなくリビルトを進めてみましたが、
結果はどうなるでしょうか・・・?
※超微妙なジャッジです
'72 Coupe Deville
つづく・・・・
-1972-
アメリカンラグジュアリーフルサイズカー
キャデ・リンキン・インペリアル
今回の現車キャデラック デ・ビルの他、1972年のフルサイズカーは
デザイン的にまさに豊作・・・・
当方の好きな年式です
マーク
デビューイヤーのマークⅣ(1972-76)
射程距離に入ったらゲッツしたいクルマ・・・
ドノーマルでさりげなくコロがしたい・・・・ところです
爽やか系のアメ車も良いですが、
”殺し屋系”のアメ車ももっとストリートに現れると良い・・・です
クライスラー インペリアル
少年の頃ではないですが、20代の頃 世間がモパーマッスルに沸く頃に
ヘソを曲げ、さりげなくこコロがしていたクライスラーC-Body
伝統の先祖TNTの血を引き継ぐ440ビックリブロック搭載
72年なのでラグジュアリーマッスルの牙は失いつつあるものの、
信号グランプリではスモッグモーターを積んだカマロやトランザムを
抑え込む実力を発揮しました
四角くくなってからのインペリアルシリーズではこの年式が
顔面が一番キマッていると勝手に思ってます
ギャルにも人気(ナンパはしてないです)
”殺し屋系”のフルサイズアメリカンの
ご依頼もお待ちしています
※オーナーはジェントルマンでお願いします
-Have a Great evening-
jump & jive
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オールドハウス
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