先日、古典芸能の熟練の指導者が
その方にとっての
恩師についての話をしながら、
私の背中を力強く押してくれました。
当会の会長も、
恩師との出会いについて、
懐かしそうに笑顔で
何度となく話をしてくれます。
私も理解しているつもりです。
この道場との出会い、
会長との出会いがなければ、
いまの自分はない。
当会の指導方針のもとでこそ、
いまがあると。
社会人となり、
会社でもその他の組織のなかでも
ある程度の経験を経てきた者であれば、
自分一人の力でここまできたなどと
思い上がるような者はないでしょう。
数多くの出会いのなかで学び、
成ったこと、
成らなかったこと含めて
すべてを糧とし、
人との比較ではなく、
自分の時間軸において、
これまでの自分、
いまの自分から
半歩でも一歩でも伸ばしていく、
着実な成長を続けていくこと。
継続こそが力であり、
長年の取り組みにより、
結果として、
相対的にもゆるがない、
絶対的なものを培っていくのです。
かつて記しているとおり、
私たちが目指すのは、
一時の成功ではなく、
確かな成長。
それは、
必ずや何かを成すことにつながります。
そして、人生という長距離走を
ゆたかによく生きる、
真に強く、優しくあることができる。
当会との出会いと成長は、
二つの面を開くものとなるでしょう。
一つは、心身の新たな成長ということ。
もう一つは、社会でさまざまな出会いを
引き寄せ、
新しい機会を得て、
さらなる成長につなげていくということ。
新しい仲間をはじめ、
改めてみなに伝えたい。
努力は必ず実を結ぶ ―――
ともに頑張っていきましょう。
3つ、再掲します。