墓掃除をするといつも思い出す | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

 

 
来週はお彼岸ですね
 
うちの村はで、23日は氏神さんの祭礼があるので、私の周りで、彼岸の行事をしているってあんまり聞いたことないですが、、こういう宗教行事をちゃんとできる人間になりたいなぁと年々強く思うようになりました。
 
以前は、まったく関心がありませんでした。というより、すごく煩わしいことだと思ってました。
だけれど、毎年行事を積み重ねてくると、その由来だとか、意味だとか、ちょっとずつ理解できるようになってきて、それが日々生活していくのに自分自身の精神的な安定をもたらしたり、活力になっていくことを感じるようになってきました。
 
何年か前から世帯主は父母から交代しているけれど、ずっと頼りきりだったけれど、父母も以前のようには活動的に動けなくなってくると、自分自身がそういうことを仕切らなければいけない立場になってきたものだから、余計とちゃんとしないとなぁと思うようになってきました。
 
来週、彼岸の時期にあわせ、法事をすることにしたので、それにあわせ墓掃除をしてきました。
 
以前のブログでも何度か紹介していますけど、

墓掃除に没頭する
墓掃除をしながら、文化の日に思う
 
僕にとっては、いろいろと頭を巡らせる時間となっていて、ふとこんなことを思い出しました。
 

 

 

昔テレビアニメで美味しんぼはよく見ていましたが、今でもよく覚えている回があります。

 

もてなしの心

というお米にまつわるお話です。

海原遊山のもとで働いていた本村さんという方が、海原氏が家にたずねるのでもてなしをしたかったが、高級食材を買うようなお金もなかったので、できるだけのおもてなしをしようと考えました。

そこで、本村さんは、普段食べている白米の一粒一粒の炊きムラがないよう選り分けて粒をそろえて、食べていただき、海原氏がものすごく感動をした…

 

そんなストーリーです。

相手に喜んでいただくということは決して贅を尽くすことではない…

ということ。

 

墓掃除をしながら、そんなことを思い出しました。

墓掃除なんて、誰でもできること。その誰でもできることに、どういう心構えでやるのか…

 

ここには雲泥の差が産まれます。

本村さんの気持ちはいかほどだったのかなぁ

 

そんな気持ちで、墓掃除をしました。

とてもすがすがしい気持ちになりました。