先般、大先輩に叱られたとのお話をさせていただきました。
『託された思い…』
それから、ムラに元気を取り戻すために何が必要なのかということをあれこれ考えています。
そんな中でこんな記事が目にとまりました。
greenzjp@greenzjp
【今日の記事】#greenzjp:彼は、旅人と地域の人々を元気にする町医者!? 診療所をリノベーションした「神戸ゲストハウス萬家」朴徹雄さんに学ぶ “地元の人” になる方法。 - https://t.co/5H9HfpDdUd https://t.co/rI0SDuaTb5
2018年05月21日 22:01
私自身、ムラを元気にするために、いろいろなことをやってきましたし、今も実践しています。
この記事を読んで、ムラに元気を取り戻すには、みんなが10がんばらなくてもいい、みんなが前より1だけ力を発揮したら、それが大きな力になるのだというに気づきました。
うちのムラには、確か200名ぐらいの人が住んでいます。
一人が1ずつ元気を出せば、それは200になるということ。
一人が10の力を発揮するのは、相当に厳しいですが、1ずつぐらいなら力ならできるはずです。
そのためには、普段から、コミュニケーションを交わすことが大事だし、その何気ないコミュニケーションで、一の力が発揮できるように導ければ、それは大きな力になるということです。
あいさつ、掃除…できるところから、まずははじめること。
そうやって、あいつがんばってんな、だから私もがんばろう…。
そうやって、プラスの連鎖を少しずつ引き起こしていくことです。
もちろん、特別な何かがあれば、マチは大きく変わる可能性があります。
イベントしかり、ハードしかり…。
どうしても、マチづくりの成功事例では、そういった目立つことばかりに目が行きがちですが、実はその底辺にある基本的な事柄はほとんどとりあげられることはありません。
ですが、それを動かすのは、やはり人です。そういった底辺をしっかりとせずして、どんなに立派なモノをそろえてもしょせん、長続きするものではないのです。
このツイッターの記事で感じたこと
『ゲストハウス』という大きなコト、モノを登場させる以前から、住民との連携を密にはかっていったことで、勝手に誰かがやっていること…、から私も関係した自分のことになっていったということなんですね。
各地で、新たな宿泊施設を登場させたりすることはどの時代でもありうることだけれど、多くの人を巻き込むために行ってきた地道な活動こそ注目すべきところではなかったか…そんな気がします。
かつて、町内で、学校関係の大きなプロジェクトがいくつかありました。
片方では、住民参加型で、さまざまな意見を集める機会がありました。
一方、その片方では、ほとんど住民が参加することなく、ある日突然プロジェクトが動き出した印象がある事業がありました。
あの時に、そういえば自分自身も、そのことに対して多くの意見をこのブログでも述べたことを思い出しました。
『プロジェクトを推進するのに、一部の人間だけが決めるのではなく、できるだけ多くの方を巻き込むべきだ』ってね。
コトを成すためには、自分自身が普段からどうふるまってきているのか、そしてその活動から、いかに多くの人に自分事としてもらえるのか…そこが大事なのですね。
自己の反省も含めて感じたことです。