見方が変わると世界が広がる | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

昨日の続きの話みたいになるのですが、昨日は息子とビーチランを楽しんできました(って息子は楽しんでたかどうかわからないけど…)。
 
昔から、スキーのトレーニングの一環で、夏もそれなりに走ったりしてました。
 
その頃、走ることは純粋にトレーニングとしてしか考えていませんでした。
 
で、私の家は坂道しかなかったので、4キロほど、家を下ったところに、但馬村岡ミニミニ駅伝で使うコースがあったので、よくそこまで車で下ったりして走ってました。
 
ダブルフルマラソンや、残酷マラソンなど、香美町にもマラソンイベントがあって、それに出場するようになって、坂道ばっかりのコースなので、その練習の一環で、今度は、家の周囲の坂道を走るようになりました。
今は、私のメインのランニングコースなのですが、登りか下りしかないので、普通のランナーにとってはちっともおもしろくないコースだと思いますが、適度な負荷のかかるこのコースのおもしろみを感じるようになりました。
 
10年前ぐらいから、トレイルランニングという新しいカテゴリーのマラソンが盛んにおこなわれるようになって、そういう大会に出始めるようになると、登山道なんかを走ったりするわけですから、もうそれはきつくてきつくてしかたなかったりするのですが、今度はそれが病みつきになってしまい、家の周りにはそんな場所しかなので、
 
『こりゃートレラン天国だわ』
 
って思うようになってきました。
 
5年ほど前に、この地域が山陰海岸ジオパークとして、世界ジオパークの認定を受けました。
そのあとぐらいに、ジオパークガイドの資格をとったりして、ジオパークにかかわるようになったのですが、地元のことだけしか知らないことに気づき(地元のこともまだ十分知っているわけではないけれど…)ジオ2年前に、ジオパークを全部自分の足で横断してやろうと思いつき、全行程240キロをパートに分けて全部制覇しました。
 
そういう楽しみ方ができるようになり、走ることは遊びの一部になり、また走ることが旅の一部になったりと、また違ったおもしろさを感じるようになってきました。
 
 

 

昨日は、岩美駅に車を止め、そこから、浦富海岸などやいくつかの漁港を横目にみながら、最終目的地鳥取砂丘を目指しました。

 

ほんとは、鳥取砂丘も全部横断してやろうと思ったのですが、夕暮れになってしまったのと、体力的にもかなり消耗したので、そこで断念しました。

実は僕自身は鳥取砂丘には何度か来ていたけれど、メインゲートから砂丘に足を踏み入れたことは一度もなかったので、観光客の気分も味わえて、また新しい発見でもありました。

 

自分の『走る』という変遷をたどってみても、ずいぶんと変わってきていて、走るということでいろんな楽しさができるようになってきたなぁとしみじみ思います。

 

こうやって考えてみると、モノの見方を変えれば、世界は変わるんだなぁってつくづく感じます。

 

そして、鳥取砂丘にしても多くの人はメインゲートからの風景しか知らないと思いますけど、東端から入ったり、西端から入ったりしているので、普通の人が知らない鳥取砂丘の魅力を知っているんじゃないかと自負しています。

 

世の中にはいろんな出来事、いろんなモノが渦巻いているけれど、真実は一つしかありません。

 

ただ、それをその人がどう見るのかによってまったく異なっています。

自分自身の見方が変わったように、その人にとっても見方を変えることで世界が変わって見えるようになるわけです。

 

自分の心のもちよう、考えのもちようを変えて、すばらしい世界が広がっていくようにしていきたいものだなぁと思います。