宮崎の東知事のブログを常に愛読していますが、
東知事は地域主権論者であのブログの中で、自治合戦というタイトルで、投稿がありました。
東知事のブログ
端的に言うと、均衡ある地方の発展はありえず、地方間競争と、連携による国土の発展ということです。
つまりは、半社会主義的なことではなく、地域の中にも、競争原理を働かせて、努力する地域には報いていこうということです。
おそらく、東知事の投稿はもう当然のことで、この流れを避けることはできないと思います。
となれば、強いリーダーシップを発揮して、地域の一人ひとりが汗をかき、努力をしなくてはいけないということです。
あたりまえのことですが、これまで国会や県会の先生にすがりついていればなんとかなった時代から決別をし、自分たちが本当にそれをつかみとらなくてはいけない時代になってきているということです。
そういう意味でいうと、但馬の人にそれだけの根性が座っているかというと疑問に感じるところは多いにあります。
おそらく、東北にしろ、九州、四国にしろ、県レベルで見れば兵庫県より、財政規模の小さなところはたくさんあるわけでして、そこはもう死に物狂いでがんばって、何かをつかみとろうとしていることに違いないからです。
我が香美町が以前、自己財政比率が、夕張よりも悪かったという事実は、そういう国がなんとかしてくれるという依存体質のあらわれそのものだと思います。
ですから、そういういわゆるメンタルモデルを克服しなくては明日がないということです。
20代、30代とこれからこの地域をしょっていく人たちはそのことをもっと真摯に受け止め自分たちの力でなんとか現状を打破できるだけの強い気持ちをもちあわせていなくてはいけないのだと思います。