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2014-10-19

私の思い(1)

テーマ:ブログ


約一年前から、母の入院や介護、宮崎県内でのマイホーム購入等の所用で、宮崎に帰省する機会が増えました。その間、趣味のマラソンの練習がてら、時間を見付けては県内のあちらこちらを走り、友人・知人・県民の皆様と広く対話する機会に恵まれました。その中で、宮崎の現状や課題、将来展望等について様々な意見やご指摘を頂きました。

 そういった中で、少なからず耳にしたのが、私に対しての「何故、一期で知事を辞めたのか」「宮崎を捨てた」「宮崎を踏み台にした」等の厳しいご指摘やご批判でした。私としては、全くそのような気持ち・意図はありませんでした。

「何故、故郷である宮崎を捨てるだとか踏み台にしなければならないのか」

こういうご指摘やご批判は、宮崎県出身者として本当に辛く悲しいことでした。と同時に、当時の私の行動や考えについて、県民の皆様にお伝え・説明することが不十分だった為に、一部誤解されている面もあると認識しました。よって、ここは一度、自分の本意や真意を県民の皆様に率直に述べておかなければならいと痛感しました。

 

以下、私が、①宮崎県知事を一期(任期満了)で退任させて頂いた理由並びに② 20113月の東京都知事選に出馬させて頂いた理由等について出来るだけ簡潔に述べさせて頂きます。

 の理由については幾つかありますが、最も大きな理由としては、2010年に発生した口蹄疫被害の責任を取るということでした。当時、あらゆる関係各位の大変なご尽力やご協力により、ウィルスが県外に洩れ、感染拡大する事は無かったのですが、結果的に、県内では家畜約30万頭の殺処分と私の政治判断である非常事態宣言発令等により、県内経済や県民生活等に多大なご迷惑・ご心配をお掛けしたことを鑑み、その結果責任を取らせて頂いたということです。政治家の責任の取り方は種々あり、政治家がその政治哲学や政治理念等に基づいて判断すべきであると考えています。また、政治行政への社会の一般的批判の一つとして「責任の所在が曖昧である」「誰も責任を取らない(責任回避主義)」というものがあります。政治行政の在り方として、また、私自身当事者として、そういう批判には耐え難いものがありました。辞めない場合「責任を取って誰か辞めるべきだ。辞めないのは無責任だ」と言われ、辞めたら辞めたで「逃げるのか。無責任だ」と言われます。口蹄疫に対して、被害者協議会等からの「誰か責任を取れ」等の様々な指摘や抗議を勘案し、私が選択した責任の取り方は以下の方法でした。

(ア)先ずは被害・被災農家・農業関係者等に十分な補償・賠償をすること。

(イ)再発防止等のための徹底した検証をすること。

(ウ)次に何方が事務・事業引き継ぎをされても確実に復旧・復興・再生できるような復興基本計画を策定し、それに対して十分な予算付け(1000億円の基金創設等)をすること。

(エ)それらの対策を万全に講じ、復旧・復興・再生にしっかりした道筋をつけ、自らはケジメをつけるために職を辞すること。

 勿論、私のこの選択には賛否両論があると思います。私の判断へのご批判やご指摘については真摯かつ謙虚に受け止める必要があると考えております。



 東京都知事選挙への出馬の理由については、国家構造・統治システムの変革(地方分権)を東京からということと、地方自治を勉強し始めてからの懸案・持論であった(ア)東京一極集中を是正することや(イ)東京(都市部)と宮崎(地方部)との連携・協力強化を図ることでした。

(ア)これまでのヒト・モノ・カネの東京一極集中に歯止めを掛け、それらを地方に分散すること、ヒト・モノ・カネの流れを地方に向けることは、地方や国は勿論のこと、災害リスク分散や公共交通機関等の渋滞混雑解消、医療福祉・環境改善等の観点からも東京のためになることです。

(イ)日本最大の市場である東京(都市部・首都圏)と宮崎(地方部)の連携強化を図ることは、宮崎(地方)にとっての様々な施策(例えば、医療福祉の遠隔地移転や医師派遣・確保、産業や企業移転、観光や移住誘致等)において大きなメリットがあります。

 つまり、宮崎(地方)の更なる異次元的発展を実現するため、宮崎(地方)のためにと思い都知事選への出馬を決意しました。しかし、当初4期目は出馬しないとされていた当時の石原都知事の出馬や東日本大震災発生等により、当時の選挙は選挙としての体を成さず、私の理念・理想は残念ながら叶わぬものとなりました。

 何れにしろ、この決断や行動に対しても宮崎県民の皆様のご指摘やご批判に、真摯かつ謙虚に耳を傾け、反省すべきは反省しなければならないと考えています。

 

 今年5月、日本創成会議が出した「現在の人口推移(減少)が続けば、2040年までに全国約1800の自治体の約半数が消滅する可能性がある」というデータは衝撃的でした。早速、その結果を受け、政府によって「まち・ひと・しごと創生本部」が設置され、地方創生担当相が置かれ、「東京一極集中の是正」「地方経済再生・雇用等の創出」「地方の活性化・賑わい創出」等が推進されることになりました。
 政府は、ここにして漸く本腰を入れて「東京一極集中是正」「地方重視」の政策を推進するようです。この流れは、私が政治行政に関わり始めてからずっと研究し、目標政策にして来たことです。そういう意味では、今、地方はある意味好機と言えます。

 少子・高齢・人口減の中、これから本格的に、地方独自の施策や提案、決断や実行等が求められます。景気経済の浮揚、観光振興、医療福祉介護や教育の充実、人口減・中山間地対策、インフラ整備や災害対策等、多くの行政課題が山積するなか、本格的な地方間連携・地方間競争の時代の到来です。その中で、我が故郷宮崎が再度存在感や知名度を上げ、宮崎独自の個性ある地域づくりを構築し、県民の皆様の誇りや自信を取り戻し、県民満足度の高い創造豊かな地域を創っていけるか。また、山積する諸課題をどう克服していくか、今、正に真価が問われています。このままでは宮崎は確実に衰微・衰退していくという危機感を一県出身者として持っています。それは、広く県民の皆様も共有されているのではないかと思います。

県民の方々と広く意見交換させて頂く中において、旧来より宮崎県政の中にあった頑迷で旧態依然の体質(悪弊の部分)に、宮崎が戻りつつあることにある意味愕然としました。「時計の針は戻ってしまうのか」。宮崎はまた旧来歩んで来た道を歩むのか。


何れにしましても、これまでの私の決断や行動が、私の説明不足や伝達不足等により、多くの県民の皆様に不信感や不快感を与えてしまったこともまた事実であります。そのことにつきましては、この場を借りて深くお詫び申し上げたいと思います。しかし、私としては常に、「故郷宮崎の発展や活性化」のことを思い、決断・行動してきたことであるということだけはどうかご理解頂けたらと思う次第であります。

こういった事を県民の皆様との意見交換の場やその他会合の場で申し上げますと、「すわ、県知事選挙に出馬か!」とすぐさまマスコミ等が色めき立ちます。有難いことに、県民の皆様から「待望論」が多くあることは事実であります。しかし、私はこれまで、マスコミに対して「来る県知事選挙に出馬の予定や計画は無い」とずっと申し上げて来ました。先日(10月10日)、宮崎市内での講演会の後、ぶら下がり取材を受けました。その場でもそのことはこれまで通り申し上げました。記者から「それが最終決断か?」と聞かれ、「最終決断もクソもない。初めからずっと一貫して、出馬する予定や計画は無いと申し上げて来ている」という趣旨の回答をさせて頂きました。 

以上が、私の最近の思いであります。    


                 東国原英夫 拝





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