上海あとがき | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

昨日までの3日間上海に行ってきました。

前回のブログに少しだけ、内容を書きました。


団体での旅行だったし、上海に対しての予備知識をまるでもたずに、上海を語るなど無謀だとは思いますが
、それなりに感じたことです。

私は、海外、国内を問わず、旅行をするときは、いつもジョギングシューズを持参して、周辺を走ることにしています。

それは、ガイドブックに載っていない素顔のそこでの市民の生活を垣間見ることができるからです。


宿泊したホテルの周辺は(というよりたぶん上海のあらゆるところがそんな感じなんだと思うのですが)雰囲気としては、吹田の千里ニュータウンみたいな雰囲気でした。10階程度のアパートがあって、その周辺に日常にに必要な店が集まっていました。

ガイドさんのお話で、上海市民はあまり食事をつくることがないというお話でしたが、道路に面したいたるところで、お好み焼きみたいなものを焼いて売っている人がいました。

生ゴミのにおいらしき、鼻につくにおいがあり、生きたとりをその場で首を落として、毛をむしっている風景がありました。


かと思えば、一番都心と言われる部分では、高級かつ高層のビルが建っていました。


中国が経済成長率が10%だと言われていますが、上海の人の多さ、そこでの生活ぶりを実際にこの目でみて、なんとなく納得しました。

しかし、日本もかつてそうだったのかもしれませんが、単に物を所有し、はぶりのいい生活をするということだけで、経済成長が支えられるということでは、なんか早晩、たちいかなくなるような気がしてなりません。


やはり、真に快適な生活の有り様をしっかりとしたビジョンをつくりあげ、心おだやかに、笑顔で生きていける姿を描かなくはいけません。

となれば、単にGDPの優劣だけで国力を測ることにものすごい無理があるような気がします。
GDP至上主義的パラダイムをシフトしていくことが大事なんじゃないか、それが、この上海で経験したきたことなんじゃないかと総括したいと思います。