音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~ -38ページ目

音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

フェスタ・サマーミューザKAWASAKI 2022

出張サマーミューザ@しんゆり

 

【日時】

2022年8月6日(土) 開演 17:00

 

【会場】

昭和音楽大学 テアトロ・ジーリオ・ショウワ (川崎)

 

【演奏】

指揮:太田弦

ピアノ:進藤実優、古海行子、横山幸雄

管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団

 

【プログラム】

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23 (進藤)

サン=サーンス:ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 Op.22 (古海)

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58 (横山)

 

 

 

 

 

出張サマーミューザのピアノ協奏曲の夕べを聴きに行った。

最初の進藤実優もしっとり美しい音で良かったが、何といっても古海行子のサン=サーンス。

サン=サーンスのピアノ協奏曲第2番というと、務川慧悟によるエスプリあふれる名演が忘れられないが(その記事はこちら)、そのエスプリは古海行子にはないものの、そういった“色”を付けない清新さが彼女ならではの魅力でもある。

特に、難技巧をものともしない、快刀乱麻を断つような鮮やかきわまる終楽章が大変にスリリングだった。

これを聴いた後では、どんな演奏もぬるく聴こえてしまう。

あまりの素晴らしさに、この後のプログラムを聴かずに会場を後にした(私は滅多にこういうことをしないのだが)。

 

 


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「フランツ・リスト」

※ライブストリーミング配信

 

【日時】

2022年7月20日(水) 開演 20:00

 

【会場】

カフェ・モンタージュ (京都)

 

【演奏】

ピアノ:松本和将

 

【プログラム】

リスト:ハンガリー狂詩曲集 S.244 (1847)

 - 第2番 嬰ハ短調

 

リスト:「オーベルマンの谷」

 ≪巡礼の年 第1年:スイス≫ S.160 (1848)より

 

リスト:ハンガリー狂詩曲集 S.244 (1847)

 - 第6番 変ニ長調

 

リスト:バラード 第2番 ロ短調 S.171 (1853)

 

リスト:「ダンテを読んで ‐ ソナタ風幻想曲」(1849)

 ≪巡礼の年 第2年:イタリア≫ S.161 より

 

 

 

 

 

カフェ・モンタージュでの、松本和将によるフランツ・リスト演奏会シリーズをオンライン配信で聴いた。

今回は同シリーズの第1回である。

 

 

 

 

 

松本和将が弾くと、リストは大変重厚で壮大なドイツの作曲家となる(リストはハンガリーの生まれだったが、ドイツ系の血筋でドイツ語を話し、活動の場もドイツが主だった)。

例えばリストのダンテソナタ、この曲では私は

 

●チョ・ソンジン(Pf) 2009年11月17日浜コンライヴ盤(CDYouTube

●EunSeong Kim (Pf) 2017年8月23日ブゾーニコンクールライヴ(動画

 

あたりの、情熱的かつ技巧的な、迸るような激しい演奏がとりわけ好きなのだが、松本和将の交響曲風のがっしりした解釈もまたこの曲の一面を表していて面白かった。

 

 

 

(画像はこちらのページよりお借りしました)

 

 


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「R.シューマン」 室内楽全集 VOL.5

- ヴァイオリンソナタ 第2番&第3番 -

※ライブストリーミング配信

 

【日時】

2022年6月9日(木) 開演 20:00

 

【会場】

カフェ・モンタージュ (京都)

 

【演奏】

ヴァイオリン:上里はな子

ピアノ:島田彩乃

 

【プログラム】

シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ短調 作品121 (1851)

シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 イ短調 WoO.27 (1853)

 

 

 

 

 

カフェ・モンタージュ主催の、メルセデス・アンサンブルによるシューマン室内楽全曲演奏会シリーズをオンライン配信で聴いた。

今回は同シリーズの第5回である。

 

→ 第1回 ピアノ三重奏曲第1~3番

→ 第2回 ピアノ四重奏曲

→ 第3回 ピアノ五重奏曲

→ 番外編 ブラームスのピアノ三重奏曲第1番

→ 第4回 ヴァイオリン・ソナタ第1番、F.A.E.ソナタ

 

 

 

 

 

上里はな子&島田彩乃によるシューマンのヴァイオリン・ソナタ第2番については、2021年の公演(その記事はこちら)と同様の演奏であり、ここでは感想を繰り返さないが、今回は珍しいソナタ第3番まで奏されたのが嬉しいところ。

上記の第4回と併せるとシューマンの全3曲が聴け、またF.A.E.ソナタを第3番と(同一奏者で)比較できる、こういう完全なセットとしては、今回の全曲演奏に勝るものはそうそうないのではないか。

 

 

 

(画像はこちらのページよりお借りしました)

 

 


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「R.シューマン」 室内楽全集 VOL.4

- ヴァイオリンソナタ 第1番&F.A.E. -

※ライブストリーミング配信

 

【日時】

2022年6月8日(水) 開演 20:00

 

【会場】

カフェ・モンタージュ (京都)

 

【演奏】

ヴァイオリン:上里はな子

ピアノ:島田彩乃

 

【プログラム】

シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調 作品105 (1851)

ディートリヒ・ブラームス・シューマン:F.A.E.ソナタ イ短調 (1853)

 アレグロ イ短調 - A.Dietrich

 間奏曲 ヘ長調 - R.Schumann

 スケルツォ ハ短調 - J.Brahms

 フィナーレ イ短調 - R.Schumann

 

 

 

 

 

カフェ・モンタージュ主催の、メルセデス・アンサンブルによるシューマン室内楽全曲演奏会シリーズをオンライン配信で聴いた。

今回は同シリーズの第4回である。

 

→ 第1回 ピアノ三重奏曲第1~3番

→ 第2回 ピアノ四重奏曲

→ 第3回 ピアノ五重奏曲

→ 番外編 ブラームスのピアノ三重奏曲第1番

 

 

 

 

 

上里はな子&島田彩乃によるシューマンのヴァイオリン・ソナタ第1番については、2021年の公演(その記事はこちら)と同様の演奏であり、ここでは感想を繰り返さないが、今回は珍しいF.A.E.ソナタまで奏されたのが嬉しいところ。

 

 

 

(画像はこちらのページよりお借りしました)

 

 


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「シューマンを待ちながら」

《メルセデス・アンサンブル》発足記念公演

※ライブストリーミング配信

 

【日時】

2022年5月21日(土) 開演 20:00

※配信は2022年6月1日(水) 21:00

 

【会場】

カフェ・モンタージュ (京都)

 

【演奏】

ピアノ:島田彩乃

ヴァイオリン:上里はな子

チェロ:江口心一

 

【プログラム】

ブラームス:ピアノ三重奏曲 第1番 ロ長調 op.8 (1853-1889)

シューマン:ピアノ三重奏曲 第3番 ト短調 op.110 (1851)

 

 

 

 

 

カフェ・モンタージュ主催の、メルセデス・アンサンブルによるシューマン室内楽全曲演奏会シリーズをオンライン配信で聴いた。

今回は同シリーズの番外編である。

 

→ 第1回 ピアノ三重奏曲第1~3番

→ 第2回 ピアノ四重奏曲

→ 第3回 ピアノ五重奏曲

 

 

 

 

 

ブラームスのピアノ三重奏曲第1番で私の好きな録音は

 

●カリクシュタイン(Pf) ラレード(Vn) ロビンソン(Vc) 1984年4、5月セッション盤(NMLApple MusicCDYouTube1234

●松本和将(Pf) 上里はな子(Vn) 向井航(Vc) 2013年5月12日倉敷ライヴ(動画1234

 

あたりである。

また、同じく松本和将・上里はな子・向井航による2017年の実演も忘れがたい(その記事はこちら)。

 

 

そのときとはメンバーを変えての今回の演奏、上里はな子は相変わらずの好調ぶり、他の2人は松本和将らの丁々発止とはまた違った渋みがあって、前回に引けを取らない最高のブラームスであった。

 

 

 

 

 

シューマンのピアノ三重奏曲第3番については、上記の演奏会シリーズ第1回(その記事はこちら)と同様の演奏であり、ここでは感想を繰り返さないが、シューマンとブラームスという世代の異なる2人の作曲家がほぼ同時期に書いたこの2曲を並べるということを上里はな子は前回もしており(その記事はこちら)、やはり何かしらの意味を持たせているのかもしれない。

 

 

 

(画像はこちらのページよりお借りしました)

 

 


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