(2018年PTNA特級 セミファイナル進出者発表) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

これまでの記事にも書いた、2018年ピティナピアノコンペティションの特級。

 

2次予選進出者についてはこちら

3次予選進出者についてはこちら


今回、3次予選が実施され、セミファイナリストが発表された。

以下の7名である。

 

 

17 古海行子

08 沢田蒼梧

14 鈴木美穂

05 角野隼斗

26 秋山紗穂

25 上田実季

16 武岡早紀

 

 

今回も、応援しているピアニストの古海行子が通過していて、良かった。

音楽大学でない一般大学からの出場者の方もまだ残っている。

うち一人は東大生、もう一人は医学部医学科の学生さんとのこと。

3次予選進出者発表のときにも書いたが、天は二物を与えるというのは本当らしい。

 

 

ところで、2次予選での演奏動画(およびインタビュー動画)がすでにアップされている(こちらのページ)。

こちらは、古海行子の弾くショパンのエチュードop.10-2。

 

 

うーん、やっぱりめちゃくちゃうまい。

群を抜いている。

ただ、他の人たちも悪くなくて、特に鈴木美穂が技巧と情感とのバランスの取れた演奏で、表現が堂に入っており、なかなか良い。

動画をパッと観てファイナルに進む人を予想してみると、古海行子と鈴木美穂のほかには、安定したテクニックを持つ秋山紗穂、端正な味のある上田実季、抒情的な表現に長けた武岡早紀の3人から2人を選ぶ、という感じになるか。

動画がそれぞれ1~2曲しかないので、これ以上絞るのはなかなか難しい(あえて絞るなら3人のうち前2者か)。

 

 

なお、セミファイナルについての詳細は以下の通り。

 

◆セミファイナル

日程 2018年8月18日(土) 10時開場・10時30分開演

会場 第一生命ホール

ピアノソロ(45分以上55分以内のプログラム)

一般:¥1,500/ピティナ会員・学生:¥1,000

 

私は聴きに行けないけれど、動画配信が楽しみである。

 

 


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