(クレア・フアンチの2018年中国ツアー) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

好きなピアニスト、クレア・フアンチ。

以前の記事(こちら)にも書いたように、北米・南米・ヨーロッパ・アジアと世界中から招聘され八面六臂の活躍をしている彼女だが、現在は中国ツアーが行われている最中である。

彼女のホームページ(こちら)によると、中国ツアーの日程は下記の通りである。

 

 

12 May 2018 (深圳)

China tour: Shenzhen Poly Theater with Radio Sinfonie Orchester Wien, Schubert/Kabalevsky Fantasy with Cornelius Meister

 

13 May 2018 (珠海)

China tour: Zhuhai Opera house with Radio Sinfonie Orchester Wien, Schubert/Kabalevsky Fantasy with Cornelius Meister

 

16 May 2018 (北京)

China tour: Beijing National Center Performing Arts with Radio Sinfonie Orchester Wien, Schubert/Kabalevsky Fantasy with Cornelius Meister

 

18 May 2018 (上海)

China tour: Shanghai Concert Hall (Spring festival) with Radio Sinfonie Orchester Wien, Schubert/Kabalevsky Fantasy with Cornelius Meister

 

19 May 2018 (蘇州)

China tour: Suzhou Poly Theater with Radio Sinfonie Orchester Wien, Schubert/Kabalevsky Fantasy with Cornelius Meister

 

 

共演は、コルネリウス・マイスター指揮、ウィーン放送交響楽団。

曲目は、シューベルト/カバレフスキーの幻想曲。

この曲は、彼らによってすでに録音されCDになっているが、その出来は大変に素晴らしい(それについての記事はこちら)。

できれば生演奏も聴いてみたかった…。

本日はツアー最終日、蘇州での公演。

今から飛行機で行ってしまおうか、というのはさすがに冗談だが。

 

 

ところで、北京のNational Center for the Performing Artsというのは、漢字では国家大劇院と書き、2007年にこけら落としされた大掛かりなコンサートホールのようである。

フアンチのFacebookによると、今回が彼女の国家大劇院デビュー公演だったとのこと。

日本で言うと、サントリーホールデビューみたいなものだろうか。

すごいことである。

ただし、ニューヨーク生まれフィラデルフィア育ちの彼女は、カーネギーホールには9歳で早くもデビュー、10歳のときにはホワイトハウスでクリントン大統領の前で演奏したみたいだけれど。

 

 

今回のツアーの中日には、北京のお祖父さん宅で夕食をとったよう。

中国の家庭料理、おいしそうである(こちら)。

 

 


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