2017年ARD国際音楽コンクール(ピアノ部門) セミファイナル および結果発表 | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

ドイツのミュンヘンで、ARD国際音楽コンクールが開催されている。

9月5日は、ピアノ部門のセミファイナルである。

ネット配信を聴こうと思ったのだが(こちらのサイト)、オンデマンド配信がなかなかアップされない。

そうこうしているうちに、もうファイナルが始まりそうである。

せっかく、セミファイナルの結果を見ずに、演奏を先に聴こうと思って、動画配信を今か今かと楽しみに待っていたのだが…。

もう諦めてセミファイナルの結果を見て、曲目とともにここに載せることにする。

ちなみに、これまでの記事はこちら。

 

1次予選

2次予選 第1日

2次予選 第2日

 

 

Honggi Kim, Südkorea

 

Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791), Konzert für Klavier und Orchester A-Dur, KV 488

 


Fabian Müller, Deutschland

 

Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791), Konzert für Klavier und Orchester A-Dur, KV 414

 


JeungBeum Sohn, Südkorea

 

Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791), Konzert für Klavier und Orchester A-Dur, KV 488

 


Honggi Kim, Südkorea
Fabian Müller, Deutschland
JeungBeum Sohn, Südkorea
Pascal Dusapin (geb. 1955), Piano Works Nr. 1, Did it again
Auftragskomposition des Internationalen Musikwettbewerbs der ARD 2017, gefördert durch die Ernst von Siemens Musikstiftung (UA)

 


Junhyung Kim, Südkorea

 

Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791), Konzert für Klavier und Orchester C-Dur, KV 415

 


Wataru Hisasue, Japan

 

Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791), Konzert für Klavier und Orchester A-Dur, KV 414

 


Kazuya Saito, Japan

 

Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791), Konzert für Klavier und Orchester A-Dur, KV 488

 


Junhyung Kim, Südkorea

Wataru Hisasue, Japan
Kazuya Saito, Japan
Pascal Dusapin (geb. 1955), Piano Works Nr. 1, Did it again
Auftragskomposition des Internationalen Musikwettbewerbs der ARD 2017, gefördert durch die Ernst von Siemens Musikstiftung (UA)

 


なお、オーケストラはMünchener Kammerorchester、KonzertmeisterはDaniel Giglbergerとのこと。

 

 

 

さて、セミファイナルの結果は下記のようになった。

 

【ファイナル進出者】

Fabian Müller, Deutschland

JeungBeum Sohn, Südkorea

Wataru Hisasue, Japan

 

これは、Müllerが優勝するのではないだろうか。

情感と形式感とのバランスの取れた正統派ピアニストである彼は、ドイツのコンクールの優勝者にふさわしい気がする。

ただ、Sohnが圧倒的なパワーを発揮して優勝、ということももちろんありうる。

Hisasueも、どのような演奏を聴かせてくれるか。

ファイナルが楽しみである(と言っても、オンデマンド配信はいつになったらアップされることやら…)。

 

 


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