ミニチュア制作 La Petite Fleuriste -17ページ目

2010出展作品

去年の出展分ですら、まだ全て更新していませんが、

今年分の更新をしていきます。


どの作品でもそうですが、

ご購入された方で、もし作品の一部が破損したりした場合は、

多少お時間はいただきますが、いつでも無料でお直しします。

壊れないよう接着には気を使っていますが、万が一が考えられますので。

あと、オーダーも受けることにしているので、お申し付けいただければ

対応したいと思います。



今回更新するのは、去年の出展終了後直ちに取り掛かった作品です。

初めてイチゴにチャレンジしました。


私は幼少時代からイチゴが一番好きです。

その記憶が祖母には強く残っていて、

私が大人になった今でも、幼いころに喜んで食べていた姿を思い出すそうです。

自分では気づきませんが、イチゴを食べると笑顔になっているみたいで、

私が頑張っていたり、落ち込んでいたりすると、

元気付けようと毎日のようにイチゴを買ってきてくれます。

受験勉強時、就職時、イチゴをよく食べさせてくれました。

それに、家族と行ったイチゴ狩りもとても良い思い出です。

昔の写真を見ると、イチゴを食べている姿がよく写っています。


純粋な気持ちが蘇る様な作品作りを心掛けました。

イチゴを摘んできた設定です。

幼き日々の思い出。


バラは一昨年制作したものですが、台やイス、布は今月制作したものです。



正面やや真上から。



ミニチュア制作 la petite fleuriste


アメーバのアップローダーを使うと画質が落ちて、輪郭がぼんやりとしてしまいます・・・。


サイド。



ミニチュア制作 la petite fleuriste


アップ。



ミニチュア制作 la petite fleuriste



ミニチュア制作 la petite fleuriste


サイズの比較をした写真を撮影するのを忘れましたが、

全体で手の平の半分くらいです。


籠は秋田久美子さんから購入したものです。

いくつか購入させていただきましたが、

この籠がイチゴのピュアな雰囲気とマッチしていて、気に入りました!


当初は、地面に空き缶やスコップなどを転がせていましたが、

ゴチャゴチャしてしまったので、取り除き、シンプルにしました。

籠の中を目立たせるよう、ファブリックを取り入れました。

ハンカチを切って、レースを縫い付けました。

純白の白。

もっと薄手の素材があったら、椅子全体を覆うことをしたかったです。

人間の心理として、全てが顕になっているよりは、

少し隠れていた方が興味が沸くものなので。

「下に隠れているものはなんだろう」

「あ、イスか」

みたいな感じです。

ちょっとクリスト(クリスト・ヤヴァシェフ)的思考。

クリストについては、また別に記事を書きたいです。



出展にあたり、母や祖母が大分気に掛けてくれました。

まずは、イチゴを食べさせてくれた祖母のお礼として、

祖母が大好きな氷川きよしのコンサートに連れていこうと思っています。

オークションで良い席だと2人で8万円を超えていたと記憶しています。

高い!!!

根強い人気ですね。

因みに、私は興味はないですが、祖母の笑顔が見たいです。


今回の売り上げで、それと工具などを購入します。

パワーアップします。















第11回 ジャパンギルド・ミニチュアショー終わりました。

こんばんは。
検索して、このブログを見付けてしまった方、
ガッカリさせてしまったことと思います(泣

さて、
お忙しい中、お立ち寄りくださった方々、ご購入された方々にお礼申し上げます。
本当にありがとうございました!
なんとか無事に終えることができました。

他に目標ができ、ギルドの参加は最後です。
私は、3年前の新聞の広告欄にギルドショーの告知を見つけ、
興味本位で立ち寄ったことがきっかけで自分も制作をするようになりました。
元から芸術など、見ることには貪欲ですが、クリエイティブな人間ではないので、
まさか自分が制作することになるとは思ってもいませんでした。
様々な縁を作ってくれたギルドには感謝してもしきれません。
制作することによって、自分という人間を新たな角度から観察したり、
実感することができるようになったと思います。
自分の内に秘めたものが外へと向かい、コミュニケーションを図る手立てにも
なっていると感じます。
そういった意味では、自分を癒す作業でもあると思います。
ミニチュアは小宇宙です。


それと、制作する立場になって思ったのは、
作品が嗜好の対象として目に入るや否や、粗探しをしたり、
気になった自分の目に狂いがないか隅々まで確かめるのが人間の本質だということで、
よく見て申し分のないくらい精密に制作されていたり、
心動かされるものがあって初めて観察者の心を捉えるものだということです
(そもそもその一瞥の対象にすらならないことが殆どですが…)。
よく見た結果、“あら”や“知識不足”、“構造上ありえない”と判断したことは
制作者にとって好きでわざとやっている場合もあります。
ハンダなんかがその例です。

私にとって、花以外の存在は、犠牲愛としての存在で、

主役の花を支えている脇役です。引き立て役の脇役にすぎず、精巧に作りすぎていたり、

新品のような綺麗さがあっては主役と喧嘩するので、
バランスが非常に難しいと痛感しました。
“花”を始めとした植物以外の存在に“華”はいりません。
他は汚いくらい汚れていて良いと思っています。
花や植物は鑑賞者(主役)の意味を込めてもいます。
主役は様々なものによって支えられています。
あまりゴチャゴチャしすぎると主役が目立たなくなってしまうので、
見せたい対象が多くても、絞らざるを得ません。

私は、精密で本物をそのまま縮尺した新品のような家具などに感心はするものの、
そこに人間の温かみを感じたり、感動をすることはなく、
人間によって使い古されたり、一時は持て囃された存在が見捨てられ
老朽化していくかのような雰囲気に、愛や物語性、既視感を感じたり、
過ぎ去った時間を思慕し、感傷に浸ったりします。
それは子供のころに感じていた純粋な気持ちであったりします。

そんな感情を手にしたいという気持ちは、写真でも音楽や絵画など、
あらゆる芸術の分野に通じているようなことでもあると思います。

ミニチュアでも、汚れていたり、
壊れかかっていたほうが人間の温かみや愛情を感じますし、
そういった湧き出るような感情を観察者に提供できるような
芸術性のある作品を作ることができればと考えています。
ただその汚さだったり、シャビーな古びた感じは、
精巧さの上に成り立つものなので、
精巧な作品も作ることができないとならないのですが・・・。
まずは、技術を身につけ、センスを磨かないと!
とにかく、制作の時間をあまり割いていなかったので、
本気でもっと頑張らないと。

今回出展した作品の写真は、少しずつ更新していこうと思っています。
宜しくお願いします。

フィリピン BANAUE 年末 2

制作に励んでいます。

形になるにつれ、漠然としたイメージと形成された作品とが乖離し、

調和がとれなくなり、理想はガラガラと瓦解していっていますが、

これって結構チャンスで、自分を追い込み、成長するタイミングだと思っています。



今日はちょっと気晴らしで、旅行の記事を・・・。

更新するのに何年かかっているんだって話ですが、フィリピンの棚田の続編です。

http://ameblo.jp/globular-cluster/entry-10410634619.html

棚田編としてはあと1、2回更新予定で、ラストにリゾートで締めようかと。


友達のカメラを借りて撮影した写真と友達が撮影した写真、

携帯で撮影した写真をアップしていきます。

枚数が多いので、お暇なときにどうぞ。



棚田は一箇所往復するのに、最低6時間かかります。

2.5日間、ガイド君(K君)+運転手(K君の友達)を雇いました。


チャーターしたジプニーでビューポイントに近づきます。

ここでの移動手段は、

ジプニーかトライシクルというミゼットのような形のバイクしかなかったと記憶しています。


ジプニーは結構豪華でした。

こんな感じ。






ミニチュア制作 la petite fleuriste


ミニチュア制作 la petite fleuriste


中はこんな感じ。



ミニチュア制作 la petite fleuriste


ピ~ス。



移動手段に困っている人々が多いようで、後ろのステップに子供がよく乗ってきました。

バス状態。

乗っては降りて乗っては降りて。


ミニチュア制作 la petite fleuriste

大人もたまに興味本位で乗り、覗いてきたので、

K君は、私たちが言う前には注意をし、降ろさせていました。


ジプニーで走ると、民家や途中に湧き水があったりします。



ミニチュア制作 la petite fleuriste


世界遺産!



ミニチュア制作 la petite fleuriste



ミニチュア制作 la petite fleuriste


世界遺産の棚田(ライステラス)です。



ミニチュア制作 la petite fleuriste


ミニチュア制作 la petite fleuriste

霧が濃い・・・。

ミニチュア制作 la petite fleuriste


圧巻です。



ミニチュア制作 la petite fleuriste




ミニチュア制作 la petite fleuriste

あまりにも広すぎて、ここのポイントの全体が撮影できませんでした。




ミニチュア制作 la petite fleuriste




ミニチュア制作 la petite fleuriste


民家が見えます。


ミニチュア制作 la petite fleuriste


米粒のような人が見えますか?


ミニチュア制作 la petite fleuriste

これらのビューポイントで見た棚田を実際歩きます。

私たちが歩いた棚田は、3日間で3、4箇所前後だったと思います。

今回載せているのはそのうちの一つで、バナウェに到着した1日目です。



K君(ブログに載せることは許可取りました)に続け~~。


ミニチュア制作 la petite fleuriste






ミニチュア制作 la petite fleuriste



ミニチュア制作 la petite fleuriste



日本人で私たちのような女二人旅は珍しいようです。






ミニチュア制作 la petite fleuriste



ミニチュア制作 la petite fleuriste



この女性は英語がペラペラでした。


ミニチュア制作 la petite fleuriste


結構急な川が流れています。


ミニチュア制作 la petite fleuriste


民家です。


ミニチュア制作 la petite fleuriste








ミニチュア制作 la petite fleuriste



ミニチュア制作 la petite fleuriste



ミニチュア制作 la petite fleuriste



橋で、撮影中、それを友達が撮影していたようです・・・。


ミニチュア制作 la petite fleuriste


お洗濯中。


ミニチュア制作 la petite fleuriste



ミニチュア制作 la petite fleuriste


男の子が何をしているか見ているワンコ(笑

微笑ましい・・・。



近距離に水牛がいたりします。

このときも、1m以内にいて、迫力がありました。


ミニチュア制作 la petite fleuriste


ミニチュア制作 la petite fleuriste


この日の目的地は温泉でした。


ミニチュア制作 la petite fleuriste

 

疲れてボーッとしているところをいつのまにか撮られていました。


ミニチュア制作 la petite fleuriste


右側は冷たい川が流れ、左側は温かい温泉になっています。


K君はズボンの下に海水パンツを履いていたようで、

気づいたら脱いでいました。

SDカード紛失したので、そのナイスショットが見当たらず・・・。


友達と私もキャッキャキャッキャ遊んで、また来た道を戻りました。


1日目が終了。

長い距離を歩き、疲労感はありましたが、筋肉痛になるほどではなかったです。

それもこれもナイスガイドのおかげ。

K君は、日傘まで持ってきてくれていました。

というのも、ルソン方面は、寒暖の差が激しく、東京の一月並の気温になったり、

真夏のような気温になったりするのです。

この日も朝は寒かったのに、午後は真夏のように日差しが強かったです。

朝方は、Tシャツを5枚くらい重ね着したり、首にタオルを巻いたりしていましたが、

午後は日差しが強く、日焼けしました。

そうそう、前の記事のイケメン君は、初日に寝込み、私たちは一緒に行動ができませんでした。

友達と私もあまり体調はよくなかったです。

宿泊した宿もお湯が出ず、持参したドライヤーで温まり、

次の日に備えました。


続く・・・


ブーシュカ、シュカ男爵いらっさい

携帯育成ゲーム、たまにやってます。
シュカ男爵が遊びにきてくれて、驚いたので記事にしていまいました。
シュカ男爵は、アメーバスタッフが飼っているブタ(ブーシュカ)です。


どつかれてます(笑

今日はハロウィーンですね。

川崎で3,000人のハロウィーン行進があったと聞きました。
私も知り合いが開催するパーティに行きたかったのですが、都合がつかず・・・。
弟は、張り切ってパーティにいったようです。
私、意外とパーティ好きです。
職場でのパーティですら。
高校生のときは、外国人が多かったので、自由な校風でした。
勉強をして成績がよければある程度認められるというか。
ハロウィーンは、仮装して登校する生徒がいました。
目のやり場に困るような生徒もいたりして・・・。
私もしたかったけれど、その勇気は当時はなかったですね。

今日は10月最後です。
ショーまで残り僅かで、焦ります・・・。
大ピンチを チャ~ンスにしたいものです。

数日前に誰からか分かりませんがこんなメールがきました。

「今年の10月は5回の金曜日、
5回の土曜日、
5回の日曜日がすべて一ヶ月間にあります。
これは823年ぶりのことです。」

一瞬不幸のメールかと思いましたが、違ったようです。
この823年振りって本当なのでしょうか。
もし、そうだとしたらちょっと感動ですね。





バッグ&靴

こんな遅い時間まで制作してしまいました・・・。

流石に目がシパシパ痛いです。



小物が欲しくて、考えた末、

コート掛けとハンドバッグ、靴を作りました。


コート掛けは真鍮をクルクル曲げていたら、出来ていきました。

下部の柱のデコレーションはハンダ付けが意外と大変でした。

火傷しながら付けています・・・。





ミニチュア制作 la petite fleuriste


ハンドバッグは閃きでチャレンジしてみたら、思っていたより上手くできました!

レパートリーが増えて凄く嬉しいです。


ミニチュア制作 la petite fleuriste




指先が火傷とアロンアルファでガビガビになってます。



ミニチュア制作 la petite fleuriste

バッグより、靴を先に制作したのですが、これがまた難しいというか時間がかかる。

色々な素材を組み合わせています。

靴紐部分には糸を入れています。


次は、アルフレッドバニスター系の靴とかパンプスも作ってみたいです。



ミニチュア制作 la petite fleuriste



いざ、これらが完成したら、

結局セットにしようと思っていたものとのバランスが非常に悪くて何に使うか思案中。

いくつか作って単品で売ってもいいかなぁと思っています。