やっぱりフミノテさんは、表現者だと思う。
誰もが知る「クロワッサン」というものも
フミノテさんがつくると、こんな風に。
セオリーとか王道とか関係なく
自分が好き、おいしいと思うものをつくるという
フミノテさんが大好きです。
今年のカフェはじめは大晦日から三ヶ日まで
連日営業していた『喫茶fuminote』さんの元旦営業へ
うかがってきました。
お正月メニューもいくつかあったのだけど
この日だけ、限定4個で登場していた
酵母手織りクロワッサンにすっかり心移りしてしまったので
もちろんイートインの喫茶で。
クロワッサン、という名ではあるものの
あえて巻数をかなり少なくして仕上げた
フミノテさん流のクロワッサンです。
ご本人が「これが好きだから」。
そんなおいしさを貫いているフミノテさんがつくるものは
まるでソロコンサートのよう。
スコーンもそう、トーストもそう、
名前こそ見知ったものでも
「フミノテさんならどんな風に表現するんだろう?」と
いつも興味しんしん。
お菓子屋さんやカフェというより、表現者だなあといつも思います。
それでも、やっぱりとびっきりおいしくて。
バリバリっと香ばしくバターがとっても芳醇なのに
中はもっちり小麦味がしっかり、
力強くて、でもどこか繊細で。
夢中になって食べてしまったほど、
とってもとっても好きなおいしさでした。
またひとつ、フミノテさんの一面を知れた気がして
嬉しかったな。
今日も美味しいものをいただけることに、感謝。
これまでの記事
04|上品でやさしくて凛としたバナナケーキ。フミノテさんらしいおいしさ
03|待望の再会。アングラな地下街でいただくスコーンとコーヒー
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今日のカフェ
兵庫県神戸市中央区元町通6-7-9 6タウン地下街
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