お店との再会だけでも嬉しいのに

特別なおやつにも恵まれて。

 

 

前の前の店舗以来、とっても久しぶりのおやつは

やっぱり上品でありシンプルであり、

でも、個性的で芯がとおっていて、凛としていました。

 

 

先月末、西元町にオープンした

『喫茶fuminote(フミノテ)』さんにうかがってきました。

 

この看板に見覚えがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

フミノテさんといえば、2019年まで

十三のマンションの一室で、ひっそりひっそりと営業されていた

小さなカフェ。

当時も扉の前には、こんな看板がかかっていました。

 

 

一度京都へ移転され、11月23日に新たな拠点として帰ってきたのは

神戸は西元町の6タウン地下街。

 

以前のあったかいナチュラルな雰囲気とは一変、

昭和のスナック感が残る味のあるハコですが

このちょっと攻めたセンスはさすがといった印象で。

 

この日は、こちらで今看板メニューとして出されている

ペリカンのパン便のおやすみに伴い

運良くスコーンが登場していた日でした。

 

 

いくつかバリエーションをお持ちの中から

この日のスコーンはいちばん最初につくっていたものだそう。

軽くドーム型になったフォルムが特徴的♪

 

ラベンダーはちみつと、発酵バターと一緒に。

 

 

全粒粉入りで少し香ばしく、見た目も生地感も

けっしてオイリーではないのに

とにかくバターの香りが豊かなのがすごく印象的で。

(聞けば店主さんは大のバター好きなんだとか)

 

なんていうんだろう、、、こう、、、焼き菓子やケーキというよりも

パリッと軽やかなパンのクラストのような表面に

内側も空気をたっぷり含んだふかっとした口当たりなのに

噛むほどにじわじわと麦の香りとバターのコクが出てきて、

味わい深いんですよね。

 

すごくインパクトのある特徴ではないのだけど

ほかにはない、個性がすごく光るおやつ。

フミノテさんらしい塩味の効かせ方も絶妙です。

 

 

そしてまたコーヒーがとっても美味しかったのに大感動!

こっくり甘くてまろみがあって。

通常営業の日は、ぜひこのコーヒーとペリカンのトーストを合わせたい。

 

4年ぶりの再会でしたが

まさかの店主さんが覚えてくださっていたのも嬉しかったな。

また帰省の楽しみがひとつ、増えました。

 

 

 

 

 

 

今日も美味しいものをいただけることに、感謝。

 

 

 

 

 

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これまでの記事

02|朝fuminoteのスコーンプレート

01|ブランデーケーキとコーヒー

 

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