まだだ、まだおわらんよ・・・ -58ページ目

フランスパビリオン 後半 壁一面のトワルと世界遺産で日仏の絆

モンテーニュ通り30番地といえば

 

クリスチャン・ディオール、

トリコロールのバージャケットとその傍らに同色のアンフォラボトル、

 

両脇にはスケルトンな椅子メダリオンチェア、

 

バッグ、建築家の妹島和世氏が手掛けたという「レディ ディオール」

添えられている花を象ったようなオブジェは角度を変えるとDIORの文字になるのだそう。

 

そして圧巻だったのが

白い壁一面に白いドレス、

 

400点に及ぶというトワル、布地を意味するトワルは縫製過程において平面のデザイン画を立体化させることでより具体的にイメージするためのサンプル。

 

洋服だけでなく3Dプリンタで再現された香水のボトルも並んでいました、

 

そして次のセクションは日本とフランスの絆、

 

群島をたどって響く鼓動、
 
灰の中から蘇るノートルダム大聖堂と首里城正殿、
ともにユネスコ世界遺産で2019年の焼失からの復興、それ以前にも何度か喪失の危難に遭いながら復活を遂げたという共通点があります。
 
ノートルダムにはヴィオレ・ル・デュクが手がけた「葉に覆われた頭部像」、
 
そして首里城の象徴として屋根を飾るシーサーの頭、
 
続いてこちらはモンサンミッシェルと安芸の宮島、厳島神社、
 
ともに海に浮かぶ世界遺産で潮の干満によって変化する風景、
また信仰の聖地として1000年以上の歴史のある場所、
 
その2つの地が注連縄で日仏の架け橋のように結ばれています。
事実それぞれの所在地であるモンサンミッシェル市と広島県廿日市市は観光友好都市提携を結んでいます。
 
厳島神社の大鳥居に付いている額は海側が厳島で社殿側が古名である伊都岐嶋、
表と裏で異なっているのですがそれを両方見えるように並べて表示。
 
ラストは8月から始まったという期間限定の企画展、
世界の女性アーティスト31人によるELLE80周年記念アート展、
 

 

右下の作品はキャンディのラッピングをあらわしたものだそう、

 

日本人アーティストの作品もありました。

 

館を出ると外にも彫像、

 

アモールの接吻で目覚めるプシュケ

正面にあった像と同じくルーブル所蔵のレプリカ、そして同じくプシュケの像、

アモールはエロスの仏語読みでローマ神話におけるキューピット、

 

開けてはいけないと言われていた箱を開けて冥界の眠りに落ちたプシュケがアモールの口づけで目覚めるシーン、

なんだかパンドラの箱と浦島と白雪姫を足したような展開ですが、このプシュケとアモールの物語はあの「美女と野獣」の原典ともいわれています。

 

白雪姫の王子様のキスもディズニーのアレンジでグリムのオリジナルには出てこないのでここからの着想なのでしょうか。

 

隣に目をやると

左がベルヴェデーレのアポロン像で右がウェヌス・ゲネトリクス像、

ウェヌスは英語でヴィーナス、ギリシャ神話のアフロディーテ。

 

ウェヌスが美しさへの嫉妬からプシュケを陥れようと息子のアモールを差し向けたところあろうことか恋に落ちてしまう、気がおさまらないウェヌスはその後もプシュケに試練を与え続け遂には冥界に行って箱を持ってくるように命じた顛末がさっきの像、

 

一般に愛と美の女神とされているヴィーナスが悪役の魔女のような真似をしていたというのも面白いですね。

 

位置的にはこのように館の外壁に沿って展示されていました。

 

展示を見終わったあとふたたび正面に戻ります、

フランス館に入っているベーカリーのクロワッサンが話題になっていたので寄ってみることに。

 

監修はメゾンカイザーで紙袋にもしっかり明記、

メゾンカイザーならばルクアやハルカスでいつでも買えるんじゃないかと思っていたのですが万博版はレシピが違っていて会場オリジナル、ここでしか買えないということで並ぶことに、

 

ここで帰ってさっそくいただきましたの図、せっかくなのでフランスを感じるお皿に乗せてみました。

このリラックマのお皿は万博とは関係なく昨年パリオリンピックの時に某家電量販店の販促でいただいたもの。

 

割って中身を開くとかき氷のメロンシロップ寄りの鮮やかなグリーンでしたがお味はしっかり抹茶、クロワッサン好き+抹茶好きにとっては至福のひととき…

 

しかし気になるお値段はご多分に漏れず万博価格、4個で三千円近くなるクロワッサンは初めてでしたがまあ記念ということで。

 

正面にあったアイコンの裏側には「またお会いしましょう」の文字、

 

フランスといえばファッションとデザインの国、

それを象徴するように建物の外観だけにとどまらず内部の展示もすべてが綺麗にデザインされていてとにかく美しい、たいへん満足度の高いパビリオンでした。

 

大屋根リングの下まで来たところでからもう一度振り返って、

 

時間も時間なのでパビリオン巡りはここまで。

 

2回目の万博は

ORA外食パビリオン宴→スペイン館→ドイツ館→フランス館、

海外館は欧州括りになりました。

 

また、前回は大屋根リングの上を円で周回移動したのですが、今回は静けさの森を抜けて東西に中央突破と別のルートでの場内散策もできました、

 

前回同様東ゲートを出て万国旗を見ながら反時計回りに並んで、

 

メトロ夢洲駅の入口へ、

 

帰りだけど駅の壁のLEDボードには「ようこそ夢洲」の文字、

このまま地下鉄に乗って帰路につきました。

 

 

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