TWILIGHT EXPRESS瑞風 2回目 上り島本と下り名神クロス
11月撮影分に引き続き
JR西日本87系気動車、クルーズトレインTWILIGHT EXPRESS(トワイライトエクスプレス)瑞風、
第2ラウンドは翌月12月、
第1ラウンドは俯瞰のみだったので、2回目は前回確認できた上りの送り込み回送の時刻にあわせて地上目線でカメラに収めることに、
この区間での上り午前順光といえば定番のこちら、
勝手知ったる島本駅の大阪方ホーム先端、
正面からTWILIGHT EXPRESS瑞風、上り京都駅送り込み回送、
先頭は10号車キイテ87-1、
「テ」の名のとおり先端部分には瑞風最大の個性ともいえるゴールドのラインが入ったオープンエアの展望デッキ、
この直接外気に触れられるオープンデッキはJR東の「四季島」にもJR九州の「ななつ星」にも無く、国内の3大クルーズトレイン中「瑞風」だけの設定となっています。
9号車キサイネ86-1、8号車キサイネ86-201はロイヤルツイン、
窓が横に3つ並んでいることからもわかるように1両に3室づつ、
7号車キサイネ86-501
6両いるキサイネのうちこの7号車の501番だけ極端に窓の配列が異なっています。
それはここに1両まるまる1室のザ・スイートと呼ばれる最上級グレードの客室が入っているから、
この1両1室というレイアウトも先頭部分のオープンデッキ同様国内の3大クルーズトレイン中この瑞風だけの設定。
6号車キシ86-1は食堂車、
5号車キラ86-1はラウンジカー、
4号車キサイネ86-401はユニバーサル対応ロイヤルツイン×1室とロイヤルシングル×2室の構成、
3号車キサイネ86-301、2号車キサイネ86-101は9~8号車と同じロイヤルツイン、
1、101、201、301がツイン、401がシングル、501がスイート、
シングルとスイートを食堂車とラウンジに隣接させるため車番が並ばずにシャッフルされていたんですね。
そして1号車のキイテ87-2、
この前のしまかぜでもそうでしたが、昨今の観光特急は窓の配置が号車毎に変化に富んでいて見ていて楽しい、ラッピング車でもそうですが特に側面に見せ場のある車両はサイドも併せて写すのが習慣になっています。
後追いも先頭の白い前照灯と赤い尾灯とでは表情が変わるので可能な限りその流れで写します。
特に瑞風のように10両編成ともなると駅の停車時間内にホームを移動して写すのはなかなか骨が折れますが、通過中だと列車の方から近づいて来てくれるので連続シャッターを切るだけで済むというのもあります。
送り込みを撮り終わるとそのまま速やかにホームの端から電車の乗車位置へ、
この後来た快速に乗車して1駅、
前回と同じく京都からの折り返しの下りを写すために急ぎ名神クロスまで移動、
駅を出て山崎のヤマザキで飲み物調達と
冷えるのでさくらの広場公園のトイレに立ち寄り、
前回50分のインターバルを確認済みで安心しつつも気が急き自然と早足に、
いつもは気にならない途中の上り坂が堪えます。
天王山古戦橋、
通過時刻の約15分前に定位置に到着、急がなくとも結構余裕のようですが、ここで何本か試し撮りをするのでそうでもありません。
送り込み回送の島本通過が9時44分、今回もそこから約50分後の10時35分に来ました、
TWILIGHT EXPRESS瑞風、下り山陽・山陰周遊コース、
保存画像の撮影日時データでは前回が10時35分26秒で今回が10時35分18秒、
10秒以内の誤差、鉄道の運行時刻の正確さをあらためて実感。
またこの前は上り送り込みの時点では陽が当たっていたのですが、下りの正面から来たタイミングで雲がかかり陰ってしまっていたのである意味リベンジでもあった2回目、
比較、左が前回で右が今回、
2回めは車体脇に影が落ちるほど日が差してくれました、陽が当たると瑞風グリーンがさらに映えます。
1号車の先端のオープンデッキから続く連続展望窓、
後方に1号車の表示、
2号車、
3号車、
4号車、
5号車、
6号車、
7号車、
8号車、
9号車、
そして最後尾の10号車、
先頭1号車と同じく展望窓と、
オープンデッキ、
前回は手前で斜めに収めたので、今回は眼下まで引き付けて号車番号やロゴのアップを狙ってみましたが普通にブレた上に陰になるわ手前に線が入るわで、側面撃ちは前回の位置の方がよかったかも知れません。
この豪華列車、今度はまた別の場所でも写してみたいですね。