まだだ、まだおわらんよ・・・ -2ページ目

明神山山頂の展望テラスへ、悠久の鐘から眼下を走り抜けるまほろば安寧を見る

明神山山頂の展望デッキ、

 

空いていてデッキを独占しているように見えますが日曜日+紅葉+晴天の行楽日和なのでそんなはずもなく、

モザイク処理が面倒なので条件反射で人のはけた瞬間を撮る癖がすっかり習慣化しました。

 

他人の写り込みは捌けても自分の影は捌けないという相変わらずの詰めの甘さ、

 

明神山の頂上からは奈良盆地から大阪平野までを一望できることでも有名、

無料の望遠鏡も設置されていましたが家族連れが入れ替わり、舟戸公園のSLの時と同じく水を差してはいけないのでそのまま裸眼で、

 

それでもこの日は天候もよく遠方がやや少し霞んではいましたが点在する古墳からあべのハルカスまではっきりと視認できました。

 

横にいたご婦人方の団体がハルカスを見つけてたいそう盛り上がっておられました。

 

デッキからの眺望、

 

望遠鏡のある展望デッキのすぐ左隣にまた展望デッキ、

 

ではなくて誓いのテラスSORANI、

奈良芸術短期大学によるデザインということです。、

 

明神山自然の森公園展望デッキのプレート、

県の景観資産ということで、ひるめ道の名前も出ています。

 

明神山といえばこの鐘のイメージ、

よく見ると足元には観覧車やスカイツリーなどにもある高所定番のシースルー床、

 

せっかく来たので鐘を鳴らしてみる。

 

悠久の鐘、

その下に恋人の聖地の文字、いつもの神社の鈴の調子で鳴らしてしまいましたがよかったんでしょうか。

 

そんな恋人たちの場所から見る

 

亀の瀬地すべり歴史資料室

 

とその周辺、

 

雁多尾畑(かりんどおばた)の集落が見えます、小中学校や郵便局。JAなど堅上と名の付く施設はほぼこのエリアにありJRの河内堅上駅からは2キロ以上離れています、同駅の大阪近郊の駅とは思えない秘境感や大和路線の駅の中でも突出して少ない(いずれも快速の停まらない両隣の駅と一桁違う)乗降客数はそのためかと思われます。

 

河内堅上から亀の瀬に抜ける際に通る道、ちょうど大和路線と交差する地点が見えます。

左手前に見えるガードレールが第4大和川橋梁を下流側から狙う際の撮影ポイント、

 

ここで写真を撮っている時は頂上から丸見えだったんですね。

 

そこへ定刻通りに

赤と金の車体が緑の中を疾走していきます、683系6000番台N01編成、奈良行き特急まほろば、赤い安寧編成、列車の最後尾に青谷踏切が写りこんでいます、

前回ホームから写したのと同じ便、このあと第4、第3と大和川橋梁を渡って三郷駅を通過していく直前の姿を捉えました。

 

桁下のトラスこそ見えませんが第4大和川橋梁を山頂から俯瞰で、

 

来る前に地図で見た印象では三角点がこの手前にあるため見えなさそうだったのですが悠久テラスが前にせり出ていたおかげで視界に収めることができたようです、アングルは違いますがひるめ道で果たせなかった目的をまずは達成です。

 

悠久の鐘から安寧を見た、或いは悠久の鐘のおかげで安寧が撮れた、ですね。

 

また、ここを通過する時刻はカメラに地上で撮った時のデータがあり予め把握できたのでテラスを長く占拠することなく写すことができました。

 

朝の奈良行きなので正確にはこっちのデータですね。

 

そのあと

飛行機雲が誓いのリングを貫いているように撮ってみたり、

 

山頂を彩る紅葉を眺めたり、

 

辺りに飲食店は無いのでこちらのテーブルで持参したパンとコーヒーで昼食、

 

そのあと外周遊歩道を一周してから下山、遊歩道では途中イノシシ注意の注意書きも、

 

山頂を後にして登ってくる途中目をつけていた横に入っていけそうな道、そこを進んでいくと、

 

朝に見たベンチに到達、

ここで藤井ルートと合流しショートカットに成功、外れていたら送迎道の二の舞いでしたが、

 

斜面の場合上りより下りの方が脚にきますが、ステップ(足場)があるだけで断然下りの方が楽でサクサクと降りていけました、単調なのでずいぶん長くは感じましたが

 

ようやく登山口の入り口が見えてきました

 

急ぎ踏切へ、

往路で踏切を通ったのは単に銘板を記録するためだけではなくて下見も兼ねていました、

 

下山時のショートカットで予定よりも早く到着したので余裕を持ってスタンバイ、

踏切から見てこちらが大阪方面、

 

そしてこちらが奈良方面、こちらを向いて待ちます、

 

カーブを描いて進入してくる221、6両でも後ろは切れてしまいます、最後尾まで入れようと引きつけると今度は正面の顔ばかりに。

 

後追いはこんな感じ、

 

右側の木の葉が風でなびくたびに視界を遮ってきます、その辺りにも留意しながら少し視点を下げて、

 

山頂で見た安寧号の奈良から折り返し、

 

まほろば91号を今度は藤井踏切で、

 

大正橋を渡って大和川に沿って歩いていると足元に

 

カマキリを発見、小型で褐色で腕章(のような模様)の付いたこいつはコカマキリですね。

 

記念撮影だけしてすぐにリリースしましたよ。

 

実はカマキリに会うのは今回が初めてではなく

以前に河内堅上で2回、、

 

夏には

高井田でカブトムシ、ここ三郷でもメスですがクワガタにも出会っています、

いずれもその場でリリースしています。

 

このあたりは子どもの頃よく飼っていたので懐かしく思い出します、男の子といえば昆虫、電車、クルマ、ヒーロー、怪獣ですがいまだ見事に全て引き摺っています。

 

違う形状のトラスが連なる特徴的な第3大和川橋梁、桁受けトラスの第4大和川橋梁とともに土木学会推奨土木遺産に指定されています、単に構造だけでなく地すべりで付け替えたという沿革、歴史遺産という側面も大きいのでしょう。

 

ここで山の方を振り返って、

 

望遠で拡大して見ると悠久の鐘が確認できました。

 

パーキングに戻ると221が通り過ぎていきました、

すぐ横を大和路線が走っているので奥の方に停めると電車とツーショットが撮れます、その代償として電車の中からもまる見えとなります。

 

2日連続の三郷駅を起点としたまほろば号の追っかけ、

1日目は美味しいパンとSL、2日目は久々の山歩き、電車にかこつけていろいろ満喫することができました。

 

 

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