まだだ、まだおわらんよ・・・ -4ページ目

王寺舟戸児童公園のD51形蒸気機関車895号機

大和川と葛下川の合流する出合橋からそのまま県道を北上するとJR大和路線の踏切、

渡り板が細いですがこちらは歩行者専用、右側に車が写り込んでいることからもわかるとおり車道とは別々に分けられています。

 

こちらの王寺~三郷間No.1王寺踏切と、

 

そのすぐ先にある近鉄生駒線の王寺第一号踏切を渡って

 

JRと近鉄生駒線の改札がある王寺駅西口へ、

 

そのまま王寺駅の北口の前を抜けて

 

今度は同じ近鉄でも田原本線の新王寺駅、

 

同じ近鉄でこんなに近接していて軌間も同じ標準軌、線路を繋いで生駒から田原本まで通しで運行することもなく、

さらには駅名まで違っている理由はその成り立ちにあって、そちらについては以前ここで少し触れています、

近鉄田原本線に乗って大和川唯一の潜水橋とこの日ラストの大和川橋梁へ

 

 

駅から少し東に進んだところで向こうから電車が来ました。

 

ここで案内表示が、油断していると見落としてしまうようなところに入り口があります。

 

舟戸児童公園、
 
この前まほろば悠久号の運行初日に寄った時には幕に覆われていたSLが姿を現していました。
改修直後でピカピカに仕立てられた車体が紅葉に囲まれ映えます。
 
D51形蒸気機関車895号機、
 
前照灯直後に鎮座した集煙装置と奈良運転所の赤いプレートが895号機の特徴、関西本線の難所加太越え当時のままの姿で保存されているそうです。
 
通りかかった近鉄電車とツーショット、お尻のテンダー(炭水車)とではありますが、
 
リアルタイム世代では無いですがいろいろ剥き出しで有機的な塊感は動いていなくても最近の電車には無い息遣いが感じられていいですね、文字通りスチームパンクというか、
初期のスターウォーズのビークル類や黎明期のF1マシンなどとも共通する魅力があります。
 
この前の奈良公園での鹿大増量に続いて今回はそれ以上の機関車増し増しで、
 
運転台にも上がれるのですが、せっかく子どもたちが遊んでいるのに水を差すわけにもいかず、
さらに誘○犯や変△者と間違われたり、子どもの目の前でこいつが撮り鉄というやつかぁ…と奇異の目に晒されてもいけないため一眼は取り出さず、
写真はまわりの(たぶん子どもメインで撮ってる)大人に交じって携帯撮りで、
 
機関車のまわりをぐるりと一周したあと、
すぐ横にこのような遊具もありますがここに座る衝動も抑えつつ、
 
紅葉色づく公園をあとにして、
 
悠久号初日の踏切巡りで唯一スルーしてしまった法隆寺〜王寺間No.7舟戸踏切、
動線上にはないもののすぐそばなので寄り道したあと、
 
大和川を遡上しさらに東へ、
 
歩いている間にも横を221が走り抜けていきます、
 
ここで2つに分かれる道を右に進みます、
左に行くとこの前行った第1大和川橋梁の左岸西詰の堤の上の大輪田第一踏切に出ます。
 
そしてこちらは大輪田第二踏切、ここを渡って
 

ここでも白い221、

 

ここから撮ってもいい感じですが、
 
さらに進んで田んぼの方に向かいます、ここで曲がらずまっすぐ行くと近鉄田原本線の大輪田駅に出ます。
 
この辺りで待機することに、
 
この位置からは
堤の上の大輪田第一踏切から

 

さっき渡った大輪田第二踏切まで見渡せます。

 

奈良方面からの221が来ました、午後なので前はこちらが順光、ターゲットは逆方向なのですがほぼ横からになるので側面に光が当たればよしとします。。
 
8両編成でも全部入ります、
編成が長くなるほど全体を入れるとどうしても被写体が小さくなるのと、
午後を過ぎて左奥の方に影が落ちてきていますが3両編成ならば問題なさそうです。
 
そこに本日3度目の
大阪駅から折り返してきた奈良行きまほろば92号、683系6000番台N01安寧編成、
短編成なので影もかからず編成全体を入れてもそこまで小さくならず、
堤で踏切待ちの車がたまたま写り込んでいる様子も日常の営みが感じられていい感じです。
 
こちらも朝の三郷駅と同じくうめきた改札階で見たPVの絵を撮りたかったから、
 
そのまま来た道を戻って、
 
SLを近鉄の線路越しに見ながら
 
王寺駅まで戻ってきました。
 
ここからこの日スタート地点の三郷までは戻らず一駅手前の王寺から電車に乗って帰りました。