まだだ、まだおわらんよ・・・ -48ページ目

イタリアパビリオン前半 ポルティコに並ぶロードバイクとメイン展示フロアの近代~現代アート

コロッセオを模した外壁に沿って展示されているのが

 

チネリ、

 

ウィリエール・トリエスティーナ

 

ピナレロ、

 

コルナゴ

居並ぶイタリアの有名自転車ブランド、ロードレースに使用されるロードバイクの展示です。

 

そのシリーズチャンピオンが手にするトロフェオ・センツァ・フィーネ=終わりのないトロフィー、

 

展示台にはGiro d'Italia(ジロ・デ・イタリア)の文字、

世界三大自転車ロードレースのひとつに数えられ、あとの2つはかの有名なツール・ド・フランスとスペインのブエルタ・ア・エスパーニャ、

 

意味はどれも同じで○○周遊、世界三大ではないですがイギリスでのそれがツアー・オブ・ブリテン、

ジロ、ツール、ブエルタはいずれも英語でいうツアー、そして日本ではニッポン周遊かといえばそうではなくツアー・オブ・ジャパン、日本語だとパック旅行の商品名みたいになっちゃうからでしょうね。

 

そしてこちらのマネキンが着用しているのが同じくシリーズチャンピオンに与えられるマリア・ローザ、

マリアローザなんて言うとなんかお洒落でかっこいいのですがローザはピンクでマリアはジャージ、そのままピンクのジャージという意味らしいです。

 

そんな自転車の中にエメラルドグリーンの綺麗なガラス細工、

ヴェネチアングラスのブランド、サルヴィアーティのシャンデリア。

 

SNSでのイタリア館の紹介はけっこう多く見ますが、わりとここはスルーされているので敢えて少し調べて書いてみました、

もしこれが自転車じゃなくてF1のフェラーリやWRCのランチア、DTMやWTCCのアルファロメオ関連だったら素でここだけで数記事いっちゃうところですがここまではまだ入り口の外、

 

コロッセオをモチーフにした外壁の左側からようやく中へと案内されます、

 

中に入るとまず円形劇場を模したシアターに着席しオープニング映像が流れます、

イタリアの紹介、これから目にする展示のプロローグ的な映像から

 

イタリアの各州の紹介、

 

「芸術は生命を再生する」

最後に当館のテーマが表示されると、

 

映像が投影されていた前方のスクリーンが開いて中へと案内されます。

 

この扉が開いた瞬間、ライティングの妙なのか中の展示スペースが一瞬現実の風景ではなく映像の続きを見ているかのように美しく印象的でした、最初の掴みの演出から見事でやられました。

 

振り返ると扉はすぐに閉まって、

 

入って先ず天井を見上げると

木製の複葉機の骨格、

1920年、今から約100年前にイタリア人パイロット、アルトゥーロ・フェラーリンがイタリアから日本まで飛行したという木造プロペラ機「アンサルド SVA-9」の実物大レプリカ

 

SVAは設計者であるウンベルト・サヴォイアのSとロドルフォ・ヴェルドゥツィオのV、そして製造会社アンサルドのAの3文字から、

 

サヴォイアで思い出されるのはジブリのアニメ「紅の豚」ですが、劇中ポルコの元戦友として登場するフェラーリンのモデルになった人物こそがこの機のパイロットだったフェラーリン。

 

ドメニコ・ティントレットによって描かれた伊東マンショの肖像、

日本史の授業を思い出す天正遣欧少年使節、当時教科書見てマンションとかよく言ってました。

 

横に立っているのは伊東マンショアンドロイドロボット、シグネチャーパビリオンの石黒浩教授とのコラボによるもの。

 

来年2026年に次回冬季大会として開催されるミラノコルチナオリンピックの聖火、

もうすぐですね。

 

ヤゴ の「循環器系」

ヤゴといってもトンボの幼体ではなくJagoで作者の名前、

円形に配置された30個の白いセラミック製の心臓、ひとつひとつの心臓は形が異なっており鼓動を打つ一連の動作を再現しているのだそう、

 

その製作過程も凝っていて、まず粘土で形を作りそれをいったん3Dのデジタルアニメに落としこみ、そこから抽出した30フレームをエナメル加工した陶器の心臓に仕上げたものだそう。

 

オリアナ・ペルシコの 「pneumOS」

都市の呼吸をシミュレートする呼吸バッグ、

 

ペコペコとこちらは本当に物理的に鼓動を打っていました。

 

ダイバータ トカマクテスト

宇宙船の着陸艇のようなミニチュアですがそうではなくイタリア・フラスカーティのENEA研究所で建設が進められている超伝導トカマク型核融合実験施設のミニチュア。

 

ウンベルト・ボッチョーニ「空間における連続性の唯一の形態」

人体の運動の連続性を表現したというこの前衛的なブロンズ像は20セントユーロ硬貨の裏面に描かれているほか、

映画にもなったレーシングシミュレーションゲーム「グランツーリスモ」の世界選手権、FIA GTチャンピオンシップファイナルのトロフィーのデザインにも採用されています。

 

 

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