紫は 水に映らず 花菖蒲
―高濱年尾
この週末は
二週間ぶりに
“京都宅”へ出かけた
由美ママですが、
↓↓↓
*水路閣 風吹き抜けて夏に入る!南禅寺参詣&修学院“高級和牛専門”焼肉店【はつだ】にて肉食獣の夕餉 (2012年5月23日号他)
梅雨入り宣言後の
翌日曜日は、
雲空の下、
水無月の花“花菖蒲”を愛でたく
【平安神宮】http://www.heianjingu.or.jp/
へと行きました
↓↓↓
*君想う平安さまの臥龍橋 梅匂い立つ春寒し朝・・【京都平安神宮】オフシーズンの静かなる「神苑」散策 (2011年2月22日号他)
【平安神宮】「西神苑」“花菖蒲
”
この
“花菖蒲”観賞は二年ぶりですが、
*おのつから置そふ露の玉かつらかけて千世へん菖蒲草かも・・日本古来2百種2千株の花菖蒲『平安神宮』 (2010年6月14日号)
*あやはあざやかなり・・・初夏の花 優美なる“あやめぐさ” (2009年6月3日号)
今年も変わらず
【平安神宮】「西神苑」白虎池の畔には
2百種2千株の“花菖蒲”が咲き誇り、
池の水面には“睡蓮”が
浮かんでおりました
さて、
「何れ菖蒲か杜若」とは、
“菖蒲(あやめ)”も“杜若”(かきつばた)」も
同科の花で
区別しにくいところから、
「どれも優れていて選択に迷うこと」
の喩えですが、
その出典は、
平安時代に遡り、
「太平記二一」に
源頼政が妖怪・鵺(ぬえ)の退治で
近衛天皇より
“菖蒲前(あやめのまえ)”という
美女を賜わるに当たって、
同じような美女12人の中から
“菖蒲前”を当てるよう命じられ
その時
「五月雨に沢べのまこも水たえていづれあやめと引きぞわづらふ」
と歌を一首詠みますが、
この歌は
「文目(あやめ:区別)も分かず」
と言うことを“菖蒲”にかけて、
“菖蒲”と“杜若”の花の区別が
紛らわしいように
美人ばかりで見当がつきません・・・
と言う意を込めて詠まれたのですが
近衛天皇は
さすが歌の名人と感服され
菖蒲前をお下げ渡しになったとされ
その一首に由来します。
また、
“あやめ”の語源は、
古来では
中国から渡来した女性を
“漢女(あやめ)”と呼んだのですが、
その“漢女”のようにたおやかな草
と言う意味で
“あやめ草”と呼ばれたとされています。(和訓栞)
「西神苑」白虎池に群生する“花菖蒲”&“睡蓮
”
↓↓↓
↓↓↓
↓↓↓
↓↓↓
↓↓↓
↓↓↓
↓↓↓
↓↓↓
↓↓↓
↓↓↓
↓↓↓
“蒼龍池”にかかる石の“臥龍橋”に立つ由美ママ
↓↓↓
この時季、京都での“紫陽花
![あじさい](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/056.gif)
![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
![桜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/095.gif)
初夏には“花菖蒲
![菖蒲 あやめ](https://emoji.ameba.jp/img/user/ha/happycookie/133581.gif)
![睡蓮](https://emoji.ameba.jp/img/user/pe/pew/1742333.gif)
見事に咲き誇る
【平安神宮】の「神苑」ですが、
由美ママは
三年前の秋に
永遠のお別れをしたみどりさんを
*君がさやけき瞳の色も 君紅の 唇も 君が緑の 黒髪も またいつか見んこの別れ・・みどりレクイエム (2009年9月8日号)
![菖蒲 あやめ](https://emoji.ameba.jp/img/user/ha/happycookie/133581.gif)
![菖蒲 あやめ](https://emoji.ameba.jp/img/user/ha/happycookie/133581.gif)
![菖蒲 あやめ](https://emoji.ameba.jp/img/user/ha/happycookie/133581.gif)