ワッツ インサイド

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もし誰かと入れ替われるとしたら…?

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

いわゆる体入れ替えもの、ボディスワップというやつだ。

めっちゃ昔、中学生の男女が階段から落ちたら中身が入れ替わっていたという尾道舞台の映画があったな。

その系統、でもこういうアイデアってコメディディ要素満載だけど考えてみたらめっちゃ怖いシチュエーションだよな。

 

翌日に結婚を控えたカップルの婚前祝いのパーティに大学時代の友人が集まった。

そこに後から遅れて来たフォーブス(デビッド・トンプソン)が謎のアタッシュケースを出し、人狼ゲームをやろうと言い出す。

なんでもそのアタッシュケースはフォーブスのチームが5年かけて開発した人間の中身を入れ替えるマシン(怪しすぎるし設定が雑過ぎる)で、誰が誰に入っているか当て合うゲームだという。

パーティに集まった8人が互いに入れ替わり、はじめは戸惑う仲間たちだったがやがて今までくすぶっていた嫉妬や確執、片思いなどが表面化していき次第に混乱していく。

そんなこと思ってたん?って今まで知らなかった真実や欲望が露わになったらそうなるわなってやつだ。

 

そんなとき、ある二人が中身が入れ替わっているというシチュエーションに興奮しちゃってバルコニーでエッチを始めちゃう。

エッチが盛り上がり二人はバルコニーから転落死してしまう。

二人が死んだことにより、死んだ二人の本当の中身(誰かの身体に入っている)の戻り先がなくなってしまう。

パニックになるものや新たな身体で人生をやり直そうとするものなど、パーティーは大混乱になっていく。

 

 

 

うーん、お手軽なシチュエーションでなるほどという展開なんだが、展開が早すぎて誰が誰に入っているのかついて行くのが大変だった。(正確について行けたか自信がない)

登場人物は8人だけど、中身が入れ替わっているのでキャラクターと名前が一致しないんだよ。

そういう意味で単純な映画ながら難解さが一段も二段もハードルが上がってるように思う。

人が入れ替わる装置って怪しすぎるし、おれならそんなゲームは拒否したいとこだけどみんながやろうっていうと流されちゃって渋々やっちゃうだろうな。

そもそも八方美人だし、場の雰囲気壊したくないし…

乗り気じゃないのに結局参加しちゃって、暴走して混乱の張本人になっちゃうような気がしてならない。

誰かになりたいという願望は少なからず誰もが持ってると思うので、もし自分なら…と考えながら観ると面白いかもしれない。

 

  鑑賞メモ:NETFLIX