ジョン と ピッカータ
「ハ~ィ ジョン!」
「うわっうぉ ピッカータ!」
って、あんたら、なに人やねんっ。
人じゃ、ありませんって。
料理ですわ。
「今日は何か、リクエストありますかあ?」
「チキンのピカタが食べたいです」
「あっ、ジョンね。了解」
ひと月とちょっと、ほぼ毎日。
産後の娘宅への、食事のデリバリー・サービスを
ちゃりちゃりやっていた時のメールです。
ピカタは、ご存じイタリア料理〔PICCATA ピッカータ〕
塩・胡椒で下味をつけた薄切り肉に、小麦粉をつけ
粉チーズを加えた溶き卵をたっぷりからめて、ソテーした料理のこと。
結婚したばかりのころ、作っていました❤何回かね。
その後は、あんまり作ってませんが。
25年前に、韓国料理と出会ってからは
もう、ジョン、ジョン、ジョン。
ジョンとは、漢字で〔煎〕と書くように
いろいろな野菜や魚貝、肉類、豆腐などに粉を薄くまぶし
溶き卵をくぐらせて、ごま油でじっくり焼く料理法のこと。
卵は、中身が透けて見えるくらいに薄くつける。
韓国の冠婚葬祭には、かかせない料理。
エホバッ(韓国のズッキーニ)のジョンは
日本でもかなりポピュラーになりました。
料理教室 GINGAMOM's COOKING の 韓国料理シリーズでも
いくつか取り上げています。
人気は、しし唐辛子に味付けした牛ひき肉を詰めて焼いたものや
牛ひき肉と豆腐を混ぜて味付けして
青紫蘇または、えごまの葉に包んで焼いたジョン
エリンギやメカジキのジョン。
粉をまぶす時に、茶漉しを使うと薄くきれいにつけることができて便利。
あと、卵をくぐらせて焼くときに、フライパンにごま油をしき
十分に温まったら一旦火を消して、ジョンの具材をすべて並べたところで
再度点火して焼く、というのも、ポイント。
タレは、松の実の粉を加えた酢醤油でいただくのが、正式な食べ方。
とても上品な料理です。
「イェ~イッ ジョン!」
「うゎっ ジ(チ)、ジミー やんか!」
ジョンは知らなくても
チジミなら知っている人は多いですね。
もう日本の食卓でもお馴染み。
韓国版お焼き、お好み焼きのチジミも、ジョンの仲間。
やはり、鉄板などで焼いたものという
《チジム》の方言が《チジミ》です。
韓国で注文するときには
《チジミ》と発音するより、最初の《チ》は弱く、むしろ《ジ》の発音で
《ジ・ジミー》といったほうが、わかってもらいやすいですよ。
ジョンをいくつか紹介します。
ちょっと変わったジョンを。
「オクラ・長芋・舞茸・ズッキーニのジョン」
いろいろな野菜やきのこでどうぞ、作ってみてください。
「鶏胸肉のジョン~韓国風ピカタ」
酢醤油をつけないで食べられるように
溶き卵を味付けして、たっぷり!からめて焼いたジョンです。
冷めてもおいしいです。
お弁当にもピッタリです。
孫娘は、卵の部分をはがして食べるという暴挙に出ますが
そっ それは止めていただきたい!
詳しいレシピは、クックパッドでどうぞ。→ http://cookpad.com/recipe/1581702
http://cookpad.com/recipe/1581844
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融合 YUGO
「ばあば、きょうは あめがすっごくふって たいへんだから
ばあば かぜなおったのに またあめにぬれたらかぜひくから
おそとに でちゃだめだよ」
と、お昼に電話がかかってきた。
でも、フラだけはいかなきゃ!と思っていたのに休講!
だというので、雨風がちょっと治まっている間に図書館までチャリチャリ。
予約待ちで八人目だった本を、二か月ちょっと待ってやっと借りることができた。
NHKの番組で一度見て、とても気になっていた女性の本。
大切な人に元気をあげたい《青山有紀の幸せレシピ》
今、旬の若い美人料理人なので、みんな知っているのかも。
素材にこだわり、化学調味料を使わない、ほっこりできる料理らしい。
京都出身ということで、「京のおばんざい」の店も、中目黒で開いているそう。
彼女の祖父は韓国人だそうで、ずっと前に一度見た番組では、コチュジャンをとってもうまく和食と合わせていたので納得。
「ほんっとにいいお嬢さんねえ。そりゃあ、だれからでも好きになられるわよっ」
なあ~んちゃって、仲人が趣味のおばちゃんみたいな感想を抱いたもんです。
おばさま&マダムたちには、物足りないだろうけれど
(私もかなり物足りませんでした、実は。
お茶碗とお椀の位置が逆だったりで、なに、これ?とか思ったりしましたもんね)
「大切な人に元気をあげたい!」
という、料理の核心は、みんな、もう忘れているかも?なので、
ひょっとしたら、新鮮な「大切な人への愛」を取り戻せるやも!
今日のテーマは、ずばり「融合」
お薦めする本は、ここからです!
《ニューサラダブック プロがつくるアイデアサラダ174 柴田書店》
写真のグリーンの表紙の本です。五年前に出版された本。
フレンチ、イタリアン、日本料理、中国料理、フュージョン料理、エスニック料理のプロ8人が紹介する、魅力的なサラダの本です。
かなり読み応えあります。う~ん、プロやねえ!
《YUGO 料理とソースの新しいスタイル 柴田書店》
今手元にないけれど、ちょうど十年前に出版された、
「ジャンルを越えた味を追求する美味しい融合」のバイブルともいえる本。
ここから、料理は変わった!ともいえる、エポック的な本です。
いろいろな人にプレゼントした本です。
図書館ででも借りて見てみてください。
参考になれば→http://www.shibatashoten.co.jp/detail.php?bid=00589600
そしてもう一人紹介。
パトリス・ジュリアン
モロッコ生まれのフランス人。
アジア料理とか、フランス料理とかが、うまく融合された、素敵な料理とライフ・スタイルを提唱し続けている男性。
ブログあります。英語と日本語、両方で書いてあってよいです。
参考にどうぞ。→http://patricejulien.cocolog-nifty.com/blog/
考えてみたら、ロコモコ丼だって、タコライスだってフュージョン料理だし、マレーシアのニョニャ料理も「中華料理とマレー料理の幸せな結婚」
時代は、YUGO ですね☆
すごい暴風です。
マンションが揺れている。
強風なので、咲いたばかりのピンクノウゼンカズラの花は切って、イッタラのグラスに飾った。
鉢は今、横倒し。
みな様、気を付けてくださいね。
夏の名残野菜と 「手拭いのはんかち」
遅い夏休みを取った娘が、車で遠路、岩手に行ってきた。
「はい、早めの誕生日プレゼント」
と、その日が開店日だった、陸前高田の仮設店舗で買った
《手拭いのはんかち》 と
陸前高田在住作家さんの素敵な三島風の角皿をプレゼントしてくれた。
それと八幡平の産直販売所で、娘の友人が買ったくれたという野菜いろいろ。
穂紫蘇に茗荷、ピーマン、隠元、とうもろこしにオクラ。
どれも新鮮で、驚くほど安かったそうだ。
小岩井の発酵バターに、巖手屋さんの南部せんべいも。
なんといっても可愛いのが《手拭いはんかち》
たくさんの猫たちが手に手を取っている。ちょっと猫背。
「みんなの力で日本を元気に!」と三か所に書いてあって、真ん中に日の丸。
だから、写真で紹介したくて、一品作りました!
「茗荷・紫蘇の実・長茄子で 夏の名残野菜漬」
オリーブ油(胡麻油でもよい)を少し加えています。
米酢を少し入れると、即席漬も味がしまりますよ。
あと、塩もみするときに、きび砂糖も加えると、塩の分量が少なくても水気が出やすくなります。
胡瓜の即席漬のときにも、同様にしています。
レシピは、クックパッドでどうぞ! →http://cookpad.com/recipe/1576148
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