脳の機能を阻害する物質

こんにちは。

自分を大好きになる

生活習慣改善コーチ

ジェニーです

今日は、まだ書けていなかった、
私がお酒を辞めたときの話を
書きたいと思います。

以前はかなりお酒が大好きで、
お酒を辞めるなんて信じられない、
好きな食べ物はビール！
ぐらいに思っている時期もありました。

若いころは飲み過ぎて
記憶をなくしたり、
失敗の数々もあったけど、

30代になると、無茶な飲み方はしなくなり、
お酒はストレス解消と
人間関係をスムーズにするツールになり、

やがて健康志向に目覚めたため、
40歳になる頃にはナチュラルワインなんぞを
嗜むようになったりしていました。

そんなわけで、お酒を辞めたきっかけは、
お酒が原因で生活に支障が出るとか、
健康に悪影響があるとか、
そういう問題があったわけではありませんでした。

それは、私が「鉄ミネラル」を知って、
タンパク質と鉄分を摂るようになって数カ月後。

パンデミックがやってきました。

未知のウイルスにどう対処したらいいか分からず、
「不要不急の外出は控えるべき」という方針が国から出され、
特に大人数でお酒を飲む席は、めちゃくちゃたたかれたよね。

そんなわけで、まぁ、自然と
お酒を飲む機会がなくなりました。

当時、私は栄養が整ったおかげで、
それまでできなかった事が
サクサクできるようになり、

これが栄養が足りてるって事か～！！
と頭の中のモヤが晴れたような、
全てが新鮮で、全てが楽しく、
全てが美しく見えました。

そういう状態になると、

「お酒を飲みたい」という発想が、
一ミリも思いつかないんですね。

ってことは、
それまで好きで飲んでいるつもりだったけど、
頭のもやもやや、身体のだるさ、
人間関係の緊張感など、
それらをごまかす為に飲んでいたんだなぁと
今では思います。

ちょうどそんな折に、
「ソーバーキュリアス」という言葉を知りました。

「ソバーキュリアス（Sober Curious）」とは、
お酒を飲める人があえて飲まないこと、
あるいは少量しか飲まないことを言う。
またそのような人やライフスタイルのことを指す言葉

シラフこそクール　あえてお酒を飲まない「ソバーキュリアス」が注目を浴びる理由とは欧米のミレニアル世代を中心に、トレンドを巻き起こしている「ソバーキュリアス」。心身の健康を保つために「あえてお酒を飲まない」というスタイルだ。その概念が生まれた背景や企業の取り組み、日本での流行の兆しについて解説する。

eleminist.com

だそうです。

その言葉を知った時に、
「ああなんだ、お酒って、

　別に飲めるからって飲まなくてもいいのか。」
って気づいたんです。

例えばお酒の席で、
体質でお酒が飲めないとか、
お酒が好きじゃないとか、
運転しなくちゃいけないとか、
明日朝が早いとか、
なんらかの理由があれば飲まない人がいるのは普通だけど、

体質でお酒が飲めるし、
別にお酒が嫌いなわけじゃない人は、

飲まないという選択肢はない。

と思い込んできたけれど、

お酒が飲めるからと言って、
別に飲まなきゃいけないって決まりはないのか。

って気づいちゃったわけです。

そして、それに気づいた瞬間、
私があれだけ苦労して辞めたタバコと
アルコールが同じ構造になってるんやって、
直感的に繋がりました。

タバコを吸うのが「かっこいい」
かのようなイメージを作り、
まずい、臭い、身体に悪い物を売り、
依存させて継続購入させて儲ける。

お酒も、一緒なんや。と。

ナチュラルワインだろうが、
オーガニックビールだろうが、
杜氏とか、テロワールとか、
ソムリエとか、年代物とか、
かっこいい、価値あるもの感出したところで、

アルコールは、アルコール。

脳の機能を阻害して、
酩酊状態にさせる物質を
おしゃれに演出して依存させて、
儲けてるだけなんやと。

まぁ、もちろんですね、
こういったものって「程度」の物なので、
お酒そのものを悪く言うつもりはないです。

脳の機能を阻害して、
軽く酩酊状態になるのを楽しむのも、
山へ登って筋肉痛になるのを楽しむのも、
スプラッター映画を観て恐怖を楽しむのも、

社会のルールのもと、程度を心得て、
自分のコントロールできる範囲でやるなら、
それは大人の遊びです。