こんにちは。

 

自分を大好きになる

生活習慣改善コーチ

ジェニーですハムスター

 

 

 

 

昨日はカラスマ大学というNPO法人の開催する、

京都大学大学院農学研究科 准教授の岸野先生の「科学カフェ」

 

 

 

に参加しました。

 

 

タイトルは「腸内細菌に生かされている、わたしたち」

だったのですが、内容は思っていたのとちょっと違っていました。

 

 

 

研究者と一般人の視点の違いが浮き彫りになった感じで、

とても興味深かったです。

 

 

 

 

お話の内容は、研究者が普段どのような部分に着目をして研究し、

商品化・製品化に繋げて社会に役立てているのか?という内容でした。

 

 

 

このお話で面白かったのは、

 

 

「どの菌が体にいい働きをしているかを突き止めて、商品化しました。」

 

「この菌の作るこの成分がいい働きをしていることを突き止めて、薬を作りました」

 

 

という研究成果を色々と聞かせてもらって、

 

 

最後の質疑応答で、「どうすれば腸内環境が良くなるのか?」

という質問に、腸内細菌の専門家は答えられなかったことです。

 

 

 

けっして先生をディスっているわけではなくて、

すごく正直で、よくわかっているからこそ、そう答えられるんだと思います。

 

 

 

たとえばヨーグルトや発酵食品に含まれる

「体にいい」と言われている乳酸菌やビフィズス菌を食べたところで、

ほとんどは胃酸で死んでしまう。

 

 

色々と工夫をして(チョコレートに包むと、生きて腸に届くので、乳酸菌チョコという商品があります。)

なんとか腸まで届いても、腸内細菌叢は大所帯。

その人の腸内の環境で現在のさばっている勢力が、そう簡単に仲間に入れてはくれません。

 

 

その菌が既存の腸内細菌叢との相性が良かった場合、

何度も何度も同じ菌を届け続けると、やっと受け入れられて、

腸内細菌ファミリーの一員になれる。

でも、その環境でどれぐらいその菌の力を発揮できるかはまた別。

 

 

そんな感じらしいです。

 

 

「何を食べたらいいんですか?」

 

 

という質問に先生も辟易されて、

「食べ物で腸内細菌叢を変えようっていうのは、難しいです」

 

 

 

と何度もおっしゃっていました。

 

 

 

先生の発見した菌が入ったヨーグルトが、

機能性食品という認定を受けて販売されているのにね。

 

 

 

もし、自分に合ったヨーグルトを見つけようと思ったら、

3週間同じものを食べ続けて、

変化がなかったら合わなかったと割り切って、

別の商品をまた3週間試してみて…

っていうのを繰り返して探しましょう、ということでした。

 

 

 

へぇ…っにっこりて感じですよね。

他の参加者さんたち、みんなちょっとがっかりされていたようでした。

 


どうしたら腸内環境が良くなるのかを聞きたかったのに、

難しい話をたくさん聞いた結果、それは難しいですという結論に至ったからね。

 

 

 

腸内細菌へのアプローチは、

 

プロバイオティクス

プレバイオティクス

シンバイオティクス

ポストバイオティクス

 

とどんどん研究が進み、新しいアプローチ方法も考えられている。

おそらく、それらの研究には巨万の富が投じられているだろう。

 

 

でも結局、知らないんだ。

どうやったら健康になれるかを。

 

 

だけど、視点を少し変えると、

私たちにできるアプローチが見えてくるよ。

 

 

明日は、そのヒントになるような講座を受けた話を書くね。
 

 


 

本日も、お読みくださりありがとうございますチューリップ


 

 

 

チューリップ自己紹介シリーズチューリップ

 

旧帝大にまで行った私が、パン職人になった経緯はこちら。

【自己紹介①】 拗らせ高学歴女子、食習慣改善で脱ピルに成功

パン職人だった私が、ライフコーチになった経緯はこちら。
【自己紹介②】婚活と鉄分注入が私を天才に変えた

 

私のライフコーチとしての心構えについてはこちら

【自己紹介③】こんがらがりをほぐしたいという切なる欲求のままに

 

 

 

 


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