【懐かしの昭和】フラッシャー付き自転車 |  おおむね日刊 ★ 狐のブログⅡ

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  今週は「札幌記念(G2)」「CBC賞(G3)」です。

 さて今日は、懐かしの昭和記事。30年代~40年代生まれの方だと記憶にあるかもしれません、「フラッシャー付き自転車」のご紹介です。 「流れるテールライト」や、「ディスクブレーキ」「10段変速」「スピードメーター」など、恐るべき装備の自転車が一世を風靡しました。この後、本物志向に移り、マウンテンバイクやロードマシンなどが流行る前のことでした…

 
基本的には、こんな感じの自転車かなぁ?
フレームに付いた、空気入れが懐かしいです。この写真のモデルは、割とおとなしい感じのものですね。だいたい昭和43年頃に登場したらしいです。

【日本自転車文化センター記事より】光の流れによる方向指示器やフォグライトとサイドライトのついたデュアルライトや点滅式のテールライトを搭載した電子フラッシャー付自転車が登場したとのこと。スピードメーター・10段変速・フォグランプに加え、電子フラッシャーの光と音によって、左から右へと方向を指示する仕掛けが子どもたちの心を魅了し、爆発的な人気を呼び、普通の自転車に電子フラッシャーを自分で取り付けるためのパーツも売り出された。
 
「音」って記憶にないんですが、やはりピロピロピロ~なんて感じで鳴るんですかね?
経験者の談求む(笑) さて、当時のこの手の自転車は、そのハイテクな装備?の数々も、中々に凄かった。スーパーカーブームに乗じて、こんな変速機のデザインも現れた。
 
 
「サーキットの狼」にでも、影響されたのでしょうか?(時代は、どっちが先かよく判りませんがwww)、だいたい実際の自動車に付いてる装備のデザインに影響されてますね。さて、その肝心なフラッシャーはこんな感じ…(実際のカタログだそうです…)
 
さて、このフラッシャー自転車は、各メーカーの過激なまでの開発競争を生み、次々と「限りなく自動車に近い」パーツが開発されて行きました。ディスクブレーキ→オイルディスク→Wディスクとか、フォグランプやリトラクタブル?!ライト付きとか…、そうそうスピードメーター付けると、抵抗が大きくてペダルが重たくなったのを覚えてます(笑)
そういった、装飾品満載の自転車ブームの反動からか、飾り気のないシンプルなフォームの自転車が増えはじめ、いつしかフラッシャー自転車は自然消滅の道をたどり始めます。

さすがに、現存するものは無いと思いますが…昭和って、こういうものでも鉄や金属製のパーツを使うので、サビだらけになっちゃうんですよね。懐かしい自転車の話でした。
                                                by sakura-kituneo


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