6,レース条件別予想(重賞)
7)秋期重賞(10月~)
10月ともなると朝晩ぐっと冷えるようになり、汗をかきにくいタイプの馬は仕上げにくくなります。目標を秋に置くA級馬にとっては秋競馬が本番、基本的にG1の予想を組み立てる際には順調さとローテが重要になります。
一方でローカル競馬を使いそこなった馬は、秋の裏街道重賞に目標を切り替えてくるので、この手の馬を見出すことは(特に3勝級ローカル戦などでは)重要なポイント。またG1のトライアル戦が多く開催されるので、馬券的にはあまり深入りしたくないレースが多くなりますw
【毎日王冠は王道を歩んできた馬】
毎日王冠は府中千八ということもあって、マイラーから中距離のA級馬にとってとても使い勝手の良いレースです。有利不利があまりないコースで力量馬が集まるので、安田記念や中山記念などの格上位馬を狙うのが基本。例外はありますが夏のローカルからの転戦組は軽視、注意すべきは菊花賞回避のクラッシック級3歳馬です。
【オールカマーは牝馬に注意】
牝馬の連対率が異常に高いレースだが、秋3週目と言えどもスピード優先の中山二千二百古馬戦ということが影響している。秋のG1ステップ戦に替りA級牝馬が使いやすくなったことと、別定斤量の影響も大きく各馬の斤量差には要注意。休養明けの馬も多く、少々大きく買いに出にくいレース。
【2歳トライアル戦は、現時点のスピード比較】
「サウジアラビアRC」「アルテミスS」「ファンタジーS」「デイリー杯2歳S」などの2歳トライアル戦は、現時点でのスピード能力完成度を比較するだけなのですが…やはり経験少ない若駒のレースなので、経験も少なく輸送も未経験な馬が多いので馬券は買い控えるほうがベターかなとは思います。強いて上げれば、コース経験馬と遅めのデビュー馬が要注意かな。
【秋華賞は春の上位馬が強い】
オークス上位着順馬が順調に夏を越しているなら素直に信用して良いレース。トライアルを上位人気で連対級好走しているのなら更に堅い軸馬になるが、注意すべきは(菊花賞も同じだが)条件戦快勝組。古馬2勝級を快勝なら3歳OP級、古馬3勝級を快勝なら3歳重賞級に匹敵するので上り馬の判断の目安に。
【菊花賞も春の上位馬が狙いだが…】
菊花賞も秋華賞と同じく春のクラッシック上位馬が強く、秋順調にトライアルに使ってくるようなら更に信頼度が上がる。牝馬と違い外回り三千なので枠順関係なく狙えるが、注意すべきは血統背景と騎手の長距離実績及。ひも荒れしやすいレースなので、前走条件級を快勝してきた馬には注意(牝馬と違い、成長遅れの素質馬は牡馬に多い)
【スタミナ比べのアルゼンチン共和国杯】
府中二千五百は先行馬殺しのスタミナコースなので、上り最速系でなくとも消耗戦に強い古馬を狙うレース。重賞未勝利馬でもハンデ差と適性で上位に食い込めるので、穴狙いが出来る。スタミナと左回り急坂適性を第一に考えたい。
【マイルCSは上り最速系】
秋の京都最終週開催の外回りコースなので、上り最速系の差し馬を狙うレース。過去のマイル実績比較は当然としても、持ち時計や上りラップをどのレースで計測したかが重要で過去の相手関係は必ず確認したい。
【福島記念】
逃げか捲りか極端な脚質が連対して、前走傾向も人気順も斤量傾向もはっきりしない予想家泣かせのレース。他のローカル戦に同じく巧者が狙ってくる重賞なので、多少斤量が重くとも前走中央重賞を使ってきたような力量馬がこっちに回ってきたら一応狙いが立つ。三場開催なのでテン乗りが多くローカル上手な騎手が乗ってきたら穴に一考。
次回は暮れの重賞、重賞個別コメントの最終回です。




