6,レース条件別予想(重賞)
1)初春期重賞(1月)
春は3歳クラッシックレースを中心とする重賞群が連なり、3歳限定戦重賞が多数を占める特別な時期。春のG1シリーズとして、古馬は天皇賞(春)や大阪杯・高松宮記念などが施行されます。近年は海外遠征時期と被り、サウジやドバイ遠征馬は国内重賞をステップ戦として戦うため、フェブラリーS(ダート)や大阪杯・天皇賞など出走頭数の減少やレートの低下傾向のG1も増えてきました。ステップ戦が多いので、A級馬の仕上がりや調子、時期を合わせて使ってきたのかレース条件に合わせて使ってきたのかの判断と目標レース(除外含む)はどこかが判断材料の一つになりそう。
【中山金杯は重ハンデ上位人気馬、京都金杯は内枠の軽ハンデ馬】
中山金杯は前年の暮れから連続の中山開催となり、タフな馬場コンディションになりやすいので持続力のある脚質の経験豊かな力量馬が連対しやすいレース。過去20年の連対馬の70%は上位5番人気内の馬であること、平均ハンデは57㌔以上(旧ハンデ制補正済み)であることは頭の片隅に入れておきたい。
京都金杯は阪神からの開催替わり初日となるので、馬場コンディションが良く内枠天下の傾向が強いことと調整途上の馬が多く馬体重の重い馬は苦戦傾向であることが特徴。1番~3番人気の馬よりも4番人気以下の馬の連対数が多く中山と真逆の傾向で、軽ハンデ馬の活躍が多い。マイル系の馬が選択できるレースが(牝馬限定含む)春は多いため、条件馬や格下馬が挑戦しやすいハンデ戦であることが理由。
【穴のシンザン記念、軸狙いやすい京成杯】
共にクラッシックステップの3歳限定戦だが、時期的にA級馬の出走がほとんどなく素質優先の狙いで行けそうなのですが…シンザン記念は過去1番人気馬の勝率が悪くひも荒れならぬ軸荒れのレースが多い。絶対人気で勝ったのはアーモンドアイくらいで、単純にマイル適性の高い関西馬を狙うほうが良い結果になりそう。
京成杯は皐月賞と同じコースであるとか、ダービー馬を輩出したりとかの理由で注目されつつあるが、基本的には遅れてきた素質馬を狙うレース。キャリアが浅くても折り合いの付けやすい性格でスタミナ豊富な馬狙いが正解だと思う。
【日経新春杯は斤量有利な4歳馬、AJC杯は巧者の高齢馬に注意】
どちらも初春の長距離ステップ戦ですが、日経新春杯はハンデ戦・AJC杯は別定戦の違いがあります。時期的に有馬記念組や秋のG1を走ってきた馬は休養させる時期でメンバーが薄くなりがちなので、日経新春杯はハンデ有利な明け4歳馬と裏街道組のステイヤー古豪狙い。対してAJC杯は斤量面で差が付きにくく手頃な距離なので、有馬未出走組や(中距離馬含む)休養明け始動戦にするA級馬がいれば軸にしやすい。6歳以上の古豪狙いもあり。
【プロキオンSは実績馬重視】
以前小倉開催だったプロキオンSとは別物で、フェブラリーSの前哨戦としてお馴染みだった東海Sの後継重賞。賞金別定のダートG2戦なので、明け5歳か6歳の力量馬(少なくともOP・L勝ちか重賞連対級)狙いが筋。京都千八はトリッキーコースなので騎手も重要。
メンバーが手薄になりやすくA級馬が調整時期に入る時期なので、特に野芝急坂小回りコースの中山は「コース巧者」に注意したいところ。1月開催だと、OPのカーバンクルSや迎春Sも似た傾向が散見されますので「荒れた馬場の中山は巧者狙い」と個人的に思ってます。
次回は2月の重賞を予定しています。ではまた♪



