秋の大一番に向けたステップ、ダートハンデ戦…シリウスS(GⅢ)
こんばんは、管理人の狐です( ´_ゝ`)ノ
明日は、中京でダートの中距離ハンデ戦「シリウスS(G3)」が行われます。今年は中京千九コースが使われますが、とにかくベテラン馬の出走が多いレースですが、今年は5歳馬8頭・4歳馬2頭が出走、一気に世代交代成るかが注目です。
【傾向】珍しい中距離ダートのハンデ戦で、今年は例年の阪神二千でなく中京千九なことには注意。前走傾向は、条件組が連対率複勝率ともに優勢で、これに続くのは地方交流戦組でOP特別組が続く。OP級の常連で手頃なハンデの馬や、ハンデ有利な重賞常連組あたりが狙いで前走条件戦なら快勝級勝ち星を持つ中距離ダート実績馬。
【予想】自信度 ★★☆☆☆上位混線
中京千九はスタート直後の坂が難物で、スタミナを要す持続力比べになりやすい。今年はハンデ57キロ以上の馬が8頭と揃い、各馬のキャリア比較を行った。
◎ハピ、3歳時にデビュー3連勝でJDDに挑戦して4着、以降14戦勝ち星が無いまま既に5歳秋になった。末脚は強烈だが重賞は(0,2,2,3)とあと一歩の実績だが、中京ダートは(2,1,2,0)と得意のコース。距離もコースも適性が高く、一昨年のシリウスS2着の借りを返すチャンス。
〇ロコポルティ、14戦目に2勝級を突破したが、その後は凡走が多く6歳になった前々走でようやくOP入りしOP戦も最速上がりで連勝、2戦とも3馬身以上の差をつけた快勝だった。晩成タイプらしく動きも絶好で、57キロのハンデなら初重賞でも期待は持てる。
▲ハギノアレグリアス、屈腱炎による長期休養があり7歳秋でも未だ19戦と馬が若く、復帰後は重賞(2,3,2,4)の実力馬で昨年の覇者。昨年は大外枠で58.5キロのハンデを背負ったが、終わって見れば中団から差して快勝。トップハンデ59.5キロでも底力は侮れない。
△カンピオーネ、美浦所属馬で関東圏を舞台に活躍しているが、前走条件戦を快勝し左回りコースも経験豊富で中京にも実績がある。右回り専用馬に見られがちだが、スタミナ充分でペース不問で末脚が使えるタイプ。55キロのハンデも手頃で前半流れれば面白い存在。
△オメガギネス、前走のOP三宮Sは58キロのハンデだったが7馬身差の圧勝、4歳馬で8戦のキャリアだが(4,2,1,1)と安定性が高い。成長力が高く決め手タイプだが、休養明けで初の中京千九にハンデ59キロで休養明け…過去の成績から盤石とは言えない。
△グリューブルム、距離二千以上が主戦場で、左回りコース(1,2,1,1)も得意。長く末脚を使うタイプで大崩れも少ないが、追い出してからの反応が遅いのが欠点。ただ明日は中京千九、消耗戦に持ち込めるならスタミナが生かされる。