ブログを放置していた我が家にもアベノマスク届きました。おーっ!
あまりにも長い間、ブログを放置してました。なんと死ぬほど仕事が立て込んで、コロナ自粛もくそもなく、家に引きこもっていたのです。フリーライターは元祖テレワークですから。いやあ、この数か月の間に、いろんなことありましたよ。子どもたちは、ようやく学校が始まりましたが、メインは動画配信の授業。ホームルームだけはZOOMのリアルタイムですが、これも一方向だけですな。わが家の生物部では、動物の世話はもちろん、トマトやキュウリで園芸を始めてみたりしてますが、高校息子が魚をサバきたいとかいいだして、頻繁に魚屋さんに通っています。ここ最近、魚の値段が下がってて、小さいタイとかソイとか、2、300円で買えたりするんですよ。魚のあつかいが上手くなるには数をこなすしかないんで、まずは包丁の扱い方と、魚の処理の基本を練習しているところ。お気楽なのは毎日遊んでもらえるカメ太くんと、ヒトが怖いクセに、なんとなくヒトがいると安心する保護猫さんちゃんです。それとコロナ関係では、やっぱり知り合いが罹患して入院しましたね。久々に連絡があったと思ったら! 引きこもりながらもコロナの患者さんに関して、いろんな話を聞いたので、また、おいおい書いていきたいと思います。というわけで、我が家にもアベノマスク届きました。おーっ! これが! って喜んでいます。マスクに関しては、布製なんて役に立たないとか言われていましたが、途中で、医療用以外の不織布だって一緒じゃん? ってことが分かってきたようで、そんな論調も消えましたね。実は布製は役に立たないというのが、科学的なデータに基づいているように書かれていましたが、実は、これも実験データはないと思います。単にウィルスが小さいから、布の目を通り抜けるって話なんですね。まあ、その通りなんですが、これ1818年のスペイン風邪(インフルエンザ)の時に、すでにマスクについて、内務省の衛生局が言及しているんです。「東洋文庫778 流行性感冒「スペイン風邪」大流行の記録」 内務省衛生局編 平凡社 ちょっと昔、仕事で読んだ資料です。この資料を読むと、海外からの報告で(おもに欧米の医学者)「ガーゼはマスクの材料としては不完全」とか「バタ、モスリン」製で(バタってなんだ?と思って調べたら、バタークロースってシャツを作る時の布みたい。海外ではクラシカルな素材としてあるようです)「4層なるを要す」とか、「マスクは絶対的価値あるものにあらざれども危険の度を少なくするを以て実用の価値あり」、「水蒸気のかかる時は細菌通過性増進す」「飛沫伝染疾患には総て有効なリ」、「一度使用毎に消毒す」なんてことが書いてあって、なんだもう100年前に分かってんじゃんって感じです。誰だ、役に立たないとか言い出したのは。内務省衛生局では、無菌状態の部屋で独自の実験もやっていて、口に薄めたインフルエンザのウィルスを含んで(凄い実験ww)、いろいろなパターンの会話や咳などで、どれだけウィルスが飛び散るかを計測。会話での危険範囲は4尺、咳は10尺という結論を出しています。この実験のポイントはウィルスを持っている人間が「まき散らすのを防ぐ」のに効果があるということを証明した点ではないでしょうかね。もちろんウィルスと菌を混同して書いていたり、そういう部分はあるんですが、布マスクがある程度、有効ということには間違いないようです。なんだ、昔の人って凄いや! ブログ再開しましたので、気長に気軽に読んでね。P.S. ママがカミュの「ペスト」読んでて笑いましたww流行性感冒 (東洋文庫)Amazon(アマゾン)4,400円ペスト(新潮文庫)Amazon(アマゾン)742円