†学校の内部告白†

ようこそ当ブログへ^^


最近、更新のペースが激落ち君ですが、

のんびり続けていきますのでよろしくですノ

 「目次」をこっちに持ってきてみました。

初めての方、登場人物のことを忘れてしまった方、

おすすめシリーズをまた読みたいという方は、ご利用ください。


クローバー登場人物紹介

 ・アカギ小 (cassis勤務校)

 ・シモカワラ小 (gimlet旧勤務校)

 ・その他

クローバーおすすめシリーズ
 ・大人気!おもしろ教具シリーズ
 ・アカギ小 校長先生VSおばちゃん先生
 ・実録!給食費滞納問題

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だからあれほど・・・

だからあれほど、


Excelで文書は作るな!と言っているのに、


PTA広報委員の保護者が持ってきたPTA新聞の原稿は、

Excelで作っていました。


今から印刷機で印刷するってことでね。


ファイルを開いて、1ページに収まっていることを確認し、

カラーレーザーで印刷して、広報委員さんに渡す。


これを今から印刷機にかけるのです。



・・・中央のテキストボックス、下半分の余白がエラく多いなあ・・・。


と思ってましたが、その人のセンスなんだろうと考えました。


そうですね。

ここでもっと親切に確認していれば、ミスは防げたかも知れません。

でも、それはユーザーの責任ですか?



今日。


同じく広報担当のカワカミ先生から聞いてビックリ。


「ミスがあったから、配るの中止。刷り直しになった」


え?


「大事な文章が消えてたって」


うわぁ!ひょっとして、あのテキストボックス?!


瞬時に悟りました。


急いでファイルを開いてみると・・・


あれ?

もう1行文章があって、ちゃんと表示されてる。

え、これが・・・印刷プレビューでは・・・?


消える!

何で?こんなに余白あるのに?!


ここで確認しておきましょう。

Excel、Wordの致命的欠陥。

画面のとおりに印刷されない


もちろんそんな欠陥は承知してるけど、

これは、まさか消えるとも思わないほど、

十分な余白を持ったテキストボックスだったんです。



さて、刷り直しと言うことでしたが、

両面(片面はミス無し)250枚ほどなので、もったいない。


落ちた1文だけ作って貼ろうと提案しました。

広報委員に声かければ、何人か加勢に来るでしょう。



・・・でもこれ、

インクジェットで1行だけハメ込み印刷したらラクだね。


そう思って、

インクジェットにつながっているパソコンでファイルを開いてみました。


そしたら愕然。


なんと隠れていたのは1行じゃなかったんです。

もう2行分!

しかも、明らかに僕の印刷したものより行間が狭い。

このパソコンのExcelは2003、僕の仕事用のは2007。

バージョンの違いがこんな所にも悪影響を・・・。


広報委員さんは自宅のパソコンでこの原稿を作り、

自宅のプリンタで印刷して、

それを委員長、会長に見せてチェックしてもらいました。


で、データを学校に持ち込んで印刷したら、

Excelのバージョンも違う、プリンタも違う。

当然、印刷結果も違う・・・。


言っとくけど、当然じゃないからね!

普通、こんなことで左右されないんだからね!

WordとExcelだけだから!!


かくして、この騒動となったわけです。



それにしても、

こんな欠陥ソフトがシェアNo.1だってことが許せない。


今、仕事ではWin7+Office2007の組み合わせで使ってるんだけど、

使いにくくてしょうがない。

このバージョンアップでの利点が見えない。

欠点ばかりに日々悩まされてます。

それに引き替え、「一太郎」のすばらしさ。


思いつくたびに「メモ帳」に書きためてるので、

そのうちブログに書かせてもらいます。

節酒の誓い

昨年から、お互い励まし合いながら節酒に励んでいる

教務主任のカワカミ先生と、6年担任のリュウジ先生


夏休みから運動会シーズンに入り、

節酒がおざなりになっていたようです。


そんな先週の木曜日。


リュウジ

 「カワカミ先生。ここらで気合い入れ直さなねぇ。

  忘年会までまた頑張ろうか」


カワカミ

 「そうやねぇ。オレも最近、毎日飲んでるし」


聞き慣れた節酒の誓いに、

僕が口を挟みました。


gimlet

 「じゃ、達成できなかったら、

  忘年会で酒飲まないってのどうですか?」


リュウジ

 「うわ、それキツイね!」


gimlet

 「ウーロン茶は飲み放題です」


リュウジ

 「そうしようか、カワカミ先生」


カワカミ

 「はは、いいね」


リュウジ

 「んじゃ、オレ、日めくり作ってきます。

  1回達成したらめくっていって、ゼロになったら達成。

  ・・・gimletさんもしようか


gimlet

 「へ?」


リュウジ

 「言い出しっぺだしね。一緒にがんばろうや」


gimlet

 「あはは・・・。じゃ、僕の分も(日めくり)お願いします」


ということで、思わず節酒仲間に加わることになりました。

まあ最近、酒量が増えてきたなぁと思ってたから、

ちょうど良い機会です。


翌日。

リュウジ先生が日めくりを3人分作ってきました。

回数は6回分。

忘年会まで6週間ちょっとあるから、週1で頑張れば達成です。

日めくりをリュウジ先生の机の斜め後ろ、職員室の入口からすぐ見える場所に、

3つ並べて画鋲でとめました。

「来週から」

と誓い合いました。



土日のgimlet

「来週から」とは言ったものの、

やっぱ週明けの月曜日にさっそく1枚めくりたい。

というか、たぶんカワカミさんは土日で1回は空けてるはず。

僕も負けられない。

幸い、日曜の夕食はチャンポンだったので飲まずに平気でした。

(チャンポンそんなに好きじゃない&汁物では飲めない)



月曜日。


gimlet

 「さっそく空けましたよ」


ゆっくりと日めくりを1枚めくる。


リュウジ

 「うそ!やるねぇ。いつ空けた?」


gimlet

 「昨日です。ちょうど夕食がチャンポンだったので」


リュウジ

 「そっかぁ。今日ウチ、カレーだから空けよう」


gimlet

 「あ、カレーだったら僕は飲みますね」


リュウジ

 「そう?ま、飲めりゃ何でもいいやね」


gimlet

 「そっすね。・・・カワカミさんは絶対空けてますよ」


少し遅れてカワカミ先生登場。

案の定、さっそく1枚めくり。

金曜日に空けたそうです。いきなりかい!


リュウジ

 「うわー、ちょっと待って。絶対今日は空けるぞ」


夕方。


リュウジ

 「頑張るよ!」


ニヤニヤ笑うあとの2人に見送られながら、定時退校するリュウジ先生でした。



そして今日。


リュウジ

 「・・・飲んでしまった」


gimlet

 「何で!?カレーじゃなかったの?」


リュウジ

 「いや、カレーだったんだけど・・・」


gimlet

 「え、ナマコが出たとか」←リュウジ先生はナマコ大好き。


リュウジ

 「いや、何もなかったけど・・・なんか飲んでしまった」


ダメダメですやん。


リュウジ

 「今日こそ空けよう」


明日休みなのに、絶対ムリだと思うなあ。


先生たちの得手不得手

美しき50代・フジワラ先生(♀)は、

音楽が得意です。

知識ももちろん、ピアノや歌の腕前もかなりのものです。


今年度は「児童生徒支援担当」という担任外の役割をしているので、

各学年で音楽の授業の多くを担当しています。


でも、音楽専科ってわけじゃないので、

出張や休暇などで担任が不在のクラスがあれば、

他の担任外教員と同じく、補欠に入ります。


教務のカワカミ先生

 「フジワラさん。今日の2時間目、2年1組入ってもらえる?」


フジワラ

 「うん、どこも入る予定ないからいいよ。教科は?」


カワカミ

 「図工」


フジワラ

 「いやー!図工はダメ!

  カワカミさんの方が上手じゃない」


カワカミ

 「ダメよ、俺その時間、5年生の国語入るもん」


フジワラ

 「えー!交代しようよ!私が5年に行く」


カワカミ

 「大丈夫だって。もう(絵の)仕上げの段階だから」


フジワラ

 「そんな、私のせいで県展落ちたらどうする?」


もちろん小学校の先生なので全教科教えることはできるんですが、

やっぱり得意分野と不得意な分野ってのはあります。

ピアノも上手くて字もきれいなフジワラ先生が、絵は苦手なんて、

ちょっと面白いです。



で、絵と言ったら、若手のタケシタ先生(♂)は大得意。

学級通信の挿絵とかもパパッと描いちゃいます。

cassisもそんなタイプです)

昔から絵が得意で、大学でも美術専攻してたみたい。

免許状も、中学・高校の教科は美術になってます。


採用3年目、元気いっぱいだけど失敗も多く、

先輩教員や管理職によく注意されてる彼ですが、

美術・図工に関してはウチの学校でイチバンの腕前なんです。



そういえば、cassisが前のアカギ小で同僚だった、タカ先生(♂)

僕の1つ下、色黒で茶髪、

夏の海が似合うけど、

教師には見えないカンジの元気な彼は、

一見「体育の先生」ぽいけど、国語の先生です。


古典とか詳しくて、

「詳しいですね」

と言ったら、


「一応、国語だからね」


と返されたそうな。


そのタカ先生は、書類の字が汚いらしい。

cassis曰く

「子どもみたいな、筆圧の強いカクカクの字」


それを本人に言ったら、

「・・・俺、本気で書いたらすごいよ」


そんなある日、

書写の授業をしているタカ先生のクラスを覗いたら、

水書板(※過去記事→「おもしろ教具-06 」)に書いてある文字が・・・




え、どこから持ってきたお手本?




あとから聞いてみたら、

「だから俺が書いたんだって!」


やっぱり国語の先生です。

プリンタのトラブル 二者二様

cassis勤務校・ウエノ小のお話


ウエノ小の保健室には、

インクジェットプリンタはあるけど、

カラーレーザープリンタはありません。


そりゃそうだろ。


でも、「保健室つうしん」を全校児童分(30人くらい)

カラーで刷ってる養護教諭のイズミ先生は、

カラーレーザーでシャシャッと出したいらしい。


そんな彼女。


今日もインクジェットで印刷かけながら、


「このパソコン、

 カラーレーザーのドライバ入っないのかな?」


登録されてるプリンタの一覧を見ようとしていたようです。


ところが、どこを操作したらいいかよくわからず、

あれやこれやと迷っているウチに・・・


「cassisさん!印刷が止まった!」


突然のヘルプに、保健室に向かいながら状況を聞く。


なるほど、

どこか別のトコさわってジョブ止めたか消したかな?


ところがイズミ先生。


「プリンタが怒ったんだわ」


「へ?」


「私が『遅い』とか言って、他のプリンタ探し出したから、

 怒って止まったんだわ。きっとそう!ヽ(;^Д^)ノ


んなわけあるか^^;;



そのあと職員室で仕事していると、


「ああっ!cassis先生、

 プリンタが止まっちゃった!」


と、ナミ先生


「何かメッセージ出てます?」


座ったまま応対する私。


「え、えっと・・・黄色のインクが・・・ふ・・・『不足しがちです』


現代人の食生活かっ☆ヽ( ̄Д ̄


「あ、『不足してます』だった」



こんな人たちのおかげで、毎日楽しく過ごしてます;;

お母さんじゃないんだから・・・

給食時間。


職員室組(担任以外の職員)は職員室のテーブルを囲んで食べるんだけど、

養護教諭のイチカワ先生は、なかなか一緒に食べられません。



何でって。



授業が終わって給食準備中という、

当番の子以外はやることのない空白時間に、

イチカワ先生を頼ってくる子が多いんです。


頭が痛い、足が痛い、腕が痛い、お腹が痛い、気分が悪い・・・。


朝から具合が悪くて、経過観察中って子もいるけど、

たいていは、大したことない症状です。


イチカワ先生が出張とかで不在の時は、

職員室にいる他の職員が対応するんだけど、

僕の場合はほとんど「診察」だけで帰してます。

けど、イチカワ先生「大丈夫だと思うけどね~」と言いつつも、

保健室に連れて行って処置してあげてます。


そのせいで、給食の食べ始めはいつも遅いです。

時には、保健室で寝てる子がいるからと、

保健室に持って行って食べることもあります。


「給食食べたら良くなるかもよ。

 それでも悪かったら、またおいで」


と帰す場合もありますが、

全員それでいいんじゃないかと思うけど。基本は。



本当に体調不良じゃなくても、

ただ話を聞いて欲しい、心配して欲しい、

それだけで安心する・・・

てのも分かる。

だからこそイチカワ先生は、食事を中断してでも診てあげるんです。



でも、たいがいにしろと。

家での愛情不足を、みんなで学校に持ち込んで来られても困る。

養護教諭は2百数十人(ヨツバ小の場合)のお母さんじゃないんです。



担任のほうも、もうちょっと水際(教室内)で対処してほしいなぁ。

誰でも彼でも保健室に回されたら、養護教諭はご飯も食べられません。

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