先生たちの得手不得手
美しき50代・フジワラ先生(♀)は、
音楽が得意です。
知識ももちろん、ピアノや歌の腕前もかなりのものです。
今年度は「児童生徒支援担当」という担任外の役割をしているので、
各学年で音楽の授業の多くを担当しています。
でも、音楽専科ってわけじゃないので、
出張や休暇などで担任が不在のクラスがあれば、
他の担任外教員と同じく、補欠に入ります。
教務のカワカミ先生
「フジワラさん。今日の2時間目、2年1組入ってもらえる?」
フジワラ
「うん、どこも入る予定ないからいいよ。教科は?」
カワカミ
「図工」
フジワラ
「いやー!図工はダメ!
カワカミさんの方が上手じゃない」
カワカミ
「ダメよ、俺その時間、5年生の国語入るもん」
フジワラ
「えー!交代しようよ!私が5年に行く」
カワカミ
「大丈夫だって。もう(絵の)仕上げの段階だから」
フジワラ
「そんな、私のせいで県展落ちたらどうする?」
もちろん小学校の先生なので全教科教えることはできるんですが、
やっぱり得意分野と不得意な分野ってのはあります。
ピアノも上手くて字もきれいなフジワラ先生が、絵は苦手なんて、
ちょっと面白いです。
で、絵と言ったら、若手のタケシタ先生(♂)は大得意。
学級通信の挿絵とかもパパッと描いちゃいます。
(cassisもそんなタイプです)
昔から絵が得意で、大学でも美術専攻してたみたい。
免許状も、中学・高校の教科は美術になってます。
採用3年目、元気いっぱいだけど失敗も多く、
先輩教員や管理職によく注意されてる彼ですが、
美術・図工に関してはウチの学校でイチバンの腕前なんです。
そういえば、cassisが前のアカギ小で同僚だった、タカ先生(♂)
僕の1つ下、色黒で茶髪、
夏の海が似合うけど、
教師には見えないカンジの元気な彼は、
一見「体育の先生」ぽいけど、国語の先生です。
古典とか詳しくて、
「詳しいですね」
と言ったら、
「一応、国語だからね」
と返されたそうな。
そのタカ先生は、書類の字が汚いらしい。
cassis曰く
「子どもみたいな、筆圧の強いカクカクの字」
それを本人に言ったら、
「・・・俺、本気で書いたらすごいよ」
そんなある日、
書写の授業をしているタカ先生のクラスを覗いたら、
水書板(※過去記事→「おもしろ教具-06 」)に書いてある文字が・・・
え、どこから持ってきたお手本?
あとから聞いてみたら、
「だから俺が書いたんだって!」
やっぱり国語の先生です。