TMAX仲間のcabさん♪が…
めちゃくちゃ楽しそうに、大切に乗っていらっしゃるBikeが…TMAX560 techmax 以外にあるんです。
それが、HONDA BENLY CD125T。
先日試乗させてもらい、めちゃくちゃ楽しかった😃🎶ので、今日はこれについて…ちょっと書いていこうと思います(^-^ゞ。
Business Bikeっすヨ(笑)_(^^;)ゞ!
「実用Bike」が、そんなに楽しいもんなのかなぁ…🤔⁉️と最初は思っていたんですけど…
でもcabさん♪は、嬉々とした満面の笑顔で、めっちゃ楽しそうにCD125Tとの話をしてくれるんですよね。
1~2割の人が熱狂的に何かを支持していて、残りの8~9割の人たちは、先入観にとらわれて懐疑的な目で視ている時って、実は自分の知らない…目から鱗の素晴らしい😃🎶世界がそこにあることが多い。
その法則は知っているので、こりゃ自分ではまったく想像もつかない…楽しい💃世界がそこにあるのかも…😃💕っと、段々思い始めてました。
先日初めて実車を拝見。そして試乗させてもらって、想像と全然違う世界観にビックリ👀‼️
印象を短く表現すると…
「作りの超しっかりした重厚感溢れる世界」
「BMW R69Sみたい😆🎶!」
って感じでしたヨ(*^▽^)/★*☆♪
もちろん僕は「ヘリテイジBMW」に乗ったことは皆無。というか…現代のBMWにすら、乗ったことないんですけどね(爆)\(_ _)!
なので、先程の一言は、あくまでも「イメージの世界」での表現_(^^;)ゞ💦
そして、R69Sは1960年代のスポーツバイク。
片方のCD125Tは、1966年に誕生した…CD125をRootsに持つビジネスバイク。
排気量もぜんぜん違う。
(R69Sは空冷OHV対向2気筒594cc)
でも、R69Sの乗り味を想像しながら言うと、
このCD125Tの乗り味…エンジンの鼓動感とか味わいとかそういうエンジン由来部分を除くと、大まかなテイストは似てるんじゃない(・・?っと思ってしまう。
「古典的なBMWの世界って大まかにはこんな感じかも」…CD125Tはそんな感じでしたヨ(^-^ゞ!
僕はビジネスバイクを甘くみていましたね_(^^;)ゞ
ビジネスバイクは、プレスバックボーンフレーム等を採用することが多いですからね。
「頑丈かもだけど、コストカットを意識した安っぽい作りでは(・・?」
「そこに高級感を求めるのはムリなのでは?」
っと思っていたんですよね。
その先入観は粉々に粉砕されることになる。
ベンリィというシリーズ名を持つ、クリーニング屋さんとか、駐在所のお巡りさんとかが足代わりとして乗るビジネスバイクなのに…
現代の視線で眺めると、めちゃくちゃ高級感溢れる作りのBikeだったんです(爆)ヾ(≧∀≦*)ノ〃!!
そして、立派な1960年代テイストのスポーツバイクでした。
フレームは、プレスバックボーンではない。
ベンリィCDシリーズの中でCD125Tだけ…
HONDAのスポーツバイクの系譜「CBシリーズ」の中のCB125と基本コンポーネントを共有。
なので、実用車なのに、本格的なセミダブルクレードルフレームと、125ccモデルとして高級な2気筒エンジンを採用。
最高出力11PSも、なんと…実に9,000rpmもの高回転で発揮される。
(※CB125は15ps/10500rpmを発揮)
よく考えれば、ビジネスバイクなのに、たった125ccでコストのかかる2気筒って…そもそもそこからして「なんか変だぞ( -_・)?」って気づくべきだったかもですけど…
こうやって調べてみると…基本コンポーネントは、「ベンリィ」というネームからは想像もつかない…スポーツバイクだった_(^^;)ゞ!
(※但し、CB125はパワー追求で180度クランクとツインキャブ採用のところを、CD125Tは低中速域のトルク特性重視で360度クランクとし、またシングルキャブ化されているようです)
本当にエンジンが精密によく回る!
CBシリーズと言えば、1960年代のHONDAの…1万回転以上回る高回転高出力のスーパースポーツエンジン。
シャーシも超頑丈!&高級感溢れたモノ!
そもそも、フロントフォークが排気量を考えると…これ250cc用って言っても良いんじゃない?ってぐらいぶっとい!
クランクケースの横幅も、シリンダーの大きさに比してデカ過ぎないか…ヘ(゜ο°;)ノ!?
でも、☝️このクランクケースの横幅の大きさは…確かにこれは125用ではなく250用だよなぁ…と思う。パラレルツインだけど、気筒と気筒の横間隔も妙に広い。
マジで250cc用のスポーツバイクコンポーネントをCB125経由でCD125Tに流用したのかもですね(笑)!
実際に乗ってみた感覚も250のシャーシって感じです。125ccのシャーシにしては、超重厚/超高剛性で、高級感半端ない。
そして、ミッションもHONDAのビジネスバイクと言えば、ロータリーシフトですけど、
おもしろいのは、やっぱりそこら辺はビジネスバイクで、ふつうのMT車のシフトと違って、1速⏩️2速⏩️3速…と踏み下げていくんですよね。
ふつうのMT車は、1速⏩️2速⏩️3速…と爪先で引き上げて行くんだけど、それが逆(笑)_(^^;)ゞ💧
そこら辺も、とっても個性的でおもしろい!
MT操作が独特で本当に面白いです。
車重は、重厚感たっぷり。
そこら辺も125とは思えない…重厚感溢れる乗り味に寄与しているんだと思う。
何から何までホンモノの鉄…
これ、現代でこのマシンの作り方したら、めっちゃお金かかるんじゃないかな🤔?
何もかも金属。こんなマシン、製造コスト高過ぎて、今はもう…造れないのかもですね。
まとめると…
(1) ビジネスバイクなのに、HONDAのスーパースポーツの系譜「1960年代のCBシリーズ」の基本コンポーネントを使っている。
(2) 125ccビジネスバイクのエンジンなのに、エンジンは2気筒で、しかもそれが9,000rpmも回る(爆)_(^^;)ゞ!
(※Cabはだいたいmax7500rpm位だと思う)
(3) 味わい深い…360度クランクエンジン
(※ピストンが同時に上下する)
(4) CB系250ccのシャーシを流用してるっぽい!
(※めちゃくちゃ高剛性で重厚感半端ない!)
(5) 何から何までホンモノの1960年代テイスト!
(※しかも当時のスーパースポーツエンジンの雰囲気を味わえる。フィーリングは精密)
(6) おもしろいミッションシフト
(7) しかもめっちゃ頑丈😆✌
(8) 乗り心地がとても良い!
(9) 何から何まで鉄なので車重がドッシリ!
(※お陰でちょっと登り坂は苦手かも)
(10) 2003年で製造終了でもう売ってない!
そんな感じの特徴を備えたマシンでした。
cabさん♪は、これで東北など…遠方まで走り回ってるんですよね。
往年1960年代のBMW R69Sのような世界観を味わえる気がする…とっても楽しいマシンでした。
往年のCBならまだ分かるんですヨ_(^^;)ゞ!
ビジネスバイクのCDですからね!
思い込みイメージと、実車を走らせてみて…のGAPが激しかったです(爆)ヾ(≧∀≦*)ノ〃!!
こう言う…HONDAのビジネスバイクも、なかなか味わい深い世界があることを教えてもらいました( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
そんな酸いも甘いも味わい尽くした…ベテランライダーは、遊び心もいっぱい(*^▽^)/★*☆♪
ビジネスバイクのCD125Tは、生涯のBikeになりそうな雰囲気。
つまり…めっちゃ楽しそう(笑)_(^^;)ゞ!
結局…Bikeは、その高性能さとか…その高級さとかではないんだなぁ…としみじみと想いますね。
CD125Tだけではないですね。外車を含め…いろいろなBike歴を経た後、TMAX560にたどり着いて…YAMAHAの開発陣にお礼の手紙を書くほどTMAXに感動したという。
いろいろ散々乗り倒してくると、そのBikeに乗っていて…カッコいいと周りに思われるか?とか、夢のような高性能さへのワクワクとか、そんなことへの関心は段々薄れてって、高いか安いかとか、排気量がどうかとか関係なく、Flatな心で、自分が良いじゃん!と感じるマシンに関心を深める…って感じになるのかもですね。
僕は、宝石のようなマシンを次々と乗り倒したことすらなく、まったくその領域の足元にすら到達していないので、勝手に想像するばかりで、間違ってること書いているかもだけど…
Bikeの本当の楽しさってなんだろう(・・?と考えるとき、こういう超ベテランライダーが、今…夢中になっていることの話は、とっても勉強になります(^-^ゞ!
ベンリィCD125Tが欲しくなってしまいましたヨ!これ乗ったら、おそらく多くの人が欲しくなると思う(爆)ヾ(≧∀≦*)ノ〃!!