本日トヨタアリーナ東京で行われる4大世界戦。

 

前日行われた計量。8選手全員一発でパス。

 

【WBC世界バンタム級タイトルマッチ】

井上拓真(大橋)VS那須川天心(帝拳)Ⅱ

 

井上:53.4kg

那須川:53.5kg

フェイスオフで那須川が仕掛けバチバチ。

 

那須川のKO宣言がブラフでなければ波乱を起こすか?

 

序盤の攻防に注目したい。

 

【IBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦】

西田凌佑(六藤)VSサム・グッドマン(豪州)

 

西田:55.3kg

グッドマン:55.2kg

 

IBF当日計量はお互い有利不利も無さそう。

 

グッドマンのエンジンのかかりは早い。

 

序盤西田がどう対応できるかだな。

 

【WBC世界スーパーフライ級王座決定戦】

坪井智也(帝拳)VSリカルド・マラジカ(南アフリカ)

 

坪井:52kg

マラジカ:51.7kg

 

マラジカもアフリカン特有のスピードあるが、坪井マジックに心折られそう。

 

ただレベルの高い応酬のシーンも観られる対決だ。

 

【WBO世界ミニマム級暫定王座決定戦】

松本流星(帝拳)VSラッセル・アコスタ(メキシコ)

 

松本:47.6kg

アコスタ:47.4kg

 

アコスタも胸板厚くいかにもスタミナが有りそう。

 

松本はとにかくクールに!激闘パターンはアコスタの土俵だ。

 

 

【WBC世界バンタム級タイトルマッチ】

井上拓真(大橋)VS那須川天心(帝拳)Ⅱ

注目の再戦だが、予想は大きく拓真へ傾いている。

 

昨年11月の初戦。

 

5R~ほぼ拓真の独壇場。

 

天心は拓真の攻めに重心が上がり、全く良いところなく完敗。

 

次戦でも拓真は勢いそのままレジェンド井岡から二度のダウンを奪う完封勝利。

 

今回も公開練習で絶好調というか覚醒継続中の切れ味を見せた拓真。

 

この状況で天心有利を唱えるのは、天の邪鬼だろう。

 

ただそんな中、天心勝利の視点から考察すると。

 

まず粟生トレーナーとのタッグを解消し、「原点回帰」で葛西裕一トレーナー。そして定期的に父親の下でも攻撃的スタイルを取り戻すべく研鑽を積んできた。

 

再起戦で古豪エストラーダを倒した試合で、国際式では鳴りを潜めていた攻撃力が垣間見えた。

 

この攻撃姿勢と天性の防御勘、スピードがうまく融合すれば拓真とも互角以上に対峙可能。

 

また何と言っても一番の武器は「強い星の下に生まれている」こと。

 

あの那須川天心が同じ相手に連敗するとも思えない。

 

初戦とは違うオプションを用意する立場の天心。

 

下馬評を覆すミラクルを起こしても天心なら不思議ではない。

 

冷静に考えると拓真が絶妙の防御勘で天心攻撃をかわし、距離を潰し(リーチの短さをあえて活かす)連打で天心を削り続けるだろう。

 

天心もクロスレンジでのショート磨いているが、接近戦は拓真の土俵。

 

またスタミナ面で上回る拓真は9~12Rもペースを渡さない。

 

前戦同様明白な判定で拓真と予想(115-113)※何だかんだAサイド天心なのでドロー裁定も?だが、拓真のペースで試合は終わると見る。

 

天心は前半4Rを全て抑えるか3-1で先行し、中盤休みラウンドを作り互角。

 

終盤も同様に互角で逆に115-113の逃げ切りパターン。

 

混戦となった場合、拓真のスタミナとキャリアがモノを言いそうだが、焦る拓真へ左カウンター好打で明白なラウンドを創出できれば殊勲の戴冠も見えてくる。

注目の再戦。

 

天心が持っているのかいないのかを見極める一戦となる。

 

井上:22勝(5KO)2敗 30歳

天心:8勝(3KO)1敗 28歳

【IBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦】

西田凌佑(六藤)VSサム・グッドマン(豪州)

 

4大世界戦の内、2カードが暫定王座決定戦という興行となったが、いずれも魅力的なカードの為、格落ち感はない。

 

IBF挑戦者決定戦決定戦に勝ち挑戦権を得た西田だが、4団体を束ねる井上尚弥はビッグマッチ路線。

 

西田との対戦は現実的ではなく暫定戦が組まれた。

 

IBFが井上の王座をどう判断するかは解りかねるが、この西田VSグッドマンの勝者は大きなパスポートを手にするかも知れない。

 

西田とグッドマン。

 

お互い地味ながらも堅実な技術が有る。

 

西田はバンタム時代の減量苦から「解放」されメルカド戦では力強さも垣間見せた。

 

現在がピークであるといって良い状態。

 

一方グッドマンもピークを維持している。

 

敗れたが名を挙げたニック・ボール戦。

 

アゴは決して強くないが、意外な耐久性も見せた。

 

西田とグッドマンは高度なポイントゲームとなる。

 

アップテンポで出入り、時に距離を潰してくるグッドマンに西田は持ち味のカウンター起点からの攻め。

 

キーパンチは、グッドマンは左レバー(技術が有る)

 

西田も左ストレートボディーと左カウンター。

 

敵地の為最初から攻めてくるグッドマンに西田は冷静にブロック&カウンター。

 

判定決着濃厚の為、母国開催の西田有利の構図だし、当日計量ルールも追い風なのだが、グッドマンの見栄えの良い手数が評価され2-0でグッドマンの小差勝ちと予想。

 

これは少数意見であることは認めるが、グッドマンは地味に強いのでこの予想で行く。

大枚をはたいて母国開催へ持ち込んだ陣営の為にも頑張れ西田!

 

西田:11勝(2KO)1敗 30歳

グッドマン:22勝(8KO)1敗 27歳