帝拳ジム&大橋ジム。

 

言わずもがな業界の盟主であり、両ジム躍進無くては現在の日本拳闘界隆盛もない。

 

興行的にも大きな力を持つ両プロモーション。

 

帝拳、大橋に属するだけで選手にとり大きなステイタス&チャンス倍付。

 

選手育成も他ジムとはレベルが違う異次元のバックアップ。

 

アマ実績のある選手が入門を申し出ても断られることもあるらしい。

 

そんな恵まれた環境から二人の選手が「卒業」し新たな環境へ。

 

前WBO-APバンタム級王者村田昴、前WBO-APスーパーライト級王者平岡アンディ

 

両者ともにキャリアは初の敗北をきっかけにジム移籍。

 

村田は自身幼少期のアイドル長谷川穂積主催のKOBE長谷川へ。

 

平岡はフリーの立場ながら一貫して指導を仰ぐ父親と海外プロモーターとの契約を模索。

 

大きな意味では背景は変わらない(KOBE長谷川も帝拳プロモーションと近しく、平岡も父親と二人三脚)だろうが、この移籍が吉と出るかあるいは?

 

村田は移籍初戦日程が決まっていたが、怪我で延期。

平岡も元気な姿をSNSで見せているが、クラスがクラスだけに活動は容易ではないだろう。

 

世界を狙える武器は有している両名だけに再浮上に期待したいのだが、時間との戦いもある。果たして・・・。

 

10月米国でブランドン・フィゲロアの持つ世界王座(WBA世界フェザー級)へ挑む亀田和毅。

 

文字通りのラストチャンスへ向けてメキシコトレーニング敢行。

 

中学卒業後、単身で渡墨し腕を磨いた第二のホーム。

同国とはパイプが有るため、何とエマヌエル・ナバレッテとのスパーも実施。

 

自身インスタで

「ぼこぼこにやられた。(普段)スパーでやられることがないので素直にうれしかった。こんな最高の環境でトレーニングができるのも(メキシコ行き)きっかけをくれた父親のおかげ」と父親への感謝を口にした。

 

通常時のウェイトが70kgを超えると思われる荒法師ナバレッテとのスパーをこなせる日本人選手もそうはいない。

 

スピードありスパーで無双を誇る亀田でも飲み込まれるのだろう。

 

ただ挑む相手フィゲロアの上位互換ナバレッテとのスパー。

 

これが心身ともに良い効果を生まないわけはない。

 

技術、スピードでは王者を上回る亀田。

 

あとはハートだけ。

 

ラストチャンスで腹をくくれば最後のピースは埋まるとみる。

先日OPBFクルーザー級王座に就いた

 

但馬ミツロ(TMK)がWBA世界クルーザー級14位にランクされた。

 

正直まだこのランクに見合う力は但馬にはないが、朗報であり且つ業界にとっても良いこと。

 

スーパーミドル級森脇唯人(ワールドスポーツ)もおり、蔓延るバイアスをぶち壊してほしい。

 

今後但馬は防衛戦をこなすにしてもWBA-AP王座を狙うにしてもアジア重量級で抜きんでている豪州勢と拳を交えることは必須。

 

現在クルーザー級で旋風を巻き起こしているジェイ・オペタイヤを筆頭に世界ランカー、フロイド・マッソン。

 

OPBFクルーザー級ランカー3名、WBA-APランカーも5名も名を連ねている豪州勢。

 

但馬はなぜかプロでは豪州勢との対戦がない。

 

ヘビー級にも人材豊富な豪州。

 

旺盛なフィジカル、闘争心が有りアジアではパワーは抜きんでている同国。

 

3150傘下の時はプロモーターも避けていたのかとも思われるが、スパーリングパートナーとして豪州ボクサーも招聘している。

 

近々豪州ボクサーとの対決があることだろう。

 

クルーザー級で初の試練となるが、身体を絞り本来のスピードも取り戻しつつある但馬。

日本拳闘界重量級の希望但馬を応援するしかないな。