何とも胸熱なイベントが開催されるものだ。 

 

1990年10月に対戦した大橋秀行とリカルド・ロペスが34年の時を超え、「東京で」再会。 

9月24日(火)東京ドームシティ内スペースにて「トークショー」が開催される。 

 

大橋側からのアプローチで実現したこのイベントは、もうオールドファン垂涎のイベント。 

 

井上尚弥効果で潤う大橋ジムだが、冠トーナメントの開催、アマボクシング支援、今回の様なイベント開催と業界へ還元する姿勢が本当に素晴らしい。 

 

そしてショーのMC兼通訳?をジョー小泉氏が務めるという事が発表された。 

 

もうイベントとして完全体! 

 

当然チケットの売れ行きも良く、既に完売となっている模様。 

 

今では伝説に昇華したこの試合を生観戦した身にとり、駆け付けたいが3連休明けに有休取得は流石に・・・。25日も仕事の都合付かず。 

 

当時現場で自分が感じたことは「ロペスは気が弱いな」だった。 

 

1R大橋の右で一瞬効いた後、特に顕著にそれを感じた。 

 

ある意味当たっていたが、「強者ほど繊細な気持ちを持ち合わせている」の好例だったロペス。 

 

この繊細さが鉄壁のガード、緻密なゲームメイクを作り出し、長期政権を築き上げた。 

 

伝説の一戦。パワーは大橋が断然上回っていたが、やはり試合を決めたロペスの右の切れは感じた。 

 

どの様なトークショーになるのかはチケットをご購入された人達のお楽しみだが、1Rのあの大橋の右の威力や開始から左ジャブをボディーに集めていた意図を聞いて欲しいな。 

 

当日トークショーに集まって頂く方々が羨ましい。 

 

ぜひお楽しみください。   

 

現在世界でもトップクラスの軽量級大国日本。 

 

それを裏付けるように前世界王者ジェイソン・モロニーが来日。 

何と1か月間の間、日本のジムでトレーニングを敢行するという。 

 

これは10月13日初の世界戦へ挑む堤聖也とのスパーリングパートナーも兼ねているとはいえ、異例の長さ。 

 

前回は豪州へ堤を呼び寄せたが逆のパターン。 

 

ジェイソンは過去河野公平、井上尚弥、武居由樹といった日本人と対戦。

 

また堤らとのスパーを経て感じるものが有ったのだろう。 

 

日本でのトレーニング選択した。 

 

当然現在狙うべきバンタム級4つの王座が日本に有り、挑戦へのアピール、「交渉」も兼ねての行動だろうが、拳闘支持者としては嬉しい限り。 

 

一時は軽量級ボクサーのトレーニング地はメキシコ、比国、コスパでタイあたりが主流だったが、軽量級を席捲する日本をトレーニング地に選ぶ事は正しい選択だと思う。 

 

世界各国の食事が選択でき、綺麗なトレーニング、住居環境。何しろ安全に関しては世界一。言葉の壁は英語圏ボクサーなら問題なし。

 

本当ならジェイソン来日中にサム・グッドマン対策で井上尚弥がスパー相手に選べば面白いが、今回パートナーの堤が井上拓真へ挑戦。 

 

またグッドマンと同国人のジェイソンをスパー相手に選ぶのはやはり違うか・・・。 

 

いずれにしてもジェイソン・モロニーの次戦が少し楽しみだし、個人的にも応援したくなる。

 

来日早々に日本のランニングトレの洗礼を受けた?ジェイソン。

 

頑張れジェイソン! 

大谷翔平 

 

この男にはどの様な称賛を以ってしても足りない。 

 

メジャーリーグの長い歴史の中でも誰も到達した事のない50-50(50本塁打&50盗塁)この前人未到の大記録まであと盗塁1&本塁打2で臨んだマーリンズ戦。 

 

第一打席:二塁打。その後三盗を決め50盗塁達成 

 

第二打席:シングルヒット(タイムリーで打点1)。その後二盗で51盗塁。 

 

第三打席:2点タイムリーヒット(三塁打狙ったがOUT=2塁打) 

 

第四打席:2ランホームラン(第49号) 

 

第五打席:左翼へ2ランホームラン。前人未到の50-50達成! 

 

第六打席:大差を付けられ相手チームは野手をマウンドへ。難なくライトへ3ランホームラン(第51号)推定飛距離135m?? 

 

この試合6打数6安打10打点、3本塁打、2盗塁。 

メモリアルな試合にこの大爆発。 

 

もう観ていて理解が追い付かない。 

 

二冠王は決定的で、MVPも最有力だろう。 

 

走攻守揃ってのメジャーの価値観からDHは減点項目だろうが、好調なチームの原動力。

 

驚異の盗塁成功率(92.7%、28連続盗塁成功中)と正に八面六臂の大活躍。 

 

これで(個人的には反対だが)ポストシーズンに投手復活でもしたら・・・。 

 

大谷がMVPでなければ一体誰がという話。 

 

昨年の活躍(本塁打王&投手10勝&MVP)は強引にボクシングで例えると 

 

「UFC王者である日本人選手がボクシングヘビー級王者となり、RING誌MVPに選出」といったところ。 

 

今年は「日本人がオールKOで世界ヘビー級4団体王者となり、RING誌MVPに選出」レベルかな? 

 

来期は投手復活で出場試合も若干目減り、盗塁も減る事は明白だが、打者に専念すると恐るべき数値を残すことを証明した。 

 

もう日本の宝大谷翔平と同じ時代に生きることが出来て、本当に幸せだ。 

 

昨夜の酒は実に美味しかった! 

 

今朝のスポーツ誌は永久保存に決定。 

 

あとは大谷の悲願ワールドシリーズ制覇だ。