昨年悲しみに暮れた日本拳闘界。

 

本当に今年は事故無きよう祈っている。

 

我々の心の中に常にある前世界王者の容態だが、先日亀田プロモーターのSNSで順調な回復を示唆する画像&文章がUPされた。

 

ほんの少しの安堵と大きな希望が心に沸いた。

 

戦友であり最愛の弟の為に兄はグローブを吊るした。

 

この勇気と愛に溢れた行動は、IBFから絶賛され特別なベルトが贈られた。

 

IBF会長のコメント

「あなたは多くの人が下すことのできない決断をしました。

 

それはあなたの責任感、人格の深さ、兄弟愛を示すもので、あなたの選択はどんな称賛にも匹敵しないほどの尊厳があります。

 

また銀次朗選手は戦士であり、彼の強さと不屈の精神が再び輝きを放つことを信じています」

 

もう涙腺崩壊。

頑張れ重岡兄弟!

RING誌2025年度各賞が発表され、ニューヨークで豪華な式典も開催された。

 

【最優秀選手賞(男子)】

テレンス・クロフォード

【最優秀選手賞(女子)】

晝田瑞希

【年間最高試合賞】

クリス・ユーバンクJr VSコナー・ベン初戦

 

【年間最高KO賞】

ブライアン・ノーマンJrVS佐々木尽

【年間最高ラウンド賞】

堤聖也VS比嘉大吾(9R)

【年間最高トレーナー賞】

井上真吾

【年間最高新鋭賞】

エミリアーノ・バルガス

 

【年間最高番狂わせ賞】

アルマンド・レセンデスVSカリブ・プラント

 

【生涯功労特別賞】

ラリー・マーチャント

 

ニューヨークで行われた授賞式には晝田と共に堤聖也も出席。※ユーリ阿久井政悟、RING誌アンバサダー堤駿斗、麗斗も会場に。

 

サウジ資本となり実に豪華な式典が用意された。

 

晝田、堤にとり大いなるモチベとなっただろう。

 

 

1月31日米国ニューヨークで行われた

 

【WBO世界スーパーライト級タイトルマッチ】

シャクール・スティーブンソン(米国)VSテオフィモ・ロペス(米国)

 

1R、ロペスはビッグパンチでスタートもシャクールは前後ステップのバランスが良い。

またシャクールが繰り出す右ジャブは見た目以上に硬いのだろう。

このジャブでロペスが下がるシーンも。

シャクール右リターンジャブ、ワンツーヒット。

 

10-9シャクール

 

2R、ロペスの左ジャブを右手でパリー、即座に右ジャブとシャクール。

ロペスも工夫して入り攻めるが、パンチが当たらない。

シャクールロングから左フック。ウェイトを上げて力強さもある。

既にロペスを操っている。

 

10-9シャクール

 

3R、序盤ジャブの差し合いを制し、左パワーパンチ当てるシャクール。

ロペス攻撃をひらりとかわし、右ジャブ。

もうこれやられたら無理・・・。

ロペスは手と動きを止めるとシャクールの右ジャブが上下に飛んでくる。

ロペスパンチ食いながら放れ際に左フック。笑顔を見せるシャクール。初の被弾?

その後相手パンチ交わし左ストレートボディと超絶技巧。

早くも完全試合の予感

 

10-9シャクール

 

4R、ロペスも体調は良く右パンチつなげるなど攻め入るが、当たらない。

距離詰められないロペス。技術差が如実に出る。

またもパンチ交わして左ボディーを放つシャクール。

ロペスはやや効いてしまう。シャクール左下追撃。

無理にいかずに理攻め。ゴング前にワンツー好打(シャクール)

 

10-9シャクール

 

5R、躱して左のパターンを狙うシャクール。

完全に掴んでおり同パターンで左ショートも。

この回は「積極的」に左ストレートを放つシャクール。

パワーも感じさせ、このクラスに適合している。

リラックスが故アリやカール・ルイスの様にアゴに力を入れていないシャクール。

これなら20ラウンドだって戦えそうだ。

 

10-9シャクール

 

6R、ロペス右ジャブで弾かれまくるが、果敢に前進。

ただ当たらない。

シャクール右フックの回しなど左スタイル利点を全開。

 

10-9シャクール

 

7R、シャクール右ダブルジャブ→左ストレート。

見合うと完璧な空間支配から鋭い右ジャブ。

その後あえてロペスを前に出させカウンター狙い。

打つ手のないロペスは左スタイルへ。

タフなロペスだから耐えているが、シャクールのパンチは痛いはず。

 

10-9シャクール

 

 

8Rもはやシャクールはスラッガースタイル。

ただロペスも右ジャブにパンチ合わせ。

この回は良く動き適度にパンチ。

中盤~初めて攻勢。シャクールを下らせる。

 

10-9ロペス

 

9Rシャークールカウンター戦法でまたもロペスをコントロール。

印象的なコンビや右フックでポイント。

ロペスはこの回が勝負だった。

 

10-9シャクール

 

 

10R ロペスは左スタイルで前進。

但し徐々にシャクールの距離感、右ジャブでリセットされる。

出血の続くロペスの左目を右ジャブで弾くシャクール。

そして本日のパターンである躱しての左下。

 

10-9シャクール

 

11R、シャクールの左は切れており、アッパーも怖いパンチ。

出血酷いロペスを無慈悲に攻めるシャクール。

あの右ジャブで倒れても不思議ではない。

少しラフな展開からシャクールの左フックがアゴへ。タフなロペスだから耐えているが、残酷な展開。

 

10-9シャクール

 

12R、シャクールは無理せずに前半はブロッキングに終始。

そしてまたも躱しての左下。そして左を顔面へ。

ロペスも最終回という事もあり良く動き攻めたが・・・。

 

10-9シャクール

 

採点は3者とも119-110でシャクールの完勝(自分のPC採点も119-110)※WBO王座と共にRING誌ベルトも獲得。

 

クラスを上げてシャクールは力強さも感じさせた。

 

あの右ジャブに威力、硬さがあるので主導権を握れるのだろう。

 

また相手パンチを躱して放つ左ボディーの技術レベルの高さ、防御、距離支配と正に完璧だった。

 

タフでハートのあるロペスだから耐えられたが、並の相手では身も心も折られている。

 

シャクールはこのクラスが最適だ。

 

現時点ではキーション・デービスでも攻略は困難だろう。

 

PFP上昇確実のベストファイトだった。

とにかくこの右ジャブが全て!