東京ドームへ世紀の一戦を観戦に

 

【4団体+RING誌世界スーパーバンタム級タイトルマッチ】

井上尚弥(大橋)VS中谷潤人(M.T)

 

前もってティシャツやタオルを購入済だが、雰囲気を味合うべく少し早めにドームへ。

 

毎度のことながら井上グッズの列の長さは異常。

 

中谷も用意したティシャツ、タオルが完売。

 

その横に井岡グッズも慎ましく・・・。

 

チケット特典の携帯ファンを貰い入場。

 

購入したチケットがアリーナS席かと思っていたが、「バルコニーシート、ビュッフェ飲み放題付き」だった。

 

日本価格8.8万円だが、海外用チケットで15.7万円と約倍を払っていた計算になるが、とにかく現地観戦出来ただけで満足。

 

ボクシング観戦時には酒を飲まない主義なので、我慢しコーラ。

 

ディナータイムには握り寿司もあり、クッション性の良いシートで助かった。

 

肝心のリングはやはり少し遠目だったが、ドームあるあるで致し方なし。

 

中谷が長渕の「神風特攻隊」で入場してきた時にうるっと来た。  この曲は琴線に触れる。

 

井上はディパーチャーからの布袋寅泰生ギターの「バトル・オブ・モンスター」で入場。

 

マイケル・バッファーはメインカードのみのアナウンスだが、また聴けるとは思わなかった。

 

1R試合開始。

 

中谷は腰を落とし懐深く、距離を取る。

 

井上は右スイングを見せ、中谷も左カウンターを狙う。

 

緊張感がある立ち上がり。

 

1~4Rなかなか距離を詰められない井上だが、プレッシャーはかけている。

 

4Rは中谷も悪くないが、振り分けでは井上。

 

5R頃から井上が距離を詰めてくる。井上の外足の位置が良い場所をとり、ペースを奪うが、中谷のパンチが当たる。

 

6R中谷も右アッパーヒット。落ち着きという点では中谷だが、挑戦者としてもう少し攻めたいな。

 

7R、懐の深い中谷へ井上は踏み込み、右をつなげる。

 

8~10Rは中谷のラウンド。

 

気の強い井上は中谷の攻撃に即反応し、打ち返す。そこを中谷は巧く狙っている。

 

10R終了時に自分の採点はドロー。

 

ただやはり井上尚弥。チャンピオンシップラウンドと最終ラウンドを攻め入りポイントを挙げる。

 

これで勝利を決定づけた。

 

採点は3-0(116-112X2名、115-113)

自分の現地採点は115-113で井上。井上に1~4、7、11、12Rを付けた。

 

結果は井上の明白な判定勝ちに映るが、中谷も良く拮抗し商品価値は落とさなかった。

 

ダイレクトリマッチは反対だが、いつかPARTⅡもあるかもしれない内容だった。

 

井上は自身も発言していたように中谷との相性は決して良くなく、昨年の4戦の疲れもないとは言えないだろう。

 

次戦は年末で構わない。

 

フェザーかそれとも・・・。

本日東京ドームで開催される日本拳闘史上最大の興行。

 

【4団体+RING誌世界スーパーバンタム級タイトルマッチ】

井上尚弥(大橋)VS中谷潤人(M.T)

 

前日行われた計量で両雄ともに一発でパス。

 

公式計量後、後楽園ホールで有料公開されたイベントで両者ともに好調そうなフォルム&日本が世界へ誇りたいスポーツマンライクなシーンが観られた。

井上:55.1kg

中谷:55.1kg

※両者とも規定体重より200gアンダー

フェイスオフでは別れ際に両手で握手を交わした両者。

 

これぞ日本拳闘界だ。

 

実に素晴らしい。これは未来永劫残る名シーンだ。

 

予想は井上が圧倒しているが、失うものがない中谷が前半スパークすれば何かが起きるかも?

 

前半は文字通り瞬き禁止。

 

ただここまでの立ち振る舞いを見比べると役者が違うな・・・。

 

クロフォードら世界のVIPの前で素晴らしい作品が生まれることだろう。

 

【WBC世界バンタム級タイトルマッチ】

井上拓真(大橋)VS井岡一翔(志成)

 

JBCの新たな規約でタトゥーをテーピングで隠した井岡。

 

試合当日はファンデーション。

 

これも日本拳闘の気品を守るためだ。この辺も世界へ発信されることは誇らしい。

 

井上:53.4kg

井岡:53.5kg

 

 

【武居由樹(大橋)VSワン・デカン(中国)】

 

武居の再起戦は謎の対戦相手ワン。

フィジカルを感じるが、武居の相手ではない。

天心と同じく原点回帰トレーニングを積んできた武居。

セミの試合だけに奇麗なKOでバトンをつないで欲しい。

 

武居:55.2kg

ワン:55.2kg

両者ともに100gアンダーでパス。

 

【OPBFウェルター級タイトルマッチ】

田中空(大橋)VS佐々木尽(八王子中屋)

 

大会場且つ海外関係者の前で佐々木が如何に冷静に戦えるか?がテーマ。

 

ただやはりここは行ってしまうだろうな。丁寧に戦えば勝てるのに・・・。

 

スリリングという観点ではメインに次ぐカードだ。

 

会場も沸くことだろう。

 

田中:66.5kg

佐々木:66.6kg

 

さてついにこの日が来た。

 

メイン両者の入場シーンを平常心で観ることが出来るか?→感涙だけは試合後に取っておこう。

5月2日東京ドーム

【世界4団体スーパーバンタム級タイトルマッチ】

井上尚弥(大橋)VS中谷潤人(M.T)

掛け値なし究極の対決。

 

今後このレベルの日本人対決はない。

 

下馬評は国内外とも圧倒的に井上尚弥。

 

ここまで差が開いたのは予想外だが、中谷が前哨戦で拙戦を演じてしまったこと。

 

昨年9月井上がムロジョン戦での完全試合の印象が強いことがあげられる。

 

ムロジョン戦の様な戦法を取られたら「(中谷含め)誰も井上には勝てない」

 

自分も同意するが、中谷はそれほど簡単な相手では絶対にない。

 

スーパーバンタムにあっても規格外のフレームのサウスポー。

 

繰り出すパンチは硬く、様々な角度、意外なタイミングで飛んでくる。

 

クロスレンジでもロングでも戦え、隠れた武器(タフネス、フィジカル)、サイコ的な殺傷本能もある。

 

スピード差(パンチ、動き)は確かにあるが、中谷もあえてのスピード感で今のスタイルを構築しているという背景もある。

 

試合は中谷がどの様なスタイルで井上に挑むかがポイント。

 

通常運転で例のスタイル(腰を落とし、懐深く前の手でけん制)で徹底的に左レバー被弾を防ぎスタートか意表をついて西田戦のような仕掛けをするか?

 

ただ対応力が抜きんでている井上は、どちらのスタイルで来ても結果、中谷を凌駕するだろうが、中谷が序盤から仕掛ければ何かが起きるかもしれない。

 

中谷がサイズを活かしクリンチ分断戦法を取れば打たれ強さもあり、KO敗は防げる。

 

結果商品価値を落とさず、再戦の話しも出るかもだがその心持では井上をトラブルに陥らすことは出来ない。

 

究極の日本人対決に求められるのはそこではない。

 

真剣での斬り合い。結果短い尺で終わってもそこに美しさを感じるのが日本だ。

 

試合予想は井上のステップ、パンチスピード、アジリィテイが活き明白な判定勝利。

 

5月2日は幸甚にも会場に身をおけることとなった。

 

二人の入場シーンで目頭が熱くなり、どのような結末でも両雄に心からの拍手を送ってきます。

 

ありがとう井上尚弥&中谷潤人。

 

二人の勝利を願っています。

 

井上:32勝(27KO)33歳

中谷:32勝(24KO) 28歳