既定路線とは言えタイソン・フューリーの再起宣言。

 

未だマーケット的には熱いヘビー級シーンにおいて貴重なタレントであり、実力者であるフューリーの再登板は(特に)サウジアラビアにとっても喜ばしいところ。

 

先日タイでの「トレーニング光景」がSNSで出回ったが、今度はなんと同国少林寺拳法道場でのトレーニングシーンが。

道着に着替えたフューリーが拳のみならず蹴りも繰り出す。

 

道着に隠れているが、心なしか脂肪の鎧が目減りしたような感を受ける。

 

206cm120kg超の体躯にしてここまでの動きが出来ることがフューリーの強味。

 

この少林寺拳法トレーニングは単なる気分転換の一環だろうが、武術ならではの間合い、相手の踏み込み攻撃を察知する能力、防御面(相手の攻撃からの捌き、かわし、ずらし)には寄与すると思う。

 

事実相手の突進をさばきクリンチ後、攻撃するような様の動画も。

 

元々距離感に優れたフューリーだけに共通項を見つけ諸々活かすことは可能。

 

左と共に脚が生命線のフューリーだけにこの蹴りトレは復帰に向け良いウォーミングアップとなるだろう。

 

海外ボクサーと武道。

 

ワールドワイドとなった空手出身のボクサーも少なくないと推察される。

 

今回のケースとは違うが、幼少のヘクター・カマチョがブルース・リーに憧れあのスピードスタイルを形成したことは有名な?エピソード。

 

さて気まぐれなフューリーの復帰ロードはいかに。

今年初の国内開催世界戦興行が発表された

 

3月15日(日)横浜BUNTAI

【WBA世界バンタム級挑戦者決定戦】

ノニト・ドネア(比国)VS増田陸(帝拳)

 

昨年12月17日堤聖也と激闘を演じたドネアが早くも再来日。

 

かけられた冠はWBA王座挑戦者決定戦だが、堤の怪我の具合も気になる。

 

3月15日当日までには冠が書き換えられているかも知れない。

 

増田は前戦の出来は良くなかった。ボクシングの幅という観点ではドネアが数段上だが、左強打一点突破の増田。

 

好カードであることは間違いない。

 

 

【WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ】

ノックアウト・CP・フレッシュマート(タイ)VS岩田翔吉(帝拳)

 

帝拳同門の後輩たちの活躍でやや影が薄くなった岩田だが、再び輝くのに格好な王者への挑戦。

 

ミニマム王座を16度守り、昨年末ライトフライ王座を獲得したノックアウト。

 

個人的にはタイ敵地で挑戦をしてほしかったが、試合報酬含め国内開催用意するのは帝拳の役目。

 

4カードのうち最も拮抗した選手同士の対決だ。

 

 

【WBO世界フライ級タイトルマッチ】

アンソニー・オラスクアガ(米国)VS飯村樹輝弥(角海老宝石)

 

昨年飯村の怪我で流れた対戦が再びセットされた。

 

現在フライ級では頭一つ抜けているオラスクアガ。

 

今回も瞬殺?

 

【WBA世界ミニマム級タイトルマッチ】

松本流星(帝拳)VS高田勇仁(ライオンズ)

 

これは実に潔い判断だ。

 

前回は偶然のバッティングで高田が負傷し昏倒。

 

両者ともに納得がいかない結果だったが、松本側から再戦を申し入れ。

 

高田もこれに応え好試合を演じて欲しい。

 

初戦を観た感じでは松本が高田をコントロールしつつあった。

 

高田があの5ラウンドで何を感じどう対抗するか?

 

楽しみな再戦だ。

 

昨年メイン出場者(ジャーボンテイ・デービス)のゴタゴタで「延期」となった平岡アンディ世界初挑戦が待望のリセット。

 

2月21日米国ネバダ州ラスベガス。

 

WBC世界ウェルター級タイトルマッチマリオ・バリオスVSライアン・ガルシアのセミに組み込まれる予定。

 

当初は11月15日米国マイアミだったので、約3か月延びたという事になったが、その間のトレーニングで上積が有ったと前向きにとらえたい。※延期後からすでに75ラウンドものスパーを決行。

ただ敵地であまりに危険な拳を持つ王者(アントゥワン・ラッセル)への挑戦という事になり、延期となっても不利予想は変わらないが、これは本来の世界挑戦のあるべき姿

 

このクラス王者への挑戦となると正に昭和の世界戦の様相を呈す。

 

果敢に挑むも世界のパワー、技術に跳ね返された昭和創世記の日本拳闘界。

 

時代は変わり軽量級を席巻する日本拳闘だが、平岡が挑む中量級は、未だ厚い壁であり城壁は高い。

 

前も記したが平岡が海外挑戦に飲まれずに開き直れれば面白いというか、開き直らなければ勝てない。

 

スリリング且つ危険な世界挑戦となる。

 

ラスベガスでの世界挑戦。

 

龍反町を思い出すな!