井上尚弥が言明している35歳引退まであと2年。

 

年2試合ペースとしてあと4戦(バム、フェザー、防衛、統一?)

 

業界ではネクストモンスター誕生が必須課題。

 

大橋ジムは藤木勇我、坂井優太をその席に座らすべく動くだろうが、大衆の支持があってこその玉座だ。

 

現状は堤駿斗、麗斗兄弟が一歩リードというところか。

 

両者ともサウジマネーのバックアップを受け、順調にキャリアを重ねている。

 

7月14日堤駿斗は「WBA世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦」で同級11位フェリックス・バティスタ(ドミニカ)を2RTKOで下し、6連続KOで9勝(6KO)とし世界挑戦へ王手をかけた。

 

相手のバティスタも攻撃力のある選手だったが、2Rで殴り倒した駿斗。

 

定評のある左ジャブ、右カウンターに加えパワーも付いてきた。

 

堤麗斗はデビュー以来全て海外リング。

 

最新試合は7月25日サウジアラビアで18勝(11KO)2分けのアルビノ・エレラ(メキシコ)を2R0:28TKOで圧勝。

戦績を5勝(4KO)とした。

 

アマ時代からの攻撃力は健在。今年~来年の「年間最高有望選手」に選出されるかもしれない。

 

さて堤駿斗のターゲットはアンソニー・カカーチェ(アイルランド)

 

地力はあるが既に37歳。

 

堤駿斗にとり格好の相手だ。

 

堤麗斗は早くても再来年の世界挑戦。

 

ただ狙う王座がフェザーであればモンスターとの世代交代対決に持ち込めるのか??

 

流石に現在では夢物語だが本人は是非対戦に駒を進めたいことだろう。

 

最後ネクストモンスターの座に若干の不安点は以下。

 

やはり駿斗の体重問題。

 

仮にウェイトオーバーをやらかしたら世間は永遠にその目で見てしまう=モンスターの座は霧散。

 

また無いと思うが同門先輩の影響でお絵描きしたら同様にその座に就くことは出来ない。

 

才能的には世界的レベルの選手になれるものを持っているし、フェザー級以上での日本人ボクサー活躍は次のフェーズへ行くのに必須課題。

 

堤兄弟に期待しかない。

 

 

 

 

9月2日横浜BUNTAI

 

【WBA世界ライトフライ級王座決定戦】

吉良大弥(志成)VSカルロス・カニサレス(ベネズエラ)

 

吉良はプロ入り5戦目でレネ・サンティアゴ(プエルトリコ)へ挑む予定だったが、サンティアゴが負傷し「休養王者」扱いとなり、2位カニサレス(休養王者)との王座決定戦がセットされた。

 

吉良にとっては前門の虎後門の狼。スラッガーカニサレスと5戦目での対峙は試練だ。

 

ただセミの石井と違い価値のある王座決定戦だ。

 

準備期間はカニサレスより多くとっているはず。

 

不利予想を覆すことが出来るか・・・。

 

タフでパンチのあるカニサレスは強敵だ。

 

 

【WBA世界ミニマム級王座決定戦】

石井武志(大橋)VSウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)

 

なんとも言えない王座決定戦。

 

現在WBA同級にはスーパー王者オスカル・コヤソ(プエルトリコ)が君臨している。

 

5月末まで正規王者として松本流星がその座に付いていたが「返上」し、WBC王座へ挑む事となった。

 

現時点では1位は松本だが、2位石井、3位メンデスとの間で王座決定戦が行われることとなった。※当日までに1位石井、2位メンデスとなる。

 

石井としては当然の権利なので断ることもないのだが、やはり拳闘支持者の間ではシラケるカード。

 

相手のメンデスは過去2戦日本で戦ったが、何れもKO負けで日本選手に世界王座をプレゼントしてくれた。

 

石井はキックから転向。11勝(8KO)1敗

 

OPBF王座保持しているが対戦相手でこれといった相手もいないし、国内最強も証明せぬままの世界戦=ネームバリューもない。

※対戦相手で骨のあったのはOPBF戴冠戦のヒメネス位か

 

今回のメンデスも終わっている選手。

 

結果は見えている。

 

石井は王座に就いてから諸々証明していくという路線となりそうだ。

ただ興行自体は中嶋一輝VS大湾硫斗のOPBF戦

 

藤木勇我も登場と興味深いカード揃い。

 

何だかんだ言っても会場へ足を運ぶ!

 

先日見事な内容で待望の三階級制覇を果たした

 

寺地拳四朗(BMB)

 

卓越した技術と共に定評のあった右パワーパンチもスーパーフライ級でも通用することを証明した。

結果的にフライ陥落戦から1年間の期間があったことで、スーパーフライでフィットするフィジカルも完成しつつあることは、残り少ない期間ながらも期待を抱かせる。

 

拳四朗の目標は「三階級2団体王座統一」というオンリーワン記録だという。

 

過去京口紘人、ユーリ阿久井政悟との統一戦で激闘の末KO勝利を収めた拳四朗。

 

この2団体統一発言の先に「坪井智也」との対決が有ることは間違いない。

 

坪井は次戦でWBC世界スーパーフライ級王座をいともたやすく手中にするだろう。

 

拳四朗も坪井もノルマ防衛戦を果たした後に「統一戦」

 

恐らく例の国内ビックイベントに組み込まれるのか・・・。

 

個人的にはこの統一戦を観たくない気持ちが強いのだが、拳四朗のスーパーフライ戴冠戦を観て且つ本人のモチベがそこであるなら実現に期待をするしかない。

 

日本拳闘史に残る名選手拳四朗が仮に坪井との技術対決に完敗することが有れば、今までの実績評価が減損することは否めない。

 

ただクールに完全試合を狙い続ける坪井のCPUを狂わすことが出来るのも同クラスでは拳四朗位しかいない。

 

気が早いのは百も承知だが、拳四朗VS坪井の究極の技術戦が実現するのか推移を見守りたい。