誰かに向かって叫ぶ言葉/むしろ僕に向かってささやく言葉
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初心へ還る

僕は、最近薄々感じている。




文章が書けなくなってきている。





それはここに書き込まなくなってからであり、

書けなくなったから書き込まなくなった。


二つが重なり、大きな塔を勝手に、自ら建て上げた。





最近、何してたっけ?


そうだ、吹奏楽部で僕はユーフォニウムの担当になり、

初日はマウスピースが鳴らず嫌気が差し、その晩練習した。

二日目には鳴るようになり、ユーフォニウムで音出しをしたが、6:4くらいの割合で鳴ったり鳴らなかったり。

再び二日目の夜、練習をした。

三日目、ドの音が出るようになって、ソの音を出そうと頑張ったがまともなソは聴こえなかった。

四日目、ソの音が出るようになって、今度は高いドを出そうと頑張ったが、きちんとしたドは出なかった。


そして今日、五日目。

高いドの音が出るようになり、今度は音の伸ばし方の練習をした、




ここまでの進行は、自分でも結構いい具合に行ってると思う。

それは、僕の努力の賜物だ。





入部してから知らされたのだが、僕は肺が未発達らしい。

何でも胸腺肥大で、肺が小さいらしい。

全く持って理解不能である。


・・・が、まぁとりあえず、僕は微小なものではあるが、ハンデを抱えているらしい。

それを補うには、他人を上回る多少の努力が必要だ。





今日、コンピュータの授業があり、休み時間にこっそりメールをしていた。


するとゆかさんと、高専で出来た新たな友達が「早っ」と言った。

僕のタイプのことである。


そりゃぁ、僕はタイプについては多少の努力はしているから、

それなりに能力も上がっていかないと報われない。


・・・といっても、一般的なパソコン好きな人程度である(多分)。



ここでも随分な文章を打っていたし、

インターネットを繋ぐ前には、一太郎で何百ページもの物語を書いていた

(ウイルスにかかったときに全部消えてしまったわけだが)。








結論。

人はたいていのことは、それなりの努力をすれば、

それに見合った結果が生み出せるのである。


まぁ、これに反するものも世の中には沢山あるのだけど。

・・・というか、それに反しないものの方が少ないだろう。






まぁとりあえず、くだらないことでも此処になるべく書くようにして、

文章をそれなりに書けるように頑張りたい、ということである。




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明日は丁度、タイプ練習の授業がある。

高専なんてパソコン好きな人が集まっているだろうから、

せいぜい真ん中辺りに入れればよいのだけれど。

洗濯機の水は2日休みじゃ止まらないんだ

僕は、4月になってからまだ2回しか此処で文章を書いていない。

これをいれて3つ目である。

こんなスローペースになったのはごく最近のことで、日付をきちんと追ってみると、

卒業式が終わって、高専に姿勢が向き始めた頃からのような気がする。


その頃から今までに、僕は何をしただろう?

3月の下旬には、仮入学があり、事前授業があった。

4月1日の入学式を皮切りに、2日の一日休みを過ぎると、

3日から学校、4,5,6日には合宿があった。

慣れないメンバーとの、息が詰まる合宿が終わった翌日から、

いきなり7限の授業。

もともとスローな僕には目まぐるし過ぎる。


洗濯機だって、下のまわしてるヤツが止まっても、水はしばらく回り続ける。

忘れた頃に、やっと静止する。

僕は多分その水のようなもので、その回転に回されたまま土日を過ごした。


きちんと静止しないまま、あっという間に月曜が来て、

また7限のハード・スケジュールが始まった。

水は、更に加速しながら回転を続ける。



僕はそろそろ目を回す。




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ゆかさんに、僕は高専に入ってから変わったと言われた。


僕はこの高専が好きだ。

先生も中学校のときよりは大分ソフトな人が多いし、

学生もみんな、愉快で人の気持ちのおおよそが理解できる人たちばかり。


えりちゃんもまきも、「中学校に戻りたい」と毎日メールで嘆いているが、

はっきり言って僕は戻りたくなんか無い。

それくらい、毎日が充実していて楽しい。 そして、めまぐるしい。




先の話をする。


水は進むしかない。

今回っている方向が「進」なのだ。

「戻」はない。

それがこの世界の法則のよいところ。



僕は吹奏楽部に入った。

音楽は好きだし、ピアノは十年近く習ってたから楽譜はきちんと読める。


でも、吹奏楽は金管楽器が専門だ。

僕はそこでは、まったくの初心者だ。


さぁ、頑張ろう。


明日から部下開始。

明後日はテスト。



今月中には、僕は新しい家に引っ越す。




水は回る。

同じ方向に回り続ける。


僕は進むしかない。

今はそれが心地よい。

それはきっと、僕の人生においては貴重であり、素晴らしいことだ。

北海道で死んだ、少なくとも660羽以上のスズメについて

さっき、報道ステーションを観たら、

「北海道でスズメが大量死した」というニュースをやっていた。


まず、スズメの死骸は綺麗だと思った。

美しく目を閉じている。

穏やかで静かで、ひっそりとした死。

それが、北海道の空から降り注ぐ。


美しい死骸でも、死骸は死骸である。

やっぱり朝目が覚めて、うーんと背伸びをしながら、

朝日を浴びようとカーテンに手をかけると、

その隙間から見えたスズメの死骸。

あまり気持ちのよい目覚めではない。



なんとか教授によると、病理的には異常がないらしい。




・・・となると、やっぱり浮かんでくるのが、“何かの前触れ”。

報道ステーションのアナウンサーも「自然界からのメッセージ?」と言っていた。




何か起こるのだろうか?




動物の中では、人間はてんで鈍いらしいから、

その点については他の動物に学ぶしかない。





何も起きませんように。


何か起きないと、僕らは前に進めない。

でも、それでも、何も起きませんように。



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余談だけど、同番組で西日本の大雨についてのニュースをやっているとき、

「一時間の降水量」という文字が、「一時簡の降水量」になってた。

あと、そのスズメのニュースで、「スズメ」が「ススメ」になってた。


誰か気付いて、注意しただろうか?

謝罪の言葉は出たのだろうか?


まぁ、客観的で人間味が薄いニュースだから、

ほんの些細なところに妙な人間らしさを感じて和めた。

みつをさんの「人間だもの」そのものですね。

ちょっとおかしい高専文法

今日は入学式があった。

それだけ。




・・・で終わるのも何なので、適当に流れを書いてみる。



まず、いつものようにキチンと30分遅刻して行って、

教室の皆からの冷ややかな視線を感じながら席に着く。

(高専の入学式は、一旦学科ごとに教室に集まってから講堂に行く)


席は偶然にもゆかさんの隣で、ちょこちょこ喋る。

彼女は分かりきったように、「また遅刻?」と言った。

別に傷ついたりはしない。



そうこうしているうちに、あっという間に入学式。

隣接している工業大学の講堂までの長い道を無言でぞろぞろと進んでいく。

あいうえお順の出席番号の男女混合2列で並んで。

その際、偶然僕の前にいた男はどうやらアニメオタクだったらしく、

リュックサックに鋼の錬金術師の主人公・エドのキーホルダーをつけて、

その横にはガンダムの・・・キャラは分からないけど、ピンバッチがついていた。

そのエドのキーホルダーと運悪くも、講堂まで目が合い続けた僕。  凄く惨め。


講堂について、そのままあいうえお順で並ぶ。

もちろん周りは男祭りである。 まぁそんなことは気にしない。



それから待つこと約30分。

もちろん、生徒は全員ウンザリである。

そんな頃にやっと入学式がスタートした。

国家斉唱では、先生だけが一生懸命歌っていた。

校長式辞では、校長の長ったらしい話を聞かされた。

しかも校長は、「新入生諸君、ご入学おめくぁwせdrftgyふじこlp;@す。」と、

一番大切なところを噛んだ。

僕はもちろん必死で笑いを堪えた。

更に、「学べることは諸君の特権です」と言いたいらしいのだが、

「ま、学べることは、しょ、諸君のと、とっ、特性、と、特権です」となった。

いっぺん、特性ってはっきり言ったね?

極めつけには、「君たちには、精一杯学んでもらうことが求めています」

文法が明らかにおかしい。



緊張のせいなのか何なのかはよく分からないが、見ていてやっていられない。

先生方、「どうせぼーっとしてて話なんか聞いてないだろう」なんて思ってるかも知れませんけど、

とりあえず僕はばっちり聞いてましたよ。その無様な姿を。




その式辞の最中、さっきのアニメオタクは眠っていた。 よし!





僕らの学年は、3学科合わせて130人ほど。

うちわけ、男子約120名、女子9名。

男子は何人か分からんけど、女子は9人です。僕も入れて。



さーて、頑張るぞ!

義務教育最後の一日

今日は3月31日、僕の義務教育最後の一日である。

9年間の義務から僕は、あと数時間で解放される。

そして、解放と引き換えに責任を受け取る。

そういう世界で、僕らは生きている。


長かった義務の拘束も、終わってみると短いものだ。

まぁ、大体過去は凝縮されていくから、そんなもんなんだけど、

振り返ってみると、本当に自分はこんな道を9年間もかけて歩んできたのか?と思う。




最近、滅法書くことが少なくなったので、近いうちにここを消すかもしれない。

そして新たなブログを開設して、一人でコツコツまた書き込んでいく。


なめくじは、自分の歩んできた道に液体のようなものを残しているけど、

僕はもちろんなめくじではないので、何も残さない。

またどこかで、誰も知らぬところで生まれる。



僕の人生も、そんな感じだと凄く気楽なんだけどなぁ。

何も引きずらず、何も残さず、好きなときに全てを消し去って、

新しい場所で一歩を踏み出す。

これって凄く幸せなことだと思う。

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