誰かに向かって叫ぶ言葉/むしろ僕に向かってささやく言葉 -2ページ目

4年の月日が生み出す過去との誤差

明日と明後日で、祖父母の家に泊まりに行って来る。

例の、モスクワ放送と北京放送が聴けて、夜には真の闇を知ることが出来る場所である。


僕は、大分前からこれを楽しみにしてきたのだが、

計算外の邪魔者がどうやら割り込んでくるらしい。



それが、僕のイトコの三姉妹である。

彼女たちも偶然、明日その祖父母の家に泊まりに来るらしい。

まぁ、その三姉妹の一番上が僕と同年、二番目が二つ下、末っ子が五つ下で僕の弟と同年だから、

この春休みシーズンに重なることくらい、そんな吉兆なことではないのだけど、

何にしろ女というのはうるさい生き物である。


僕がいうのもどうかと思うけど、本当にうるさい。

しかも、数が増えれば増えるほど、実際の人数よりも強大なものになる。

寂れた田舎で穏やかなひと時を過ごそうと思っていた僕にとっては、

それは非常に厄介なものだ。



すると、

母親が、「あら、昔はあの子たちが来ないとがっかりしてたじゃない」と言った。

その昔というのは、4年前のことである。

僕と一番目はまだ小6で、二番目は小4、弟と三番目は小1だ。

その頃はまだ、そのイトコたちとも友達みたいな関係でワイワイやっていた。

僕自身も、友達とお泊り会をやっているような気分だった。


しかし、もうあれから4年も立ったのだ。

僕と一番目は高1、二番目は中2、弟と三番目は小4だ。

特に、中学生に入ると、思春期と環境の変化等々により、人格がガラリと変わる。


僕が中1の時には、誰かが人の物を盗み、誰かが弱い者に本気で暴力を振るった。

中2の時には、ガラスが日常茶飯事で割れて、女たちがコン●ームを振りかざした。

転校生は有無を言わさず嫌われて、皆から除け者にされた。

中3の時には、授業中に突然誰かが出て行って、消しゴムのカスが飛び交った。



この凄まじい変化に対応できなかった人たちが弱い者とされ、

舞台から転げ落ちて、学校に来なくなった。そういう世界だ。




そうやって、3年間で僕らは洗練された。

小学校の時とはまるで別人だ。

こうやって、大人と子供はすっぱり分かれるのだ。






こんな輪を潜り抜けた僕らが、同じ場所に帰って来ることはない。

洗練されてしまったのだ。

もうそれは、魚とかまぼこを迎え合わせるみたいなものだ。

まったくの別物。 自然と加工。


だから、人間ってのは駄目になってしまうんだ。

こんなおかしな進行を「成長」と呼んでしまうから。

油断禁物、そして期待。

今日は高専の事前補習みたいなもんがありました。

学科ごとに一クラスしかないんだけど、やっぱり皆緊張気味。


でも、僕が見た限りでは、今まで通ってきた中学から比べれば大分いいような気がする。

人の質が高い。 嫌な奴がいない。

もしかしたら、僕が描いてきた理想のクラスに最も近いかもしれない。

この中で僕は、今までの人生の中で最もクオリティの高い5年を過ごせるかもしれない。

期待が、期待が、僕を上へ押し上げる。




しかし。

油断は禁物。

慣れてきたら、どんな奴が現れるか分からない。


「上手く踊るんだ、皆が関心するくらい」



上手く踊れるだろうか、「僕」のように。

流されてはいけないけど前に進まなくちゃいけない

最近、ここに書き込む回数が激減したと思う。

理由は分からない。

なんとなく書く気がしなかっただけだ。


それでも、現実は平坦に進んでいく。

当たり前のことだけど、そこには感情による浮き沈みがない。

現実はロボットのように、確実に進んでく。

そして僕らは、それに流されてはいけない。


でも、前に進まなくちゃいけない。



仮入学が終わった。

学科ごとに一クラスしかないらしい。

つまり、僕とゆかさんは退学をしない限り、これから5年間、ほぼ毎日顔をあわせることになる。

制服は3月31日に受け取る。 4月1日の入学式には間に合うらしい。

そして4日から、突如研修が始まる。 2泊3日で、県内の田舎に。

それから4月の半ばにはテストがある。


こういう風に、何もかも進んでいく。

いつまでも、置いてきぼりでもいいと現実に背を向けていてはいけない。

明日は事前補習がある。

まきは定時の試験だ。

31日には離任式があって、数人の恩師が僕らの中学から消える。




何もかも消える。

砂漠のように、その中の砂が多少入れ替わっても全く分からないということはない。

でも、なくなるものはなくなる。

僕の前から消える。

僕が立ち尽くしていても、進んでいても、

結局はどこかの渦の中でめぐり合わせて、また飲み込まれていく。




本当に、脆いものだ。

今日は仮入学だ

今日は高専の仮入学である。


・・・でも仮入学って何するんだろう?

全然検討がつかない。



とりあえず困っているのが、服である。

実は、第一回採寸が2月の半ばにあっったのだが、

僕はその頃まだ公立志望だったので当然行っていない。

僕が察するに(多分一般的に)高専なんて、そこ一本の人がほとんどなんじゃないかと思う。

・・・ということは、皆採寸を済ませている。


採寸をした人は、2,3日前に制服がもう届いているらしい。

僕は、明日仮入学のときに採寸もしてくる。


・・・で、採寸していない人は明日、中学校の制服を着ていなければならない。





まぁ、明日はそれで終わったとする。

でも、第一回採寸が2月半ばで、届くのが3月の半ば。

その間、約1ヶ月である。

ということは、明日採寸したら、来るのは4月後半?

それまで僕は、中学校の制服で登校するのだろうか?

「あなたはうつ病の疑いがあります」

さっき、某23掲示板の・・・板名は忘れたけど、うつに近い人たちが集まる板があって、

そこで「ADHD(注意欠陥多動性障害)」ってのを初めて知った。 

とりあえず、主な症状を◎・○・△・×の四段階で調べてみる。


【ADHDになってる人の主な症状】

・本を読むのが苦手  ・・・  ×おっと、いきなり脱線!

・人と話すのが苦手  ・・・  ○駄目だ!

・電話が苦手      ・・・  ◎人とのコミュニケーション手段の中で一番苦手です。

・記憶があいまい    ・・・  △どうだろう?そうでもないような気がする。

・気分にムラがある  ・・・  ◎具体例として、毎日考える事や感じた事が全く違う、意識してないのに書体

                    が変わる! ・・・まったくその通りだ。

・やる気が出ない    ・・・  ○僕、基本形がやる気なしです。 でも燃えると何処までもゆけます(!

・白昼夢         ・・・  ○具体例として、授業中などにジッとできず、空想に浸る・・・というか、眠る。

・チャンネルガチャガチャ    ・・・  ×みたいものは集中してみます。

・不器用         ・・・  ◎具体例として、家庭ではいつも居残り、技術ではハンダ失敗・・・ぴったり。

・忘れ物が多い     ・・・  ×僕は忘れ物はあまり前例がありません。 持って来るのが面倒で、わざと                                

                    忘れてくることはあったけど。

・物をよく失くす     ・・・  △失くすこともちょこちょこあるけど、僕の場合それを恐れて、何度も何度も                       

                    確認してしまう方ですね。   

・とりあえずができない ・・・  ◎具体例として、思いついた時点でそっちを優先してしまう、「後でちゃんとや                   

                    るから」が口癖、中途半端が大嫌い・・・そのまんまです。

・ソワソワする      ・・・ ◎人と話している時、常に何かをいじっていたり・・・話を聞いていない様に見                 

                    られる。 ・・・小学校の時から個人懇談では毎回言われてます。

・遅刻する        ・・・  ○遅刻しますね。 てか時間にルーズ。 ・・・なのに今年は皆勤賞。 何故!

・片付けられない    ・・・  ×片付けは好きです。物を捨てるのが好き。逆にすっきりしてないと腹立つ。

・先延ばし        ・・・   △人より時間がかかるので、やる前から面倒臭がる。何もかもめんどい。

・物をよく壊す      ・・・   ×壊しません。 物は大切に。

・フケル          ・・・   △出たくない授業をサボって、空き教室で本読んでたことはある。 

                     でも3ヶ月にいっぺんくらいですよ。

・団体行動が苦手   ・・・   ◎人の話をあまり聞けないので、基本的にズれてます。共存不可。

・車の運転が危ない  ・・・   ?まだ車運転できません。

・嘘や言い訳       ・・・  ×僕は阿呆なくらい素直です。逆に咄嗟の交わしが出来ない。




んん、別に僕はADHDではないのかな?

×も結構あるし。◎も結構あるけど。

「気分にムラがある」ってのは本当ですね。

昨日と今日である物事に対する考え方が180°回転してるときがある。

字も、すげぇ達筆なときもあれば、そこいらの男子よりも醜いこともある。

「とりあえずができない」ってのは、本当にできない。

こないだなんか、風呂入ろうとして下着になったのに、突如此処に書きたいことを思いついて、

そのまま自室に直行したこともあります。

これはちょっと病的かもと思った。




・・・にしても、これってすべて当てはまらない人とかいないでしょう?

逆にそういう人の方がおかしいと思う。





で、やっぱり僕はそういう診断とかすると「あなたはうつ病の疑いがあります」って言われるわけだが。