娘1号は他人(ひと)よりも多少、絵心があるらしい。
オヤジが何でこの絵が??と、思うような絵でもそれ系の人たちには、良く見えるらしいのだ。
で、オヤジは今迄それとなく、娘1号に「オヤジのブログに乗せたら、他の人たちが見て、誰かがお前の絵を応援してくれる人たちがいるかもしれないぞ??」
と、誘ってみたのだが、娘1号はやはりブログという得体のしれない物に興味が無く、今迄断り続けていた。
ところが、今回、文化祭の出品の関係で出会った、あるYOUTUBERさんとの関りで、自分の絵も載せたいと言う気になったのだ。
で、手っ取り早くネットで自分の絵を載せるとしたら、やはりオヤジのブログに載せるのが早いと言う事で、今回は娘1号の絵画のブログデビューとなったのだ。
とりあえずは第一便として、娘1号がとある絵の展覧会で銀賞を取った絵を載せたいと思う。
娘1号は高校生の頃から、その系列の出品には結構受賞が多く、しかも佳作が多い為、出す作品、出す作品がかならず東京の由緒正しき美術館に、展示を求められてきた。
ド・ケチオヤジというと、受賞=賞金という文字が頭に浮かび、「いくらもらえるのだ??」と喜んでいたのだが・・・・
東京の有名な美術館への展示は名誉の事だが、なにせ展示に当たって、額縁を借りで展示代という事で、2万円から3万円の請求が来ていた。
娘1号が高校生の時はオヤジがまさか出すなとも言えず、泣く泣く出展料を支払っていたのだ。
これが正に受賞貧乏という事だ。(苦笑♪)
で、今回の銀賞の絵は額縁を借りて、出展料は約1万円ぐらいかかったらしい。
今回、銀賞を取った絵がこの絵である。
オヤジ的には何か絵本に出てくるような、ほのぼのとした絵のようだというだけで、感想はというと・・・・
凡人のオヤジにはこの絵の素晴らしさが全くわからん。(苦笑♪)
やはり絵の関係者には、この絵の非凡さが判るみたいである。
で、この話にはオチがあり、もしこの絵が欲しい人が現れたら、8万円で売れるという事であった。
それを聞いたオヤジは、最初、売り渋る娘1号に、「とにかく1枚でも売れれば、お前はプロとして認められるのだから、まずはお前の絵は売れる。という実績を作りなさい。」と、渋々売るのを許可させた。
しかし、やはりよこしまな考えを持つオヤジの行為は、全て神様がお見通しで、残念ながらこの絵は誰にも買い手が付くことなく、いまはお世話になっているS車両さんの事務所に飾られて、静かに余生を暮らしている。
まあ、オヤジとしては変な自信がついて、このまま画家になると言われるよりも、真っ当な人生を送って欲しいと思っているので、ホッと一安心という事である。
今回は娘1号の絵画デビューという事なので、今後、新しい作品が出来たら、定期的に載せたいと思う。
さてさて、ギネス認定とは何ぞやというと??
勿論娘1号の絵の事ではない。
良かったら当時の記事なので、読んでみてください。
10月10日に登別から強行軍で走った新冠にあるディマシオ美術館に飾られている、あの世界最大の油絵なのだが、オヤジ達が見学後、今回、11/14日に世界最大の油絵という事で、ギネスに認定されたという事であった。
以前、一人で見に行った時も、世界最大とは書かれていたが、まさかギネスブックの正式に載るほど凄い油絵とは思わなかった。これで名実ともに世界一の油絵である。
あっ。画面が光っているのは、嬉しくて保存用として新聞の記事にラミネート貼っているから、多少見ずらいのは勘弁ね。
今回、娘1号と新聞に載った記事を読んで驚いたものだ。
そして同じ北海道民として、うれしく思ったのだ。
この絵ね。
そして1日数回、光と音楽によって、壮大な叙事詩を奏でる作品にもなるのだ。
入館料は一人1,700円。
残念ながら12月の16日(月)からは、冬季休館となるみたいである。
もう一度見に行きたいとは思うのだが、なにせ非常に遠い。
あの北海道の南の果ての襟裳岬の先にある日高の新冠である。
1回目は連休を取って2日間かけて(もっとも最初の1日目は札幌のバンクシー展を見に行ったのだが・・・・)で、今回は片道6時間かけて帰ってきた場所である。
多分、オヤジの歳では今後、もう気軽に見に行ける場所では無いなぁーーー。
やはり気になった場所には、いつか行ってみようではなく、機会があればすぐに見に行こうと言う気持ちが正しかった。ということであろう。