登別伊達時代村旅行 ー0-  | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 8月に旅行当日になって中止になった、登別伊達時代村への旅行。

 

 

 10月に入り娘との休日が重なったので、リベンジとなった!!

 

 工程は支笏湖の上の位置にある、伊達市大滝区のキノコ王国でキノコ汁を飲みながら登別の伊達時代村に行こうとなった。

 同じ伊達市であるから、場所もそんなに遠くはないと感じた。

 

  決行の1週間ほど前であった。

「お父さん。ディマシオ美術館は遠いかなぁーー??」と、娘が聞いてきた。

「うーーん・・・そうだなぁーー。あそこは襟裳岬の更に超えた新冠だから、あそこのに行くだけで片道6時間以上かかるから、かなり遠いなぁーーー。」

「だから時代村に行ってから、その美術館に行くのはかなり難しいなぁーー。」

 と答えたオヤジであった。

 

 その後、地図を見ながらディマシオ美術館を見ていたら、奇妙な事に気が付いた。

 ディマシオ美術館のある新冠は、登別の近くの苫小牧から意外と近いのだ。

 

 そういえば、1度目に行った時は、札幌のバンクシー展を見てから苫小牧経由で新冠に走ったら、高速を使って4時間ぐらいで着いた記憶があった。

 

 しかし、その翌日が殆ど強行軍で、美術館に1時間ぐらい見学してから、11時からトンボ帰りで高速を使って自宅に帰ってようやく、7時ごろ帰ってきた記憶があった。

 

 その瞬間、オヤジの頭の中には、会社が終ってから真夜中に札幌方面に向かって走り、途中で宿泊。

 翌日、大滝区のキノコ王国で、キノコ汁を飲んだ後、時代村、くま牧場、地獄谷を巡り、その日は苫小牧で宿泊。

 

 翌日は高速(バイパス)を使って新冠まで走り、10時オープンのデイマシオ美術館を1時間ほど見学。

 11時出発!!速攻で平取経由で占冠に向かい、高速を使って足寄まで一気に走り、帰ってくるという計画を立てた。

 

 で、ここでキモとなる時間は、占冠の高速に乗る時間が、遅くても午後の1時までに入らないと、自宅の帰りがいつになるかわからないという事なのだ。

 

 かなり厳しい日程ではあるが、こんな時にこそスポーッカーのS2000の威力が発揮できるという物だろう。

 

 オヤジは基本高速は使わない。

理由は追い越し禁止車線に入ると、ほとんど一般道と変わらない速度になるのと、真夜中に走ったら、一般道も高速道路並みの速度で走れるからだ。

 

 さらに決定的な事は、S2000はスポーッカーである。

非常に背が低いために、高速道路の出口の料金の入金口が、一般車向けに高いために、S2000では入れる事がとても難しいのだ。

 

 人がいればまだ楽なのだが、最近は無人化が広まって、お金を入れる為に、ドァーを少し開けながらお金を入れないと、入れることが出来ないのだ。

 その間渋滞になる後ろの列。

 

 一度なんか料金チケットを入れようとして、風で飛ばされて、慌てて外に出て拾ってから、お金を支払った事があったもんね。(苦笑♪)

 

 そんなこともあって、ほどんどは高速道路は利用しないのだが、今回は苫小牧から新冠までの浦和方面行のバイパスと、占冠から足寄までの高速道路を使う事とした。

 

 それだけ2日目の日程が、タイトな計画であった。

 

そうして10月8日(火)いよいよ、登別迄の旅が始まった。