マンガMFGから現代の車の電気化を真面目に考えてみた。 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 

 今月もついにコミックMFGの新刊が出ましたねぇーーーー。

 

 あの人気漫画イニDの続編、藤原拓海の弟子として日本のMFGに参戦した片桐夏向。

 

 さてさて、このMFGの新刊17巻にオヤジにとっては興味深いセリフが出ていた。

 

 いまやMFGの重鎮でもあり解説者にもなっている須藤京一が毒を吐くセリフです。

 

 

 

この男ですね。

 かってイニDではランエボの帝王と呼ばれ、主人公の拓海とバトルを行い、唯一初代86の黒星を付けた男。

 

 彼は今の急速な車の電気化の流れは、単純な環境問題というよりも、日本車の自動車の技術が世界中の自動車を完全に凌駕してしまった事による、日本車叩きというセリフがあります。(よーするにハイブリット車の事でしょうねぇーー。)

 

 

  かく言うオヤジも実は一時期、電気自動車の購入を考えていた時期があった。

 

 理由は充電した電気代とガソリン代を考えたときに、明らかに電気代のほうが安いらしいのだ。(買っていないから、詳しくはわからないが・・・)

 

 だけど購入を止めたのは理由が3つあった。

 

 ●まずは電気自動車の購入代は当時は異常に高かった。

 

 オヤジのようなリーマンにはとっても手が出せるような金額では無かったと記憶している。

 (たしか安い家が1件買えるような、素敵な金額であった。)

 

 ●さらに連続走行距離が異常に短い。

 

 フル充電で200kmも走れます!!と、技術者は力強く言い切ったが、いっきに1回に600kmも走るオヤジにとっては「はぁ何それ?????」と笑い出した。

(当時の事ね。いまはかなり長くなっているらしいが・・・・)

 

 さらに1回の急速充電には30分以上かかるらしかった。

(自分の住んでいる街でのお買い物カーなら充分に使える車だと思うが・・・)

 

 ●そして決定的に、電気自動車が使えないと感じたのは・・・・

 

 北海道は冬に猛吹雪がたまーにある。

 

 そんな時に車で外にでようなものなら・・・・何時間も立ち往生をしてしまう。

 

 現にオヤジは過去、ガス欠で猛吹雪の中16時間程、国道で家族と共に立ち往生してしまい、生死の境をさ迷った経験があります。

 

 

 

 興味がある方はこちらのブログをご覧ください。

 

 この日、残念ながら他の地域で二組の家族の犠牲者が出た日であった。

 

 だから普段、車を自分の足のようにしているオヤジにとっては、冬の吹雪の立ち往生は、まさに生死にかかわる事なのだ。

 

 例えば充電に関しては、バッテリーを世界共通のカートリッジバッテリーにして、そのバッテリーを購入する事で、移動距離の長期化は出来るとは思う。(だけど、各メーカーの共通バッテリー化は不可能だろうなぁーー。)

 

 さらに車の電気化による電気を作るのは、たぶん火力発電が中心の現代では、化石燃料(石油)を大量に使って電気を作り、さらにその電気で車を走らせる。

 実に効率の悪い事である。

 

 蛇足ではあるが、電器屋の頃に覚えた部屋の暖房のコストは、1時間のかかるコストは灯油で10円、ガスで20円。電気が30円と一番コストがかかり、しかも電気暖房は2畳以上の広い部屋では寒くて使えないほど、効率が一番悪いのである。

 

 いま、一人の少女が環境問題で、化石燃料の廃止を世界的に訴えて、世界中に注目を浴びている。

 

 しかし問題は化石燃料をの廃止をするには、次世代の燃料を何に変えるかが一番重要な事である。

 

 TOYOTAが水素エンジンの開発を急いでいると聞く。

 しかしこれもまだまだ実現化は難しいと感じる。

 

 急速の自動車やバイクの電気化の裏には、まだまだ様々な問題があると、オヤジは考えてしまう。

 

  せめて北海道や秋田、新潟の様な豪雪地帯がある場所には、全面的な化石燃料車廃止ではなく、ハイブリット車はOK!!という案は出ないであろうか??

 

 人の命を犠牲にしてまで強行する電気化はどこか違うのではないか??と感じでしまう。

 

「電気自動車なんかわたしにいわせればゴミです。」

 

 

 と、オヤジも須藤京一のように毒を吐き、窓から見える銀色に鈍く光り輝くS2000をそっと見つめた。

 

 

 

 

 

 もし、良かったら今のオヤジの生き方に、多大なる影響を与えてくれた、この二人のブログに遊びに行ってみて下さい。