車のイベントで大忙しの1日。プロローグ:0 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 1ヶ月ほど前の事であった。

久し振りにネットで、今年の旧車のイベントの開催日を見た時であった。

 

7月2日。日曜日

赤平:スカイライン、GTRのオーナーズ・ミーティング開催。

砂川:180SX:オーナーズミーティング+ドリフト走行開催。

妹背牛:おらが自慢の車・集合。

 

と、車好きならよだれを垂れ流すほどの、大好きなイベントが3ヶ所でやっていた。

 

しかし、残念ながら今回のオヤジの休みは1日(土)のみであった。

「これは不覚だ!!オヤジの人生一番の不覚だ!!」と、後日、この日を知って、地団太を踏んで悔しがったのは言うまでもない。

 

 数日前の事であった。

休憩中のオヤジの元に、店長が深刻そうな顔でやって来た。

「ちょっといいですか??オヤジさん。」

「大変まずい事に、オヤジさんが休みの●日のこの日に、用事が出来たので、休みをずらしてもらっていいですか??」と、申し訳なさそうにやってきた。

 

 オヤジは特別その日は予定は無かったので、「ああっ。全然かまわないですよ。」というと、「替りの休みは2日にずらします。」と言ってきた。

「わかりました。●日の休みを2日にずらすという事ですね。」

「了解しました、それでは1日、2日は休みという事で。」

 

 そして、確か2日は何かあったかなぁーーー??と、頼りない記憶を呼び起こしていくと・・・2日は車の大好きなオヤジにとっては、よだれものの日であった。

 

 早速、帰るや否や、娘1号に1日、2日の予定を聞くと、いつもの絵画教室以外は無い。という事だったので、急遽、旭川旅行に行く事を告げた。

 

 娘1号が大喜びをしたのは言うまでもない。

 

まずは予定である。

2日の車のイベントはどこに行くかという事、1日は旭川のどこで遊ぶかを考えた。

 

 いつも行く美術館は、展示物が無いため、休館中となっていた。

そこで1日の予定は、起きたらすぐに旭川に向けて出発!!

 

※恒例のオヤジの行動なら、仕事が終わったして旭川に向かって、健康ランドで一泊。

そして起きてから目的地に走る。というパターンである。

 しかし健康ランドでは寝れない為、わざわざお金を出していくところでもない。さらに前日の1日にホテルで宿泊するので、家で寝てから朝早く旭川に向けて走っても、充分に間に合うからだ。

 

 そしてオヤジの手帳に、旭川:みずのラーメン:生姜醤油ラーメンを食べる。という事が記入されていたので、1日目の昼はこのラーメン屋さんで昼を食べ、午後から旭川から1時間ぐらい離れている、砂川のこどもの国を見て回る。

 そしてまた旭川に戻ってきて、食事、ホテルに宿泊。

 

 翌2日にクルマのイベント会場に走るという事とした。

 

 さて、車のイベント会場は、今回はどの会場にしようかと考えていると・・・

 

 ふとネットで地図を出して砂川を中心にして各イベント会場の距離を測ってみたら・・・

 

 砂川→赤平:約30km(時間で約30分)

 砂川→妹背牛:約30km(時間で約30分)の距離にあるとわかった。

 

 そこで、オヤジはどこのイベント会場ではなく、3ヶ所ともに、全部見て回ろうと考えたのだ。

 

 最大の問題は妹背牛。イベントが終るのが、午後4時なのだが、旭川迄約40kmの距離であるが、滝川経由で旭川に向かうと、時間にして1時間。さらに旭川の街を抜け出るのに30分。

 高速のバイパスがあるピップに入るのに,約30分かかり、ここから高速で走って、3時間は軽くかかってしまうと考えられた。

 

 よーするに、 最後の車のイベント会場から自宅に帰ってくるのに、休憩、夕食無して走り続けて、約5時間もかかり、到着が9時過ぎとなるのだ。

問題はここだったのだ。

 

 娘1号の職場は朝が早い。その為、いつもは午後9時には就寝しているのだが、流石に9時過ぎに帰るとなれば、翌日の出社に影響が出てしまう。

 

 更に悪い事に、1日、2日は全国的に記録的大雨が降り、災害級の土砂崩れが起きる為、不用意な外出は控えてください。という注意報が流れていた。

 

 現に木曜、金曜日には土砂降りが降り続き、土曜日からの出発に、大きな不安な要素を残していた。

 

 もし、良かったら今のオヤジの生き方に、多大なる影響を与えてくれた、この二人のブログに遊びに行ってみて下さい。