(N163)2024(令和6)年プロ野球順位予想 | BLUEのブログ

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スケールのでかいオレの投稿

明日からキャンプイン!!…という事で、今回は今年のプロ野球の順位予想をしてみました。

 

12球団のストーブリーグの傾向を考えた上で順位予想をしたところ、今年は以下の通りになると思われます。

【セ・リーグ】

阪神

ヤクルト

巨人

DeNA

広島

中日

【パ・リーグ】

オリックス

ソフトバンク

西武

日本ハム

ロッテ

楽天

 


 

セ・リーグは昨年「アレ」を手に入れた阪神が優位な状況です。これに昨年Aクラスの広島DeNA、そして新監督を迎えた巨人、さらに一昨年まで連覇していたヤクルトを含めた優勝争いが見たいところです。また、中日は立浪監督が3年契約の最終年となり、どこまで意地を見せられるかが注目されます。

 

阪神

(昨年優勝→CS突破→日本一達成)

 

昨年は岡田監督が復帰して1985年以来38年ぶりのアレのアレ日本一と全てが上手くいったシーズンでした。今年は球団史上初(厳密には1937年秋~1938年春以来で、1シーズン制移行後で初)となる連覇に挑みますが、昨年とほぼ戦力が変わっておらず全体的に選手が若くまだまだ伸びしろがある事を考え、「アレンパ」は十分可能な状況にあると判断しました。「守りの野球」を掲げる上でとにかく投手力が高い上に野手も選球眼と機動力に長けている選手が多く、チーム状態は3連覇した頃の広島に近いと言えるかもしれません。

 

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ヤクルト

(昨年5位)

 

昨年は開幕5連勝でスタートしながら最終戦のサヨナラ勝ちで最下位を免れる最悪の状況でしたが、流石に一昨年まで連覇していたこのチームが再び同じ間違いをする訳にはいかないでしょう。戦力自体は優勝した時とほぼ変わらず、今年は抑え候補のエスピナルを獲得しました。昨年は不完全燃焼だった塩見・山田・中村に加え、投手では勤続疲労気味だったリリーフ陣を筆頭に高橋・奥川・吉村といったエース候補が躍動すれば、昨年とは全く逆の展開に持っていく事も予想されます。そして、再び優勝争いに加わるためには何よりも「村神様」の完全復活が欠かせません。


巨人

(昨年4位)

 

阿部新監督を迎える今シーズンは、球界の盟主としてCS進出が「使命」となるでしょう。FA補強こそ凍結しましたがトレードを積極的に使って選手を補強し、中田翔を放出したものの戦力バランスとしてはむしろ昨年より良くなったように感じます。元々打線が強いチームであり、懸案事項だったリリーフ投手をFAなしで補強出来たのはプラスです。そして、昨年成長を遂げた秋広や山崎伊織が一本立ちすればチームに勢いが出ると思われ、クローザーの大勢がフルで働けるかもポイントとなります。原さんは就任1年目で日本一を達成しましたが阿部慎之助はどうなるか!?


DeNA

(昨年3位→CSは1stで敗退)

 

昨年は1998年以来の貯金を記録しましたが、今年はエース今永と主軸のソトが退団し1段階チーム力が落ちた事で順位もまた1つ落とす予想としました。しかし、選手層自体はそこそこあるチームなので最下位転落はないと見ています。投手は昨年最多勝の東がキーマンとなると思いますが、名球会入りの基準となる250セーブが迫る山崎康晃の復活も注目の1つと言えるでしょう。野手は個々のレベルが高く更なる得点力向上を期待したいところで、クリーンナップがセ・リーグNo.1と言える中で契約最終年のオースティンが今度こそ復活してくれる事が何よりの願いです。


広島

(昨年2位→CSはファイナルで敗退)

 

昨年は新井さんが監督となって大躍進を果たしたこのチームですが、今年はポイントゲッターの西川がFA移籍してしまい得点力低下が避けられない事を考え、再びBクラスに転落する予想となりました。元々選手層が薄いチームであり、チーム力が低下した中での新井采配は改めて真価が問われると思います。投手はまず故障者をどれだけ出さないかがポイントとなり、森下・栗林は特にフル回転する事が求められます。野手は新外国人の働きも注目されますが、西川が抜けて菊池・秋山が衰える段階にある中でどの程度若手が一本立ち出来るかも注視しなければいけません。

 

中日

(昨年最下位)

 

立浪政権3年目となる今年はオフに積極的な補強を行いました。しかし、新戦力を含めて不確定要素が多い事を考え、今年も最下位予想とさせて頂きました。ただ、エースの大野雄大が復帰するため昨年ほどの転落はないと思われます。投手力こそ優勝した阪神の次に良いこのチームですが、何よりも懸案なのは打線です。打点マシンの中田が入ったのは大きなプラスですがそれ以外が心もとない感じで、特に移籍2年目の細川が「ジンクス」にハマらない事が上位進出への絶対条件です。そして何よりも昨年「米騒動」となった立浪監督がこれ以上何かやらかさない事を願う…。

 


 

パ・リーグオリックスの3連覇に大きく貢献した山本由伸が大谷の下僕となった日本を去った事で他球団との戦力差がなくなりました。さらに各球団共に戦力が流動的となり、順位予想は最後まで困難を極めました。下手すると、首位から最下位まで10ゲーム差以内の大混戦となる可能性も十分考えられます。


オリックス

(昨年優勝→CS突破→日本シリーズで敗退)

 

山本由伸が退団した今年は中嶋監督の評価が決まるシーズンとなると思われます。FAで西川を補強してさらに打線が強くなる中で、投手陣は山崎福也までFA移籍となり約30勝が抜けました。しかし、それを考えても投手陣のレベルは他球団に見劣りせず、何よりも選手たちの3連覇した「経験」が大きいと思われ、やはり優勝する可能性が高いのはこのチームかなと判断しました。もしリーグ4連覇ならNPBでは1994年の西武以来29年ぶり(球団史上でも阪急時代の1978年以来46年ぶり)で、直近ではセ・リーグ巨人広島が失敗しているがオリックスは果たして!?

 

ソフトバンク

(昨年3位→CSは1stで敗退)


小久保新監督が満を持して就任した今年は大幅に選手を入れ替えて「変革」のシーズンとなる事が予想されます。オフには山川・ウォーカーを獲得し、それに柳田・近藤・周東などがいる打線はパ・リーグでも有数の強さを誇ります。ただ、やはり投手陣が中途半端な状況であり、モイネロに先発転向の噂があるようにかなりの苦労が見込まれ、今年も優勝には届かないと予想しました。それでも選手層は絶対王者だった頃よりは薄くなったものの他球団と比べればある方であり、和田以外のベテランを一層した事により若手の新陳代謝を促す効果も期待したいところです。

 

西武

(昨年5位)

 

昨年は山川の不祥事により山賊打線の終焉が訪れて貧打に陥り、これがBクラス転落に直結しました。しかし、投手陣は優勝した時よりも大幅改善されております。今年はその投手力を武器に順位を大幅に押し上げる予想となり、特に人的補償で獲得した甲斐野がクローザーを務める可能性も十分考えられます。そして、CS進出にはやはり打線が少しでも「復活」する事が条件で、もちろん新外国人も重要ですがやはり中村・山川の系統を引き継ぐ渡部の飛躍がポイントとなってきます。また、松井監督が目指す「走る野球」が2年目にどこまで実践できるかも注目点です。

 

日本ハム

(昨年最下位)

 

今年はエスコンフィールドへの移転2年目とあって、新庄監督はまさに「勝負」の年として打って出るでしょう。上沢がMLB挑戦となりましたがFAで山崎福也を獲得する事で穴を埋め、さらにメジャー108発男であるレイエスの補強にも成功しました。そして、チーム全体が若くて伸び盛りの選手が多く、伊藤・万波・清宮といったスター候補がどこまで成績を伸ばすかが注目です。ただ、他球団と比べるとやはりまだ選手層が薄く、再びCSの常連となるにはより多くの選手がブレイクする事が条件となるでしょう。また、NPB2年目となる加藤豪将の成績も注視したいです。

 

ロッテ

(昨年2位→CSはファイナルで敗退)

 

今年は良くも悪くも「令和の怪物」佐々木朗希がキーマンです。ただ、昨年の後半戦における失速や佐々木が1年間フル回転する計算が出来ない事、さらには本拠地のウグイス嬢だった谷保さんがいない事による選手のモチベーションに及ぼす影響などを考えてこの順位を予想しました。打線はDeNAからソトを獲得しましたが、全体の迫力を維持するには山口・安田・ポランコ辺りの中軸が重要です。対して、投手陣は先発・リリーフ共にあと1枚足りず益田もベテランとなり、ここで侍ジャパンまで指導した名伯楽・吉井理人がどのようにやり繰りしていくのでしょうか!?

 

楽天

(昨年4位)

 

昨年まで監督を務めた石井一久がSDとなり、今年から今江新監督が40歳という若さで就任しました。当然、その手腕が注目される事となりますが、安楽のパワハラ10年近くクローザーを務めた松井裕樹の退団はあまりにも痛く、この最下位予想だけはすぐに決まりました。このチームは打線が悪くないだけにまずは投手陣の立て直し……特にリリーフ陣の穴をどーにかしなければいけません。さらに先発にも田中将大などベテランが多く、1人でも多く若手が台頭する事がチーム浮上への材料となります。野手も浅村への依存を少しでも減らす事を心掛けていく必要があります。

 

 

なお、全て順位が外れてもそれについてのお詫びのコメントは一切致しません。